健康楽園。

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静山グロスミン大会。

2006-10-17 | ヘルスsoothing.
静岡県と山梨県のグロスミン会が共同で勉強会を開きました。
グロスミンって、クロレラのことです。ブルガリスCK-5というチクゴ株から出来ていて、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・食物繊維・植物性色素・(葉緑素・αカロチンなど)69種類の成分を含んでいます。
26回目を数える大会・焼津グランドホテルで開催され、祝辞を申し上げました。
医療費抑制策の急激な進行と薬事法の改正という環境変化の影響から話し始めました。
今年4月3,16%の医療費の引き下げ・新薬事法施行によって起ってくる変化のポイントを二つお話ししました。
まずは2010年まで32兆円の国民医療費を増やさないというゼロシーリング政策の実行で病院が困惑して、患者さんが困っている点です。
医療費下げるだけでなく小児救急医療の点数を上げたっていっても病院に若手の小児科医がいません。二年半前・看護師の数を減らしてもいいから一般病床を減らして介護療養病床を増やしなさいという指導で38万床の療養病床が出来ましたが、今回15万床にする、23万床を減らすんだという厚生労働省の指示です。ハシゴを掛けておいて外されたと、病院は困っています。
もっともひどいのはリハビリ医療に関することです。医療保険適用が、患者さんが発病してから180日までと制限されてしまいました。治療開始から180日ではないです。厚生労働省は、ほとんどのリハビリが100日以内で終わっているからとの見解ですが、現場は混乱・リハビリは長期治療が必要ですし、明らかな診療制限・診療縮小だと、患者さんは不安を覚えるばかりです。
2009年からは、厚生労働省・科学部会で検討されている医薬品販売制度が変わります。現在薬局で売られている一般医薬品を副作用などのリスクに応じて三段階に分け、A分類11成分は薬剤師しか売れない。BC分類は、医薬品販売士という新たな資格試験を通れば、スーパーマーケットやコンビニどこでも売れるというものです。
現在一般用医薬品の年間売り上げは8000--8500億円といわれています。
その内、ガスター10や育毛剤内服など、リスクが比較的高くA分類にされている割合は250億円4%にも達しません。
風邪薬などBランク品目は、3600億円・残りの4000億円以上がC分類です。
このような規制緩和が、生活者にとっていいことか悪いことかは別にして、そういう時代が来ると言うことは、医療機関の、患者さんからの選別が厳しくなる時代、大淘汰時代がやってくることは間違いありません。
しっかりとした患者さんに対するサポート・説明をして、お客様・患者さんの満足度をしっかり上げないと生き残っていけなくなります。
来るべき時代に備えて、しっかりと勉強して、信頼のおけるしっかりした健康食品を売ることこそ大切で、今回の大会・勉強会が実りあることを祈念しまして挨拶を〆ましたが、理解いただいたでしょうか?

写真は、会場の焼津グランドホテルの窓から、大崩海岸越に、駿河湾、遠く富士山を望める、絶好のいいお天気でした。

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