健康楽園。

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自己責任の国。

2006-06-07 | P&E
スウェーデンは、選挙の投票率が高いので、自分達の住んでいく環境も決定していくことが出来るんだと思います。
老人を代表する機関や、ハンディキャップを背負う方々の機関の意見もしっかり反映されるのでしょう!
原子力発電所の建築に関しても、国民投票はNOでした。
現在12の原子力発電所があり、全体の電力供給の50%をまかなっています。残りの50%が水力発電です。ですから、既存の発電所は使用していき、新たな建築をしないという決定だそうです。
ストックホルムの町には、二輪車とかバイクはほとんど見当たりません。
そのかわり自転車の数は多く。歩道の横には、必ず太い自転車専用道路が設けられています。とっても猛スピードで走ってきますから、衝突注意です。
それと、こりゃーいいなーーと思ったのは、交差点に必ず設置されている歩行者横断用のスウィッチです。
写真のように、ブルーの細長い箱がついていて、上の、丸い白い印しを押すと、カタカタ音がして、しばらくすると信号が青に変ります。
押さなければ、いつまでの赤で、スムースに車は流れているという仕組みです。
日本は、完全自動化されていますから、横断歩道通行者がいなくても赤信号で車は止まってアイドリングして排気ガスを出し続けます。
運転していても、横断する人がいないのに止まるっていうのは、考えてみれば不合理。
スウェーデンは、この点でも、合理的です。
日本では、違うシステムだから、信号無視が多いのです・と言いましたら、スウェーデンも結構信号無視している人多いですよ・っていう返事でしたけれど、こんなところにも細かい環境への配慮が感じられました。

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2 コメント

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おかえりなさいっ! (りんご)
2006-06-08 23:36:44
北欧のお話、読んでいて楽しいです行ったことのない場所だから、色々と想像してしまいます!



信号機、いいですね!

確かに誰もいないのに、赤信号で止まるって

環境にはよくないですよね。。。

日本も、少しずつ環境に真剣に取り組んでいかなければいけませんよね
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参考になることが多かったです。 (ヘルスパラダイス)
2006-06-09 17:39:19
国を形作り、機能させるシステムが、ずいぶん違うような気がしました。

一般の高速道路は無料です。

しかし、郊外からストックホルム市内に入る自動車で、1人しか乗っていない車には、特別の環境税を掛けています。

都心を排気ガスから守る制度です。

コペンハーゲンには、20クローネを入れると開錠される自転車が市内に設置してあり、返すときに施錠すると、20Kが帰って来ますから、無料の真っ赤な自転車が多く準備されていて、ウーーーン・感心してしまいました。
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