模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

本命BOZEでも外道で満足

2024年04月30日 | 釣り

GW前後の三国は真鯛シーバスの最盛期なのですが、家族サービスなどで今まで行ったことがなく、GW明けに友人たちの釣果報告をいつもうらやましく聞いていました。
どうしても行きたかったので、船長に1人空いてる日はない?と電話したところ4/28(日)で予約できました。
港集合時刻が4:30と早く、午前零時に出発し長距離をひとりで運転するのは辛いため、土曜日の午後出発し前泊にします。
ナビのお勧めコースは敦賀経由の名神&北陸道260km(3時間50分)ですが、のんびりと下道で郡上八幡から九頭竜ダムを通る有料道路無しの210㎞にしました。
少々きつい峠もあるコースですが、スピードオーバー気味に走ったら帰りは4時間10分ほどで着きました。

風もなく波もない絶好のコンディションで、気温も25度以上の釣り日和になるという予報を観ながら港の駐車場で車中泊しました。

真鯛狙いとは聞いていましたが、通常のジギング便で真鯛メインと思い込んでいました。
ところが片舷7名でドテラ流しするとのこと。完全タイラバ体制です。
漢気のある船長なので、タイラバはやらないと思い込んでメタルジグしか持ってきてません。
しかし、それが後から思えばラッキーでした。

港を出てすぐの九頭竜河口沖で5時頃から始めました。
河口の沖は川が土砂を運んでくるから、底が砂泥のポイントになるんですね。
船内1stヒットはなんと私めのエソ!
潮が効いててよい感じという船長の言葉通り、真鯛は釣れないもののポツポツとレンコダイ(キダイ)、カサゴ、カレイ、ホウボウ、マフグなどの外道が上がります。
魚探にもベイトの反応が良く映っています。

私は2尾目もエソでしたが、3尾目は小さなレンコダイをリリース。
釣れる日なら、朝まずめのひと流し目で真鯛が上がるということですが、その後も外道のレンコダイをみんなで釣りまくります。
水深90mラインなので、釣り上がるとほとんどの魚の胃袋が出てキープせざるを得ません。

7:50に重いし最後まで引くのでレンコダイじゃないなと思ったらうれしい外道のオニカサゴ。
砂泥地に小さな根でもあるのか。

その後もポツポツと飽きないほどにレンコダイが釣れ続きます。
何尾も釣ってフッキングすると引きでレンコダイと分かるようになったので、巻きながら写真を撮るナメたことまで始めます。

ジグはダイワのタングステン素材の小さなもので、FKの150g赤金。
PE1号に20lb(5号くらい)のフロロカーボンリーダーを付けてます。

この船では個人のクーラーを持ち込まず、全員の魚を船のクーラーに入れるのですが、9時の時点でこんな感じ。

潮が悪いと外道さえ釣れない日もあるので、それよりはずっとましです。
外道を釣りながら本命を待つ感じになってきました。

11:10にレンコダイより明らかに重い引きで上がってきたのは、またうれしい外道。

赤アマダイです。
同じ福井でももう少し西に行けば若狭グジと呼ばれる高級魚。
小田原でのエサ釣りで30cm以下のを釣ったことがありますが、ジグでは初めて。
アマラバといってタイラバでアマダイを釣るのが流行っていますが、タイラバじゃなくても釣れてよかった。

いつも他人のヒーローインタビューを観てるだけでしたが、たまにはジジイもお立ち台へ。
この船で記念撮影って何年ぶりだ?バカでかいケンサキイカを釣って以来か。

この次の高級外道は12:30でした。
マフグかと思いましたが、それより明らかに重たいけど、ほとんど引かずに上がってきました。

肉厚で筋肉隆々でたくましく、どう猛な肉食魚っていう面構えですが、卵を持った雌でした。
4.3kg75cmの座布団でした。

またお立ち台に呼ばれました。1日2回も撮影なんて珍しい。

ジグでヒラメを釣るのもこれまた初めて。
150gを付けたベイトリールタックルと120gを付けたスピニングタックルの2セットを持ち込みましたが、こいつはスピニングのTG120gで。

本当に運の良い日で、この日に入れてくれた船長に感謝です。
次の外道は12.50で、横の同船者がまたヒラメ?というほどロッドが曲がり重たかったのですが、2尾目のアマダイのスレ掛かりでした。
3回目のお立ち台。

その後もレンコダイがポツポツ釣れましたが、本命の真鯛は50cmほどの食べごろサイズが1尾と30cmが1尾の船内2尾。

本命が釣れなくても天気は良いし、飽きないほどには外道は釣れるし楽しい。
移動中はみんな日光浴。暑くもなく寒くもなく心地のよい日でした。
同船者が気のいい連中なのも良かった。

午後2時過ぎから潮が変わって反応が悪くなったので3時に上がりました。
なんとレンコダイは船内100尾超。
帰港後釣果を各自のクーラーに分配の際、レンコダイは要らないという人の分まで私の70Lのクーラーに入れられたので大変。

多分レンコダイを自分で釣ったのは12~13尾のはず(途中で数えるのを止めました)ですが、30尾くらい入ってました。
レンコダイは塩釜用の大きめのを1尾、一夜干し用に小さめのを3尾残して、翌日(4/29)出勤のヨメさんに数尾ずつ袋詰めして持っていかせました。

他の船では真鯛も釣れていたので、巻き上げ中にフックアウトしたのが真鯛だったのか、我々の誘いのパターンが合ってなかったのか。
オニカサゴは38cm。数日熟成させて刺身の予定。

レンコダイを除いた後のクーラーはこんな感じ。
アマダイは2尾ほぼ同サイズの44cm。
釣ってないホウボウも入ってました。

でもホウボウの刺身は今まで食べた刺身の中でもトップクラスに美味かったです。
ヒラメは5枚におろしてヨメさんにバトンタッチ。
ヒラメの鱗を包丁で削いで取るのに初挑戦したり、すべて捌くのに昼飯も抜いて午後まで掛かりました。


レンコダイの大きめのやつでも30cm程度でした。

他の方はタイラバにしたりジグに替えたりしてましたが、真鯛を釣ろうとタイラバにするとレンコダイが掛かる確率が高かったようです。
私はタイラバがないので、ずっとメタルジグだけで通した結果が多彩な魚種ゲットにつながったと思います。
船の下をイワシの群れが何度も通りました。ベイトがイワシだったのも、ジグに反応が良かった要因でしょう。

私にしてはひさびさに満足な釣行でした。たまにはこういうラッキーな日もないとなあ。
記録をみたら、前回真鯛を釣ったのは2019年のことでした。ここ数年コロナで釣りにも満足に行けてなかったんですね。
今日(4/30)締め日なのに有給休暇
にしておいて良かった。
歳くってからは少し強行軍だと、身体の節々が痛いし疲れが1日ではなかなかとれないので。

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暑くなる前の良い季節

2024年04月21日 | 田舎の生活

庭のアスパラが旬を迎え常に数本芽が出ている状態です。
今年の我が家のタケノコは量が少なくまだ数本しか収穫できていません。
世間は表年で豊作とのことですが、うちはまるで裏年です。

先週の黄砂は未だかつてないほどの濃さで曇りました。
4月上旬と先週の黄砂が最もひどかった日の空の様子です。

ヒノキの花粉も多く飛んでいるようで、目がかゆくて表には出られないほどでした。

ケヤキの巣箱にシジュウカラが巣を作り始めています。
犬にブラッシングして出た毛を庭木に付けておくと、巣に持ち込みます。

犬臭い巣になっても気にしないんですね。
その匂いでヘビが来なければ良いと思います。

こうやって巣作りするのは雌で、雄は近くでピーピー鳴いて警戒しています。

穴にピントを合わせてたのでボケました。
ホオジロも巣作りを始めたようです。

巣作りするのはやはり雌なのか、鳴いている個体よりも顔の黒い模様が薄い気がします。

巣作りも抱卵もしないで、歌を唄って警備がお仕事。目立って先に襲われる役目なのか。

今年も2週間ほどイカルが滞在しています。

コキリコヒーという定型文で唄わない個体でした。
これはいつもいるカワラヒワの雄。

窓によく当たるのもこいつ。
季節はどんどん進み、気持ちの良い里山の春はすぐに過ぎてしまいます。

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春本番の週末

2024年04月11日 | 日記

山陰旅行から戻った4月初旬の数日で撮った画像をまとめてアップします。

今年は立春を過ぎてから気温の低い日が続いたので、桜の開花が遅れました。
現在、中部地方の内陸山際では桃と桜が同時満開になっています。

冬鳥のツグミはまだいますが、ジョウビタキは気づかぬうちにすでに去っていました。
ホオジロは高いところで鳴いてくれるのですぐに見つかります。

日陰にはシロハラ。
日の当たらないところで捕食するのが好きな性分なんだそうです。

大学の入学式の4/1の朝、自分が痩せていたころの紺ブレザーを息子に着させて写真を撮り送り出しました。
そのまま散歩に出てスナップ。


桜はまだ咲き始め。

4/7日曜日には八分咲き。近所の花見に犬連れで散歩。

庭にアスパラが芽を出しました。
昨年の茎をきれいに切っておかないから新芽が曲がってしまいます。真ん中がアスパラの芽。

この花の名前は知りません。興味がないので聞いても覚えられないんです。

桜にはメジロが来てました。
真下で撮影するもんだから緊張しているようです。

細くなってますもの。

庭のケヤキの巣箱にシジュウカラのつがいが来てます。
昨年までは5月の中旬過ぎにしかうちの巣箱には来てくれませんでした。
その頃来るつがいは、すでにどこかで繁殖に失敗した2回目の巣作りではないかと考えています。
なぜなら昨年営巣し夏に放棄したつがいの巣箱を秋に暴いたら、巣はできていましたが卵殻がなかったからです。
4月の初旬に営巣し始めるつがいは今シーズン初回のはずなので期待が持てます。
昨年、図書館で巣箱のノウハウ本を借りて、自己流でやっていた間違いを修正したのが功を奏したようです。
犬をブラッシングした際に出る毛を、近くの植木の枝に付けておくと巣箱に持ち込むようになりました。

毎朝通ってくるようになったので、日に一個ずつ産み始めてると思います。

4/11のタラの芽はこのレベル。週末には芽が開いて葉が出て収穫できそうです。
本当は開く前のこの状態のほうが香りがよいのですが。

今年は5個同時に収穫できそうです。

ブルーベリーにネットを掛けたり、筍を掘ったり。
春はなかなか忙しいのです。

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ドカットを新調

2024年04月08日 | 釣り

子供の進路も決まり、暖かくなってコンクリートも凍結しなくなったので、昨年秋に手を付けた嫁の実家の土木工事を再開しました。
亡くなった義父がネットを建ててゴルフの練習していた草ぼうぼうの裏庭を片付け、人工芝も剥がして砂利を入れ石垣との境をコンクリートで固めるミッションです。
業者に見積りをとったら20万円以上といわれたので息子を使って簡易的に工事することにしたのですが、結構ハードな作業で土日はくたくたになり他のことができません。
20Kg入りの砂利を40袋、数日掛けてホームセンターで購入し、コンクリートを手練りで160Kg、2回に分けて塗りました。
なんとか見られるようになりました。この裏庭をプラモデルの屋外撮影に使おうと企んで土木工事を買って出たのは内緒です。義母から駄賃も頂くしね。

さて、プラモデルの仕掛りがひとつ片付いたので、次のプラモの前に平日の夜なべ仕事は釣具をいじっていました。
海釣りの船に持ち込むタックルボックスは、リングスターという会社のドカットという製品が我々仲間の定番です。
元々は大型の工具入れで、電動の丸ノコなどを入れる用途だったようです。
重量物も入るので鉛のジグを何個も運ぶのに適しており、腰掛けることもできるのでキャビンの外ではイス代わりにもなります。
最も大きなD-5000という品番を15年以上前に購入し使っていましたが、ジギング以外の時にはこれほど大きくなくても良いし、ターゲットによっていちいち中身を入れ替えるのも面倒なので、D-4700という一回り小型のものを導入しました。

D-5000(現BOX)にはロッドホルダーを付けていて便利なので、D-4700(新BOX)にも付けることにしました。
現BOXにはダイワの白いのを付けていましたが、パイプの内径が細くてグリップの太いロッドだと入らないものがありました。
もう少し太いものを、ということでアマゾソでボートの付属品として売っているロッドホルダーを購入。

決め手は材質が塩ビだということ。屋外なので耐候性が欲しかったので。
3連のこれを1本ずつに切り離して使います。
まず1本付けて様子を見てみました。

ボックスに直付けするとフタに干渉するので、アルミの角パイプで下駄を履かせてあります。
ネジがパイプと共締めの1ヶ所だったのを、もう1ヶ所追加し固定しました。

両側に1本ずつ付ける前に確認して良かった。

ネジが長いので内側にかなり飛び出しており、中のトレイがネジに干渉してホルダーを付けた側には嵌まりません。
なので、新BOXの反対側は、現BOXに付けてあるダイワの白いロッドホルダーの片側を移植することにしました。

これで現BOXも新BOXも白と黒を1本ずつ付けるようになりました。

下の現BOXはジギング専用で、新BOXはイカメタルとアジメバルなどのライトゲーム用に使おうと考えています。
新BOXもステッカーチューンしなくては。



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モノクロで確認

2024年04月07日 | プラモデル

アベンジャーの画像をモノクロにしたら面白いのでは、というコメントをhajimeさんから頂いて閃きました。
当時の実機のモノクロ画像をウエザリングの参考にしましたが、この汚れをどの程度再現できているのか、プラモデルをモノクロにしたら確認できるではないかと。

プラモデルの箱画の作家さん(確か大家の)が坂井三郎さんに、自分の描いた主脚からオイル漏れしている零戦の画を見せたら「こういうものは絵に描くものではない」と叱られたというエピソードを思い出しました。
米軍機もこのころのオイルシールは品質が悪くてオイル漏れしていたんですね。アベンジャーが重量級だからでしょうか。

この脚庫からのオイル漏れを茶系のウエザリング塗料で流してみたんですが、少し薄すぎるかなとは思っていました。
これをモノクロ変換してみました。
全然だめですね。薄すぎです。実機がいかに真っ黒だったかということですね。

コントラストをやや強めにしてもまったく汚れが感じれらません。
こげ茶色のように濃い色にすべきでしたね。

飛行状態の画像をモノクロにするのは、屋外撮影でバックに青空を入れた画像で試してみたいと思います。
hajimeさんありがとうございました。

コメント (2)
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