模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

時刻表あれこれ

2023年02月28日 | 本・雑誌

寝る前には何か本を読むのが長年の習慣です。
最近のお相手は1964年10月の交通公社時刻表です。もちろん読みやすい復刻版。
この前たまたま大学の同級生のブログを観たら、やつは私の読んでる時刻表のひと月前の9月号を読んで楽しんでる、という記事をアップしてました。
同じようなことを、あまりにも同じタイミングでしていたので、すぐにLINEしちゃいました。
やつとは学生の頃、北海道フリー切符を使って2週間以上ふたり旅した仲ですが、40年近く経っても同じようなことしてるんですな。

テキトーにエイヤッと開いて、そのページを隅から隅まで読み込みます。
そうすると何これ?っていう列車が見つかることがしばしば。

例えば、この大阪18:11発の団体専用準急は日光行のくせに東海道を東京に向かわず、名古屋で東海道を別れ、中央西線を下り長野を目指します。

木曾谷を真夜中、この頃だとD51型SLに牽かれてひた走り、早朝4:28に長野着。
長野駅で進行方向が変わるので、機関車を外された客車は放置され、出発は8:00。
この3時間半で駅を出て、朝食と善光寺参りを済ましてから席に戻ってね、っていう観光バスみたいな設定だったのではないかと想像します。
駅から善光寺まで約2Km、徒歩30分なので、散策を十分楽しめるでしょう。
コンビニは当然ないですが、開いているめし屋があったのでしょうか。
最低でも駅弁屋と立ち食いソバ屋はやってるんじゃないかと思いますけど。
長野を出ると碓氷峠、高崎を経て両毛線経由で東北本線に抜けて日光着15:18です。
駅から東照宮までは約3km。路線バスがあるのでそれを使えば容易に行くことはできますが、日の短くなった10月の夕暮れ間際に、バタバタと見学するかなあ。
実はこの列車には復路がありまして、日光発が20:05です。5時間弱の折り返し。
日光に泊まらずにこれに乗って帰ると、同じ経路を戻って大阪には翌日の21:03に着きます。
帰りもまた長野に早朝3:40着で11:20発と8時間も滞在します。
往復するなら車中2泊、三連休で善光寺と東照宮をハシゴできるという列車ですが、どんな人が利用していたのか。
自家用車が今ほど普及する前で、新幹線がやっと開業した月。60年近く前の日本、時間設定からターゲットは関西圏の庶民でしょう。
今の感覚だと往路と復路のどちらのみを使うのが良い気がしますね。鉄オタ限定の気もするけど。

学生でもしないような強行軍の割には、寺社というシブい目的地がチグハグな気がします。
貧しい大衆の余暇の目覚めなんでしょうか。
妄想が広がります。

こんなことをしていたら、旅したくなったので来月一人旅に出ることにしました。

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巣箱マークII

2023年02月26日 | 日曜大工

今週の祝日が何の日かわからなかったので調べたら、ヒロノミヤの誕生日だったんですね。
1年前のブログでも同じようなことを書いていたと、gooが教えてくれました。1年前のことも忘れてしまうんですな。
会社が有給休暇を消化しろと熱心なので、こういう飛び石連休の日を優先的につぶしていきます。
役職が付いていた時は部下に譲っていましたが、最近は遠慮せずに真っ先に押さえてしまいます。
長期連休の前後に休みを足すこともタブーでもなく、遠慮しませんよ。
なので今週は4連休でした。

昨年まで10年以上使用していた巣箱1号がボロくなったので廃却しました。

シジュウカラの営巣に2回使用されましたが、両方とも最盛期の4月頃ではなく遅い季節だったので、何らかのトラブルで最盛期の繁殖に失敗したカップルが背に腹は代えられず選んでくれたのだと思っています。
三角屋根で庇付き、自分の趣味嗜好でテキトーに作ったものでしたがあんまり選んでもらえなかったので、今回はネットで十分調べてから製作しました。

1番の問題点は入口の穴径。手持ちのキリが30mmだったので1号にはそれを使用しましたが、シジュウカラやヤマガラにはやや大きく、28mmが最適とのこと。大きいとスズメや外敵に入られるので嫌われるようです。
マークIIには28mmのテンプレートを作って、トリマーで明けました。
2番目に設置場所ですが、太い木の地上から2.5m以上で、枝の無い幹に掛けるということ。
都会などでは郵便ポストや信楽焼のタヌキの中に巣を作った例を観ましたが、住宅事情の良い田舎ではそんな条件の悪い物件は売れないということなんですね。

ガラクタ箱を漁って、端材の寄せ集めで作りました。
6面のうち側面の2枚だけはコンパネの1枚板ですが、他4面は屋根も含め小片2枚を継いで面積を稼いでいます。
水に弱いコンパネだけには、余っていたペンキを塗り雨対策としました。
片流れ屋根のシンプルなデザインにしました。

それとブルーベリーの樹に鳥よけネットを掛けました。
そんなことをしていたら、4連休なんかアッという間でした。定年後に毎日が日曜日になってもそんな風に過ぎていくのでしょうね。

暖かくなってきて屋外作業も苦ではなくなってきましたなあ。

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映像の鉄道

2023年02月19日 | 映像作品

昭和40年代の鉄道が出てくる映像を集めています。
最近NHKで新日本紀行のリマスター版を放送していましたが、一旦全部録画して鉄道やバスが登場する回だけ残しています。
今週は木曽森林鉄道を放送してました。C4型ディーゼル機関車が修正されたきれいな映像でたっぷり楽しめました。

それと映画です。一番最近購入したDVDがこれ。

岸恵子の扮する模範囚が、墓参りの外出を許されて故郷の羽越駅(架空)まで列車で往復するというお話。
この「約束」という映画では、キハ58系ディーゼル急行が私にとっての主役です。
急行しらゆきは金沢-青森間で実在した列車なのですが、映画の中で羽越駅のシーンはしらゆきの通らない敦賀駅で撮影されているようです。
この映画がキネマ旬報の1972年のベストテン第5位ですって。
当時の映画好きの方々はこういう映画が良かったんですね。私には良さがわかりませんでした。
この年の第3位は山田洋次の「故郷」という同じく鉄道のロードムービーでした。これも録画して持ってます。
私は山田監督の映画には面白いと感じたとか感動したとかいう作品がひとつもありません。寅さんなどは退屈過ぎて10分くらいしか我慢できませんでした。
「故郷」という映画も当時の風物の記録映画として見てましたが、今回調べて3位だったとは意外でした。
ずいぶん前に録画してあった「用心棒」と「椿三十郎」という時代劇映画を今年の正月に2本続けて観ました。とても面白かったです。
こんなに面白い「用心棒」は1961年の2位で、「椿三十郎」は1962年の5位です。1972年はよっぽど不作の年だったんですね。

ビデオテープではこんなのも持っています。
ビデオデッキが壊れる前にディスク化したいのですが、ダビング防止信号が入ってるんですよね。

先週、中学時代から録り溜めたカセットテープ200本以上を燃えるゴミの日に出しました。
再生機器が良くなったこともあって、音質的に聞くに堪えないレベルになってました。
レコードはパチパチノイズさえ気にしなければまだまだ聞けますが、磁気テープは経年で劣化してしまうようです。
ビデオテープも劣化するでしょうねえ。

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錠の修理

2023年02月18日 | 日曜大工

先日、嫁の実家の玄関引戸が壊れたから呼ばれたことを、少し書いてアップしました。
その交換部品が届いたので、先週交換しました。
その詳細です。

和式の引き戸の内錠で、上下スライドで施錠する部品。
スライドなのにサムターンという名称でした。
左の白い円筒が鍵の回転で回ります。
その回転をこのクランクした樹脂部品でスライドに変換して伝えているのですが、見事に折れてます。

このサムターン部だけならネットで7千円以下で買えるのですが、建築屋の見積書には戸先だけでなく中央部の錠とシリンダー部分全部の部品代を記載してます。
取替え処分費が15000円。私がやっても10分ほどの料金がです。こういう業界慣習なんでしょうか。


この建築屋が悪徳業者ということではないのでしょうが、商品知識と部品調達能力のレベルが非常に低いのはよくわかりました。
独り暮らしの田舎の年寄りだと、何も疑わずにこういう無駄な出費をしているのでしょう。

今はネットでプロの業者向け部品も容易に入手できるし、自分で交換している素人の方の記事なども色々アップされているので、本人にやる気があればいろいろできてしまいますね。
トイレの手洗い水栓や台所の混合水栓も、DIYで修理した方の記事をみて自分で部品を取り寄せて交換しました。
電気工事などの免許がないとできないこととかは注意しなければいけないし、失敗した場合も自己責任ですけど。
それと、ディスコンになってからも保守パーツを供給してくれるような、信頼のおけるメーカーが日本には沢山あるというところが素晴らしいことなんだと思います。

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ポチッの前には在庫確認

2023年02月07日 | 色々なお道具

最近、ツイッタでデザインナイフの替刃の話題が一部で盛り上がってました。
刃先30度の連続刃で、折ってから使用するのものです。
NTのBD-2000という100枚入りのもの。

即座に欲しいと思い近所のホームセンターをハシゴしましたが、どこもNTを扱っておらずカッターの売り場はOLFA一色でした。
NTとOLFAは棲み分けの協定かなんか結んでるのでしょうか。
しょうがないのでポチっとしました。届いたのを工具置き場に仕舞いにいくと、あらあら似たようなものを持っているではありませんか。

左上が今回買ったBD-2000で、左下の50枚入りと赤いケースのが既にありました。
元から持っていたものは黒くありません。

1個ずつ折ってデザインナイフに咥えて使用することもでき、右下のホルダーで連続のまま使用することもできます。

今回これを買った決め手は、ブレードの色が黒かったこと。
普通のカッターの9mm幅の小型刃には黒刃という職人用のブランドがあって、刃付けの角度が違うと友人が言っていました。
小型の黒刃と標準の刃を比べてみました。

左の黒刃の方が光っている刃の部分の幅が、右の鋼色の地色のものよりも長いですね。
同じ板厚のものを斜めに削いで、それが長いということは角度が寝ていて角度が鋭角なのだと思っています。
黒刃は使用中に誤ってコジるとすぐに刃先が欠けます。


今回買ったデザイン系連続刃がこれです。
デザインナイフの刃が黒刃のように更に鋭角になったのなら使ってみたいじゃないですか。


上段が赤いケースの多分標準のやつ。
中段は赤いケースに1枚だけ入っていた素性のわからない黒いやつ。
下が今回100枚も買った黒刃です。
NTのHPでは外形寸法や板厚はまったく同じです。
刃の部分の幅も比べてみましたが差がないので、刃付けの角度も同じようです。
ただ表面処理が違うだけ。
面白いのは黒刃の黒の発色が違うこと。中段は青っぽいです。
処理のロット違いによるバラツキなのか、四三酸化鉄処理とパーカー処理とか黒染め自体を変えたのか。
プラモデルも作らないのに替刃ばかり買ってどうする気だ。死ぬまでに使い切れるでしょうか。

雪の降った日、エサが見つからなくて困ったのか、家の裏の勝手口の目の前2m位のところでエサ探しを始めたカシラダカ。
木の枝にいる時は速くて撮れないんですけど。これはノートリミングです。

モズは逃げないので撮りやすい。


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