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模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

プラモ工作三昧の4連休 雪風の15

2025年04月29日 | プラモデル

gooブログが終わってしまうので、引っ越しはまだ急がないとしても、古い記事を少し整理して移行の準備をしなければいけないなと思い立ち、4連休の最終日に2010年の「ブログ人始めました」から1年半くらいまでを見直してみました。
始めた極初期はブログの仕組みがよくわかっておらず(今もたいしてわかっていないけど)、ちゃんと画像が貼り付けられてなかったり、アフリエイトの画像のリンクが切れていたり、自分が読んでも何のことを書いているのかわからないものまでありました。
逆に完全に忘れていた出来事とか、自分の記憶と時系列で順番が逆な出来事とかを思い出すこともできました。
見直してみて正解でした。


4連休は毎日雪風の艤装工作をしていましたが進捗は牛歩状態でした。
艦首から順に進めようと錨甲板から。

錨の鎖ですが、左がキット付属ので右がフラッグシップの極細です。
1/700用に買ったもので確か0.9mm。これを使います。
左のは1.5mm位あるでしょうか。1/200の秋月に転用します。長さが足りればよいけど。

実物の鎖はロープのようなもので2か所ほど補助的に縛ってあるのですが省略しました。

艦橋の窓はクリアパーツです。マスキングして塗装が終わったので艦橋に接着しこれで天蓋を付けられますが、その前にPEパーツを接着。

難しそうに思えた手旗信号員の入る円筒は意外と上手く丸めてできました。
一方、天蓋中央にある三脚のアンテナマストはくしゃくしゃになったので廃棄。
真鍮線で作り直すため差し込み穴を明けておきました。

忘れていたのが下甲板から船首楼甲板へ上がるラッタル。
ムクのモールドの階段でしたが、1/700で自作されているのを見て1/350でできないわけはないと酔った勢いで切り取ったのでした。

材料はイエサブのプラストライプt0.14x1.0。
同じ厚さのタミヤのプラペーパーが苦手で、私には同社のt0.3プラバンなどと同じようにうまく接着したりができません。
プラストライプの方が張りがあって、私には扱いやすいので。
3パターン位試作し失敗してからこのようにしました。
幅1mmを幅0.5mmのストライプにします。
支柱も踏み桟も同じ材料で、踏み桟は長さ1.5mmにしました。
踏み桟の長さを揃えることが、もっとも重要なポイントです。
今回はK君特製の同寸カット治具を使い、片刃の平刃で切り出しました。
接着固定治具にデザインナイフの古刃を使ったのは、プラ板で作った前作では接着剤が回って失敗したからです。
接着剤が効かず、真直な辺があって、t0.5以下の条件にぴったり。

仮置きしてみました。

ラッタルの手すりは伸ばしランナーでやってみて、うまくできなかったら真鍮線にします。
こんなことをやっていたら4日間はあっという間でした。
その割には目に見える進捗無しですな。

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進捗を思い出すところから 雪風の14

2025年04月26日 | プラモデル

春分の日前後にイタリアに行く直前まで雪風をいじってました。
帰ってからは旅行記を書く間もなく、真鯛釣りに行ったり、釣りで無くした鈎を巻いたり、冬用タイヤを交換したり、もうすぐ花の咲くブルーベリーに鳥除けネットを掛けたり忙しい週末でしたが、旅行前にどこまで進んでいたのか、思い出しながらもちょこちょことプラモデルは触っていました。
そして今日は神奈川の同級生がうちまで来て、一緒に日本海で真鯛釣りをする予定でしたが強風の予報で中止になり、静岡まで来ていた友人に引き返してもらって、残念なGW初日になりました。

船体にマストを固定した後、固定の際に塗装が剝がれたところと、PEパーツ接着の邪魔にならない部品を船体に接着した箇所に軍艦色を塗装しました。
軍艦色を吹く際、キット付属のPEパーツをシートごとガイアのマルチプライマーを筆塗りした後に吹いておきました。
ガイアのマルチプライマーも均一に塗るためにエアブラシで吹こうとプラ用のシンナーで薄めたら、ゲル状に固まってしまいました。
確かペンキ用の溶剤でないとダメなのを忘れてました。

いつまでも避けてはいられないのでPEパーツも試しに始めてみました。
船体に接着してからではやりにくそうな機銃台から。

せっかくシートごと塗装しても、切り出した際のバリをヤスリ掛けしたり曲げる際にピンセットで触って塗装が剥がれるのですね。
このPEパーツは薄くて曲げやすいのでゆっくり焦らずやれば、うまい人のようにピシッとはいかないまでも何とかなりそうな気がしてきました。
あとは風邪を引いたようなCA(瞬間接着剤)を使わないことでしょうか。

機銃台を作った後に入浴中ふと思い出したのですが、PEパーツの手すりを付ける前に甲板のリノリウム押さえを貼らなければなりません。
溝を彫った甲板にタミヤのAFVモデルのダークイエローの伸ばしランナーを貼るのです。
金属線などで表現する場合は塗装前にCAで接着して、塗装後に剥がすそうです。

0.1mmの真鍮線にしようかとも思いましたが、甲板がかまぼこ状にR形状なのでテンションをかけたまま貼っても気温変化による収縮で外れそうな気がしたのでプラ材を選択しました。
ライターであぶって伸ばし、径0.1mm前後の箇所を使いました。

接着剤はリモネンを使えば、塗装を傷めずに伸ばしランナーを貼れました。
こんなにリモネンが便利だと感じたのは初めてです。
溝をうまく彫れていた個所はすんなり貼れましたが、ガタガタの個所はランナーを上から貼ってごまかす感じでした。
1/100台ですが径のばらつきが目で見てもわかりますね。
それと伸ばすとランナーの黄色が白っぽくなってしまいました。うっすらと黄色いからOK。
真鍮線のように輝いてはいませんが、リノリウム押さえは個人的にはこの程度の存在感で十分だと思いました。
集中してやったら2時間ジャストで貼り終えました。

現在の進捗状況外観。
主砲や魚雷発射管などは単体で塗装済です。

次は人生初のPE手すり接着かと思っていましたが、画像を見ていたら甲板のリールの塗装や錨甲板の鎖などを手すりの前に済ましておいた方が良さそうです。
今日もリノリウム押さえを貼りながらマストに手をひっかけて曲げそうになりましたので。

現在検討中なのは、マストのヤードから下がる旗用のロープの固定です。
社外品のPEパーツではヤードの滑車が表現されているのでそれに接着するのですが、自分のはただの真鍮線なのでどうするかです。
細い銅線でヒートンを作ってヤードに付けるか、ロープをそのままイモ付するか。
複葉機で作ったようなヒートンではスケールオーバー間違いなしなので、思案中です。



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マストなどの製作 雪風の13

2025年03月16日 | プラモデル

旅行用の休暇(代休)を貯めるために、ヨメさんは積極的に週末にシフトを入れて出勤したので日曜日は自由に過ごせました。
先週は記事をアップしませんでしたが、順調に工作は進めています。

ハセガワのこのキット。マストはスケールを考えればプラスチックで十分細く成型されていると思いますが、ディテールアップの習作でもあるので金属線で置き換えてみます。
雑誌の作例をチェックすると、マスト(支柱)は0.5mmでヤード(横棒)などはもう少し細いものを使っていました。
それを参考に支柱は0.5mmの真鍮線。
横棒は糸を張ってテンションが掛かるのでバネ性のある0.3mmのリン青銅線、支えのほおづえは0.2mmの真鍮線にしました。


いつものように方眼紙にキットのモルードを写し、金属線を固定して半田付け。
支柱の横棒がクロスする箇所はやすりでU字に掘って半分くらい埋まるようにしました。

マストの中段にある踊り場のような部品は、キットのマストから切り出して利用しました。
もっと薄いプラ板から切り出してスクラッチしても難しくはないと思いますが、マストばかりやたらシャープなのもおかしいと思いまして。

甲板に明いている挿し込み用の孔は大きすぎるので、エバグリの丸棒で埋めてから金属線の0.5mmより少し大きな凹を掘ります。
組み込み前にガイアの金属用プライマーを塗ってから舞鶴工廠色を吹いておきます。
船体に接着しながら位置や傾きを調整しますが、結構難しい。
元々の成形品のマストは直径1mmほどあって、まわりのパーツはその分を避けています。
それを0.5mmにしているのでセンターで合わせて径の差分を埋めればうまくいくはずですが、なかなか。

半田付けで組んであるので瞬間接着剤で付けるよりも強度があるため、曲げたり引っ張ったりするのにかなり無理がきくので何とか収まりました。
踊り場の白い箇所はエバグリの1mm丸棒を接着して、0.6mmの孔を明けてパイプ状にしたもの。

これは後部のマスト。

予めグレーで塗装したパーツを接着していきますが、あとで塗り残しや剥げた箇所にグレーを吹くためにリノリウム色の部分はマスキングして作業してます。

露出補正をすると舞鶴工廠色がかなり黒っぽくなりますが、実際はもっと薄いグレーです。
マストのトップにはキットの成形品から移植した特徴的なキャップ形状の何か(?)を付けてますが、やや大き過ぎるように思えるので取ってしまうかもしれません。

月末にかけて色々予定があるのでこの後は停滞しそうです。

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船体の塗装 雪風の12

2025年03月02日 | プラモデル

仕事中、ふと五大湖を今でもすべて言えるだろうかと思い出してみると、4つはするすると出ましたが5個目のスペリオルが出てくるには2分ほど掛かりました。
受験生だった44年前に覚えたものの、どこの入試にも出ず社会人時代もこの知識を一度も使用することなく、脳のメモリーに保存され続けた湖の名前5個。
ここでこれを書けて良かった。そうでもなかったらこの知識は死ぬまで使われないでしょうから。
同級生のLINEグループで聞いてみようか。みんな地理で受けてるから多分全員言える。

さて1/350陽炎型駆逐艦。先々週、甲板のリノリウム色まで塗ったのですが、リノリウム押さえを埋めるスジ彫りが脱線したりした傷をペーパーで修正した後処理が不完全で目立つことに気づきました。
それで先週は、その修正に再度パテ込みしてサンディングし塗り直す、という地味な作業だったのでアップしませんでした。

今週土曜日は午前中に艦底の赤とリノリウム色をマスキング。
マスキングテープを1辺1~4mmくらいの四角や三角の小片にして、多分100枚以上貼ったでしょうか。
テープが浮く前にすぐ吹きたくて、撮影する前に始めてしまいました。

砲塔の台座やホースリールのモールドなど、軍艦色で塗る部分を露出させるのが面倒くさい。
でもほとんど吹込みなくできました。

軍艦色は20年近く前に1/200初月を塗るために買ったこれ、舞鶴工廠色。
祖父と祖母が舞鶴工廠に出稼ぎに行っていたので、曾祖母に育てられたと母は言っていました。
祖母が帰省した際にライスカレーを作ると、ハイカラだと評判だったと自慢していました。

駆逐艦なので舞鶴で良いだろうとよく調べもせずに使いましたが、さっき調べると雪風は佐世保工廠製でした。あちゃー。
舞鶴色はN6.5くらいでもっとも明度が高く、佐世保色はもっとも黒っぽいグレーで真逆だそうです。
マスキング剥がす前だったら塗り直したのにな。
ウエザリングで軽くウオッシングすれば明度は落ちるはず。


埼玉大宮のウイングという模型屋さんで買ったようです。
¥120だったんですね。


店主はライターさんのようで、店番しながらウォーターラインの那智かなんかを製作中(海面に白波を貼ってました)でした。

白っぽい色で塗った方が大きく見えるようです。
来週からは船台に据えたまま艤装開始です。

これから地区の年度末会計監査に行ってきます。


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甲板にスジ彫り 雪風の11

2025年02月12日 | プラモデル

あとひと月ちょっとで春分。もう一度くらいは寒の戻りがあるでしょうか。
エアコンを更新したら新しい子は暖房もかなり強力で、寒い日も楽に過ごせるようになりました。
昨年は3月中旬から急に冷えたので、釣りに行く気が失せたんだったな。


雪風の甲板のリノリウム部分をピットロードカラーで塗りました。

リノリウム部分をマスキングして軍艦色に塗る前に、リノリウム押さえを埋める溝を掘りました。
砲塔やマストなどの取って付けたようになってもおかしくないパーツは後回しにして、煙突のように船体と一体化させたいパーツは先に接着し船体の軍艦色と同時に塗る段取りです。

リノリウム色が乾くのを待つ間に爆雷装填台を作りました。
左の箱のようなパーツがキットのものですが、ほとんどの作例でこのパーツは使われていません。
皆さん1/700のPEパーツの余剰にある手すりを利用してジャングルジムのように組んで置き換えていました。

手持ちに丁度良いピッチのPEパーツがなかったので、1/200の梯子を使用しました。
横は6マスのところ、幅寸で合わせると5マスになってしまいました。
せっかくスケルトンにしたので、塗装後に1.2mm径のプラ棒で作った爆雷を置くことにします。

以前製作した1/144のHMSコルベット艦では舷側のアンカーレセスと甲板の孔とを貫通させて、アンカーのシャンクの先端が孔から顔を出してそこに鎖がつながるように作りました。
このキットでもそうしようとしたのですが、アンカーレセスが水平に近いくらい角度が寝ていて(緑線)、なのに甲板の孔がかなり前にあるのでアンカーのシャンクが通せません。

アンカーレセスを一旦埋めて、角度を上向き(黄線)に掘り直すか、甲板の孔を後方に移動するしかありません。やりませんけど。
設計時の平面図と側面図の整合が取れていないのですね。
3DCADで立体化して確認しないと気づけないのかもしれません。
それでもいくつかの作例では甲板の孔からシャンクが見えるような細工をされていましたが、シャンクが曲がるわけじゃなし無理矢理過ぎじゃないかな。
どうしましょ。

資料を眺めていたら、ハセガワさん1/700夕雲でも同じことをされています。
夕雲型と陽炎型の船体前部はほぼ同じなのでデータを流用しているのでしょうか。
上からフジミ、ピットロード、ハセガワです。

上2社はレセスの角度と甲板の孔が合致しているのにハセガワは1/350と同じで不整合です。
細かいことなので気にしないのが一番ですね。

エアコンと食洗器を家電量販店で買ったのでポイントが溜まりました。
さっそくSNSで評判の良いセラミックのキサゲに交換しました。

今はガイアのデザインナイフをホルダにするセラミックを使っていますが、チッピングや安全への配慮からか刃先が甘いので、ナイフのようにシャープなこれに期待です。

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