模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

もうすぐ、でもまだ。

2019年03月31日 | 東海一一型

確定申告も無事済んで、優雅に新年度を迎えられますな。んなわけない。給料天引きじゃ。
もう4月というのに、みぞれ混じりの雨も降って、寒くてヤになりますなあ。

新しいヤツはレイラですって!
Got me on my knees , Layla ♬ いや「L」じゃなくて「R」だ。
18年経つと、R18ですか。
でも、平成を初めて聞いたときの違和感よりも、ましな気がします。
30年前まだ赤坂で働いていた頃。トレンディドラマのような毎日。ウソ。
翌週のプレゼン資料が間に合わず、休日出勤した会議室のTVで、一世一代の小渕氏を見た。
彼が掲げた半紙の毛筆は、下手っぴな字だった。素人の字。
今日は社食で、お昼のニュースで見た。ただの日常のひとコマでしかなかった。
文字はプロが書いたもののようで、そつがなかった。
あんなに何度もリピートされて流れるんなら、ちゃんと書いてもらって、と事前に用意したんだろう。
30年の間に同胞も小賢しくなった。

東海君は、最後の仕上げにダッシュと言いたいところですが、相変わらずのお間抜けでして。テヘッ!

偵察員は大きな窓からよく表情が見えます。小顔で男前でんなあ。
小さい頃から、見た目で損してきた人間は、男前に対してはやっかみしかないです。楽でいいねって。

操縦員にピントを合わせました。
こっちはもう少し、ワイルド系のお顔です。

いつもは塗装の前にキャノピーを接着し、同時に塗装して一体感を出すようにしています。
ですが今回は大窓なので、マスキングを剥がしてから裏表共によく磨きたかったので、別々に塗装して、あとで接着にしたんです。
それならば、篏合を先に確認しておくべきですね。
合わせてみたら、盛大にすき間ができたので、濃い目のエナメル塗料をすき間に流して埋めました。
機首は、まだはみ出し分を拭き取っていない状態です。
思ったよりもうまく誤魔化せました。
すき間が残っていても光が漏れてこなければ目立たないようです。


エナメルすき間パテ好いじゃんと思ったら、じゃーん。

ご丁寧に皮パッドまで塗り分けたままの、照準器さんがポツリと箱に居残りしてました。
できるまで居残りを命じたのを忘れて、先生は先に帰っちゃったんですね。
月曜日はノンアルコールデーなので、キャノピーを剥がしてやり直すか、シアン中毒。
エナメルパテは拭いてやり直せるので、失敗しないなら剥がそうか。

撮影して、モニターで拡大し、その他の箇所を最終チェック。

尾輪のタイヤが黒すぎ。粉でお化粧しましょう。
裏面の汚しは控え目すぎかな。

燃タンは機体下面よりも、出来たての感じのシルバーにしました。
アンテナはプラのパーツのまま、敢えて置き換えてません。

排気煙は黒いハードパステルに面相筆を擦りつけてから、機体に描きました。
1/72では吹くとオーバーになりそうです。
爆弾は頭に緑と青のストライプだそうです。信管のゴールド忘れてる。

濃緑色には、ウエザリングカラーのマルチグレーとグリーンをテキトーに置いて、ムラムラに残しています。
パッと見た目にグリーン味は感じませんが、拭くとかなり緑色が付いてきます。
フィルターとして効いてるんでしょう。多分。


水平尾翼が黄色っぽいのは、油性アクリルの濃緑色を3段階にした、いちばん明るい緑の度が過ぎたからです。
フィルターのグレーが多かった箇所は、スジボリが白っぽく墨入れされますが、敢えてそのまま。
尾灯はすりガラスで白いんでしょうが、シルバーのまま。
赤青の色付きのガラスは、このスケールならそのままで良いと考えますが、白いすりガラスは透明材に置き換えるべきでした。

替えたばかりの、ブースのフィルターがきれい。
デカいキャノピーがブサかわゆいです。
空飛ぶハゼドンって感じです。

エンジンカウリングの前端部は、スポンジでハゲチョロを多めにしました。

八木アンテナは水平に付けたので、上反角のある翼とは歪んで見えます。
ピトー管だけは0.75mmパイプに0.4mm洋白線を挿して磨きだし。
さて、息子を迎えに行くか。

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塗装ブースのフィルター交換

2019年03月31日 | プラモデル

自作塗装ブースのフィルターが目詰まりして流路が細くなり、ピーーーとか鳴きだしたので交換しました。
ついでに記念撮影。

うちの書斎兼、工作室兼、オーディオルーム兼、録音スタジオ兼、積みキット置き場は北東角に面しています。
模型に有害な紫外線が入らないように北側で、窓も小さなものを北面に2個、東側は窓無しの暗い部屋に設計してもらいました。
嫁は2階の納戸と呼んでいます。
最初は窓に付けた25cmの普通の換気扇(ホームセンターのバーゲン品)で排気していました。
でも、排気能力が十分でなく、部屋の外にシンナー臭が漏れていました。
そうすると、高気密住宅なので家中がシンナー臭になります。
そこで色々調べてみると、静圧という能力が普通のファンでは足りないようです。
静圧が低いと、回っていても押し出す力が足らず、その場で空回りしてる、ということのようです。

高気密の我が家で排気するためには、外気から同じだけの空気を取り入れなければ負圧になるわけです。
窓を開けていない場合、極端に言えば強力な真空ポンプが必要なのです。
圧を下げてでも排気する、そういう能力を静圧と言うようです。

静圧というのは、圧が掛かって動かない空気をどれだけ動かす力があるか、ということではないかと文系頭で理解しました。
そこで色々調べて、初段のファンを25cmの普通のファンよりも静圧が強い、14cmのシロッコファンに交換しました。
10cm程度(模型メーカーのブースに付いてるのは更に小さいです)でも十分なところ、価格差が小さかったのでオーバースペックの14cmにしました。
14cmの威力は凄まじいです。うちのコンプの能力は頑張っても2Kg圧程度ですが、0.3のブラシで最高圧でフルにトリガーを引いてもブースに向かって吹くならば全部吸います。

プラダンで作った箱で集めて、100mmのパイプで窓に導きます。
この大きさで完全に塞げるほどの小さな窓なんですよ。

なんとなく流体というのは、スムーズに流すのが効率的且つ理想的だと文系頭で考えたので、いきなり100mm径から窓の大きさに開放するのではなくて、漏斗で放射状に拡げる方が滑らかに流れて無理な力が掛からない気がして、こんなホーンをべニアで作って断面積を拡大しました。
効果は確認のしようが無いですけど。

その後段に余った25cmファンを付けました。

既製品のツインファンは2個ともブースに付いていますが、うちのツインファンはブースの初段に静圧の強いシロッコファンを付けて、無理やり排気をパイプに押し込み、出口のファンで吸い出すプッシュプルというツインファンにしました。
静圧の低い普通の換気扇でも、パイプから送られてくる排気を加速して外に押し出すのには十分です。
風の強い日でも逆流せずに快適ですよ。

パパ以外立ち入り禁止の部屋だからできることかもしれません。
というか、我が家は、パパの趣味部屋に家族の生活スペースを付属させる、というコンセプト設計したので当然なんですけど。

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駅のうろん。キミのコシはどこ?

2019年03月29日 | お出掛け

のぞみ号で一息に博多まで行ってもよいのですが、待ち合わせ時間まで余裕があったので、指定席を捨てて新大阪で九州新幹線に乗り換えました。

子連れがいたので恥ずかしくて柵から乗り出して撮れなかった。
この薄青色は、焼き物の青磁がモチーフなんですって。安物の便器の色かと思った。


何度撮っても、サクラの文字がブレて、うまく撮れませんでした。
これで、新しいデジカメ買おうと思いましたね。
一番ましなこれは、流し撮りでなんとか止めた。もう下関だった。

博多出身のサングラスの芸人が言ってましたね。
なんでウドンにコシがいるんだ?って。

博多名物ゴボテンうどんに丸天を追加トッピング。
コシがいるか?ハイ同意します。
ぷにゅぷにゅふわふわで、無理に例えるならワンタンみたい。
まったくコシがない。おいしい。かなり好きです。

讃岐のコシも大好きだけど、どちらとも決めかねる。このやわやわもクセになりそう。
東夷民は、西域のスープの味を薄味というけど、単に醤油色に麻痺してるんだと思います。
これは醤油味は薄いけど、出汁の旨味と充分な塩分があります。関西人味覚からするとしょっぱいくらい。

夜は絶品のモツ鍋で飲んだんだけど、写真撮り忘れ。
くせのない牛モツに、あっさり味の魚介出汁の取り合わせ。本当に旨かったなあ。


翌朝は柳川までウナギを食べに。
また写真撮り忘れ。


食事の合間に、チョコチョコっと仕事をこなしてます。
九州北部は春霞ならぬ、PM2.5で白く霞んでました。


素敵な造形ねえ。
鉄道趣味的には食指が動かないけど、デザインがかっこいいなあ。
昔の国鉄のラインとは違う、既成に囚われない自由さと、どこか生物を感じさせる親近感なんだろうか。


書いてあったから2004年って知ったけど、そんなに古いんですね。

鉄道車両はサービスの一部なんですよ。
木でできた電車だよ。
移動だけがサービスなんだと、他の島の鉄道会社は言い切りたいんでしょうなあ。

急がない区間は、新幹線ではなく在来線特急で。
ガイコツ顔が来た。


このネズミの耳のようなアイコンは、座席のヘッドレストの形状です。

ウエストと言えば500系。
ホームが落ち着かないと思ったら、反対側にこんな500系が入って来ました。
電車に落書きするな、っつうの。


本来、青系の色調の500系がピンクってのも新鮮ですなあ。
ネコの画はいらないけど。

やっぱ10年前のデジカメは性能悪いなあ。
若い頃は無性に北の厳しさに憧れたけど、爺になって南のふわふわが心地よいなあ。うろんのように。

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まだまだ寒い!

2019年03月25日 | 東海一一型

三寒四温と言いますが寒すぎです。
さすがにヒートテシクのもも引きタイツは片づけましたが、まだまだ朝晩は寒いですね。

そういえば100均のこのブラシ、裏面に材質がPBT、PS、PVC(包装)と書いてあったので、確認もせずに軸がPSかな、とこの前テキトーなことを書きました。
しかしクレオスのフタに付けるためにニッパーでカットしたら、ぐにゃっという感触でPSっぽくありません。
なので、タミヤの接着剤をつけて確認してみたら、全然溶けませんでした。軸もPSではないようです。

どうもすみません。お詫びして訂正します。

じゃ何がPSなんだろ。

アッという間の4連休。思ったよりも進まないもんですね。
これが請負仕事なら手抜きしたりして工期を縮めるんでしょうが。
趣味なんですから、
本当は、過程を楽しんでるはずなんです。
面白い本を読んでると、ああもうすぐ読み終わっちゃう、って残念になりますよね。
早く読了しなくっちゃって思わないはずです。なのになあ。

日の丸まわりのシミチョロ白色断面はクラキンさんに頂いたヒントで閃いたので、濃緑色で追い込むことにしました。
今回、基本の緑をタミヤラッカーのビン生で吹いてあったので、修正が同社の同色の水性でいけることに気づいたのでした。
溶剤の違いだけで、色の差はほとんどないし、下地も溶かさないので楽に修正できました。
日の丸側にはみ出したら、乾く前に指で拭えば良いわけです。

修正した後に、スムーズ何とかと言う、クレオスの新しいツヤ消しクリアを吹きました。


D7000にマクロレンズをつけて撮ってみました。
色も正確だし、画のシャープさが全然違いますね。(あくまで当社比)

東海の面白いところは、この胴体の断面形です。
横に潰れた楕円です。

サンショウウオのような両生類か、ハゼかムツゴロウのような形状です。

ちなみに艦爆の彗星はこんな。
宙を泳ぐ魚の断面。縦長でブリみたいですね。

ファインモールドつながりで、次はこいつにしようかしら。

キレイに撮れるのは良いのですが、主翼フィレットのザラつきまで写るかな。
なるべくミストが反射しないような角度で吹いているつもりなのですが、また濃緑色を吹いた時点で主翼の付け根付近がかさついたので、エナメルシンナーとコンパウンドで磨きました。

翼の平面形も個性的です。
その上、重量のあるものが重心の前方に集中しているので、カウンターウエイトとして尾翼を、目いっぱい後ろに伸ばしてバランスを取ったたように素人目には見えます。

まだウオッシング前です。ハゲチョロはどうしようかなあ。
というのは、乗員がどこから乗り込むのか、経路がわかんないんです。天窓からかなあ。
なので、給油口のあたりをちょっと剥げさそうかと。
確実に整備員が乗るでしょうから。


キレイに撮れるので調子に乗って、同じようなショットですがキャノピーを接着する前に、乗員たちの最後の雄姿をパチリ。

本当にこのお人形、素材の出来が好いわ。塗りはともかく。
あと今回発見したのが、お人形は3人くらいをまとめて塗るのが丁度良いこと。
3人ぐるっと回ると、最初の人のエナメルが乾いているので。

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日の丸地層の断層崖露頭に於ける、白色層の背斜に関する考察

2019年03月23日 | 東海一一型

波高さ3mの予報に怖気づき、出船を取りやめた弱腰の船長のおかげで、想定外の一人留守番になってしまった。
なーんて毒づいても、3mなんかで無理やり出ると、途中で引き返すことになったり、何とかポイントにたどり着いても、船が揺れて身体を支えるのに精いっぱいで、釣りにならないので、本当は適切な中止判断を下した船長に感謝してるんですよ
当日判断するから、一応、朝は港まで来ておいてくれ、とかいう船もあるそうですが、そんなの無理ですから。

予約を入れた日がしばしばこんな日になるのは、ひとえに私めが不運な星の下に産まれたせいなのです。
腹いせに、釣具屋にルアーを仕入れに行くことにしたんですが、その道中、あることをずっと考えていました。

それは昨日の日の丸。

日の丸のエッジの青丸の部分に白い塗料の断面が見えます。これが納得いきません。
この位大映しにすると、うっすらと黄橙色も見える気がします。

日の丸を塗装でやる場合、いつもならグレーサフの上に白を吹いて、日の丸の大体の位置をカバーするように広く赤か黄橙色を吹きます。
その赤のエリアの、正しい位置に丸いマスキングテープ貼り、その上から濃緑色を吹きます。
赤は透明色なので、濃緑色の上からだと、期待する発色を得るのに、かなり厚く吹く必要があるので先に塗るようにしてるのです。

今回、先に濃緑色を塗ってしまったので、仕方なく丸い穴のマスキングをして、いわば窪地に日の丸を塗りました。

濃緑色の上に白サフを吹いて緑を殺し、黄橙色を日の丸の窪地にも吹いておいてから、最後の赤を吹いています。
なのに、最下層の白がそれほど厚く吹いてないのに、いちばん目立ちます。なぜか。

ここからが本日の考察。
塗膜断面の想像図です。


灰色が機体表面のグレーサフ、黄色がマスキングテープで、水色が白サフ。
その上に、黄橙色と赤です。
マスキングテープの穴の中に吹いたので、1層目の白サフはテープの断面に沿って、図のように上の方までせり上がっているのではないでしょうか。
だからテープを取ると、断面の面積が一番広い、白い層がはっきり見える。
表面張力か何かの力なのか。
大気に中央部を押されて、周辺部に液体が押し退けられてるようにも見えますね。

つまり、赤、黄橙色、白の3層が水平に地層を構成している、整合した地層ではなく、いわば背斜地形だったのです。ウソ。

対策ですが、発色してなくても良いから、第一層目は赤を吹けってことですね。
赤を吹いて断面を先に赤くしてしまう。
そのあと、ピンクなどの層が見えても目立ちにくい、隠ぺい力の強い色を吹くってことでしょうか。

ツヤありクリアを吹いてデカール保護をして、動翼部分の溝だけ濃いグレーで墨入れします。
ツヤ消しを吹いてからエナメルで墨入れすると拭き取れないので。
ツヤ消しを吹いてから、ウエザリングカラーで部分ウオッシングします。

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