模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

ひとりで悩むなよ

2017年03月28日 | プラモデル

誰かに相談をするときには、もう心は決めてる。
とよく言いますが、私は信頼する友人だと、まったく素で、無防備に相談しますね。

佳境のタイフーン君。
スピナーと胴体の帯と機番が同じ色=スカイらしいです。
手持ちのスカイはMrカラー飛行機色の#368で、
すっごく好い色なんです。
薄緑のアヒルの卵色。
ところがデカールの色は全然違う。
なので、できれば機番は塗装にしたい。

自分で思いついたのは、水につける前のデカールの上に、透明な板を置いて(デカール温存のため)、マスキングテープを貼る。
下のデカールを透かしながら、テープを切りぬく、というもの。
見辛そうだよねえ。

気づかなかったことにして、デカール貼っちゃおうか、
という誘惑に駆られましたが、念のためKくんに相談。
デカール貼って、色が違うならその上から塗ればいいじゃん!
なるほど。それはマスキングが楽そうだ。
だんだん塗る気になってきた。

念のため、いつも国籍マークを手描きしてるクラキンさんのブログを参照。
マスキングテープの上にデカールのコピーを置いて、
コピー紙ごと共切りするとのこと。
それは見やすいし、失敗してもやり直し簡単。
決まりです。

新プリンターでデカールコピーしました。

月曜日の夕食後、23時まで掛かってマスキング完了。
ラウンデルはデカールにします。志が低いので。
でもデカールが透けないように、スカイで下塗りはすることにしました。

機番は曲線のないHとNでよかった。
SとかBとかじゃ切り抜くの大変だよね。

火曜日。残業もせずに速攻帰宅でスカイを吹いた。

1ccで2回吹いて、充分発色した。
マスキングをはがす。
弱い圧で吹いてるから、吹き込みも無いし。

好いぞぉ。。 

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春雨の日曜日

2017年03月27日 | プラモデル

雨の日曜日だった。
春雨・・だが、今晩はマーボ春雨ではなく、
娘が作るたこ焼きらしい。

たこ焼きは、我が家では娘にしかできない高等技術なので、
「もういいんじゃない」などと、外野は口出しをしてはいけない。
へそを曲げないように、できあがるのを静かに待って、
有難く頂く、緊張の晩飯なのだ。

タイフーン、上面2色目はダークグリーン。
これもオーシャングレーも、Mrカラーの特色セットのもの。

マスキングは組説(昔は設計図と言ってたね)の、
塗装図(というかイラスト)のコピーの切り抜き。
スキャンで取り込んで、JWCADでキットのサイズに合わせる。
ソフトが勝手にやってくれるので、倍率は不明。

しかし、この図、辻褄が合わない。

側面図では、黄丸のようにダークグリーンは
機首パネルの頂上まで届いている。

ところが平面図では、グリーンはどこへ消えたのか。
ネットで調べたら、ほとんどの作例でグリーンは
上まで届いていたので、延ばす。

マスキングできた。

今回、紙のマスクを貼るのには、
伊号潜水艦の水上機を、カタパルトに貼るときに使った
ピットマルチという糊を試してみた。
紙に塗って、乾燥させてから貼ると、あとで剥がせるんです。

やや厚めに塗ると、紙のエッジが機体に密着しないので、
境界をボケさせることができるじゃないか、という作戦です。

今日のBGMはこれ。
エンヤベスト。なんの害もなくて、楽なんです。

でも、昔のバンド仲間にバレたら、
絶対絶交される。内緒です。
メンタルになりそうな時に買ったと思う。

ダークグリーン塗り終えたら、NG箇所のチェックです。

黄丸はグリーンをマスクしてオーシャングレーを吹き直します。
オーシャングレーを吹いたエリアが狭くて、
ダークグリーンが届かなかったという間抜けなミスです。
緑丸はラウンデルを貼るのでそのまま無視。

黄丸がのところに色が乗ってないでしょ。

ハイ修正。

グレーをマスクするのに切り抜いた反対側を、
捨てずに残しておいたので、すぐ修正できます。

ここも

修正簡単。
引っ付き虫を貼ったあごの塗り分けも、
ボケ足の長さが不均一ながらも、許容範囲ですね。

ボケ足の修正はやめとこ。

引っ付き虫のマスキングでは
吹くときの方向と強さで、調整しないとなんないようです。
基本塗装完了なので、キャノピー以外のマスキングをはがします。

白も黒もビン生じゃない。
黄色を入れた白が自然でしょ?

これが日曜夜の状態。
デカールとかまだ貼ってないから、カッコよくないねえ。 

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春の土曜

2017年03月25日 | プラモデル

やっと、気温も上がり早起きも苦痛でなくった。
先週、アオダイショウが庭をゆっくり横断していたのを見たが、

今週になって、カエルも鳴きだした。
模型も釣りもこれからである。

タイフーン君は、プリシェイド法というのかな、
パネルラインを、あらかじめ吹いておく塗装法にします。
実物のパネル同士は突合せではなく、重ね合わせて
リベット止めです。
水平面は後ろのパネルが、前のパネルの下になります。
垂直面は建築の下目板張りと同じ重ね方。
そうすると、影はスジ彫りの後側や下側にできるはず。
なので、黒サフはスジ彫りのど真ん中、真上でなく、
ずらして狙いますが、フリーハンドなのでかなりテキトー。

立ち気味のウインドスクリーンが男らしくてかっこいい。
水冷なのにちょっと古風な感じがします。

調べてみると、英空軍の要求仕様 F.18/37(1937年戦闘機)
に応じた機体というから、日本で言えば十二試。
十二試艦戦、零戦と同期!古臭いわけだ。
でも、航空先進国はちょいと違いますね。

影吹きの次は、主翼下面の白黒帯。
P-51の時のインベイジョンストライプと同じと思ってたら、
初期のタイフーンのは違うんだって。

タイフーンはよく敵機と間違えられて誤射されたので、
Dデイの随分前から識別のために、独自にストライプを
描いてたみたい。
インベイジョンはインベーダーと同じような語源のようで、
侵攻作戦=ノルマンディ上陸のことらしい。
インベイジョンは、連合国の統一規格で白黒共に幅18インチ。
タイフーンのは白24インチ、黒12インチだし、
胴体にはなくて主翼下面だけ、など違いがある。
勉強になった。

白黒を塗ってマスキング。
下面色のミディアムシーグレーを吹いた。

ミディアムシーグレーはMrカラー特色、
英軍中後期迷彩3本セットの#363と、
単品の#335の両方を
持っていた。
交互に数回吹いてみたが、それほど差はない。
特色の方がやや暖かい感じの色調。

下面をマスキングし、上面迷彩の準備。

今回初めて、粘土系のマスキング材を使ってみた。
10年以上前に買ったまま放置してあったもの。
戦車のツートンはボケ足が広いからマスキングいらないし、
九四水偵はクッキリ塗り分けだから、テープでいいしね。
まずは、初めてなのでアゴの部分でお試し。
適量がわからなくて、盛り過ぎた。

上面1色目はオーシャングレーという色で、
明度を上げると下面色と同じに見える。
もっと青っぽく彩度を変えた方が、面白かったかも。

プリシェイドの上にエアブラシが長居しないように、
黒を残しながら1回目。
下面色を足して、やや明るくしたのを、
パネル中央部へ吹いたり。

ブラシのカップのキャパシティが3ccで、
1回あたりその半分以下なので、
1ccちょっとを明度を変えて4回ほど吹いた。

タミヤの調色スティックの平たい方をビンに突っ込んで、
スティックに付いてきた塗料を万年皿にこそげ取る。
それにシンナーを数滴で1ccくらい。
1/48飛行機なら1回分です。
早くかき混ぜても、皿の底が見えないくらいに薄めます。
空気圧は0.5Kgf以下。
これでカップが空になるまで、15分は掛かってると思う。

鉛筆で下書きしておいてから吹いた。
オーシャングレーのエリアがどこまでかわかってないと、
明暗まだらをどこでやるか判断できない。
あとで、ダークグリーンで塗りつぶすエリアで、
演出してもしょうがない、というケチ臭い根性が
のちの失敗のもとだった。

土曜日はここまで。 

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カッコいいぞ台風

2017年03月21日 | プラモデル

長女が居間のステレオで、ウォークマンの曲を
音を出して聞きたい、と言います。
ステレオはUSB端子付きなので、空いてるメディアに録れば
聞けるじゃないかと。
フリーのUSBメモリーはないが、CD-RWがあるからそれに録ってやる。
70分くらいは入るぞ、と言ったら、チョー短いとほざきます。
デジタル育ちの子は、カセットテープの46分が
標準なんて思ってるジジイとは感覚が違うのよねえ。

タイフーンのキットを買ったのは、スケビの第4号掲載の
今邦さんのこのコラムの影響が大きい。
それまで、イギリス機はスピットだけで十分だったが、
この記事でタイフーンいいじゃん、って思った。

このおっさん、いったい何個キットを作ったんだろう、
と思うほど豊富な知識。
イラストが大好き。
特にここ。

尾部が取れるということをこれで知った。

今日は、役所に証明書などを取りに行くため、
4時に早退したので、5時前からマスキング開始。

ずっと前から、隅Rには丸を貼りたかった。
この丸を切り出すためだけに買ったのが、このパンチコンパス。

今までデザインナイフで、Rをフリーハンドで切ってた。
これがうまくできなかった。下手なんだよねえ。
このコンパスカッターの最小で切ったら、丁度よかった。

その丸
をマスキングテープの細切りでつなぎます。

後部の白いのは、タミヤのよく曲がる樹脂の
マスキングテープ。 
このくらいの緩いカーブに最適。

この後、アゴのラジエータにはティッシュを詰めます。
ラジエータは塗装済で組み込んだからね。

最初に塗る色は、風防にコクピット色。
ガラスを通して内側が見えちゃうから。

その上から風防の枠と、パネルラインに黒サフ等の影色。
風防は透け防止。

立ち気味のウインドスクリーンが、
武骨で、どこか古風でカッコいいなあ。 

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激シブ初釣り

2017年03月20日 | 釣り

今年の初釣りは激シブでございました。

中盤を過ぎ、沖上りまであと2時間というところで
まだ2ハイ。それも本命のヤリじゃない。

このあと、極小ヤリイカを追加で納竿。
ガックシ。
下船後に船長が、全員に手土産を配るほどの
厳しいコンディションでした。海は気まぐれなんでね。

しかしこれ以外にも収穫が。
釣り船に乗船する岸壁
で、タックルの準備をしていると、
トンビ大の比較的大きな鷹が横切りました。

osprey【英:ミサゴ(猛禽)】です。
自身、初ミサゴ。
興奮して同行の3人に話しても、反応薄い。
鳥とか動物に興味ない人って、結構多いんだね。

釣り用の古い防水コンデジなので、動く被写体は苦手です。
ピントが合ってませんが、何とか撮れてたので。

見事なホバリング。狙いを定めます。
向かい風に正対すると、ほとんど羽ばたかなくても、
空中に楽に止れるんですね。

オスプレイたる由縁です。
どこかの飛行機のように落ちたりはしません。

こうやって獲物にロックオンすると、急降下です。

翼をW形に折り曲げてダイブします。
何かを獲ったようです。
アスペクト比の高い、細長い翼です。
森の木立をすり抜けるために、太短い翼のオオタカとは
設計思想から違いますね。

FW190DとTa152Hくらい違います。
フォッケの初期型は小さい翼で、ロール率が高く、
反転して逃げられると、スピットファイアは
ついていけなかったそうです。
Ta152はあの主翼じゃ、横転するのには、
相当時間が掛かるでしょうね。

止まり木のない海を長時間飛ぶための翼。
障害物がないから短くする必要なし。
ダイブの時は、畳めばOKということ。

ダイブの高さは、10-15m程度に見えましたが、
かなりの衝撃じゃないでしょうか。
壊れないかと心配になるほど、華奢に見えます。

鳥との距離は20mあるかないか。
人がいてもまったく気にしないんですね。
人の生活との距離感は、トンビ並のようです。

何回も何回も飛び込んでました。
寒いのにご苦労さんです。
食べていくっていうのは、厳しいもんなんですねえ。 

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