貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

部品どり

2017-05-26 01:56:08 | 趣味
真空管アンプを作って以来、あれもこれもと凝りだしました
まずB/Uを兼ねた安い真空管の入手を手始めに、各種パーツやあったら便利な工具類を購入。
ひとつひとつは安くても、けっこう費用がかかってしまいました。
まぁ、その一部は次のアンプへ流用するという意味もあります。

真空管を作動させるには、直流の高圧と低圧(ヒーター用という)の電源が必要ですが、
後者にバイクの余剰バッテリーを使おう、という「さもしい考え」が根底にあります。
通常、ヒーターはトランスから交流のままつないで点火することが多いのですが、配線によっては
ハム(低音の雑音)の原因となり、低減させるには工夫がいります。
そこで昔は真空管を電池で作動※させるのがアタリマエだったので、バッテリーなら?と。
 ※家庭用電源が不安定だったのと、軍隊で無線機に使用するため
バッテリーは12V、ヒーターは6.3Vのが多く直列接続すれば±5%の誤差の範囲に収まります。
但し、何もしないで使い続けるとバッテリーがあがってしまうので「充電器」が必要です。
いちいちバイクのと取り換える(車のと同じで、エンジンをかけると充電もする)のは面倒。
買えば高いし、アンプと並行してACアダプターを使った充電装置も作りました。
100均で買った木製の箱にスイッチや電流計を組み込み、アンプの電源にも使えます。

いろいろお買い物をした中で重宝しているのがコレ↓
 
照明器具の調光器と同じ家庭用100Vの電圧を下げられる器具で、ハンダごてやドリルをつなぐと
ハンダごてを適温に保て、ドリルは低速で回せるというスグレもの。

そして廃棄した10年以上前に買ったミニコンポからの「部品どり」に手を付けました。
とはいえ、ミニコンポはICを使いプリント基板に部品が実装されているので限られます。
抵抗やコンデンサはリード線が短く切られているし、耐電圧も低いのでちょっと使えませんが、
トランスなら他の目的にも使えるのでいの一番に取り外しました。(冒頭の写真)
プリント基板手前のダイオード(黒い4つの部品)同様、定格が分からないので実際に回路に
接続してみないとどこに使えるか不明ですが、電流容量は大丈夫のはず。
左の赤・黒のリード線の付いた部品は、プリント基板に取り付けるコネクタで用途は既に決定。
右の円形のは、ハンダ付けされた部品を取り外すときに必須のハンダ吸い取り線で、これも重宝。

毎日聴いていて、一番音がしっくりくるのは一番安かったRCA製【7B5】で、一番高かった
ロシア製【6V6GT】は音がちょっと硬い感じです。(【6AQ5/6005W】は中間かな?)

【家内が教士に】
この数年受け続けてきた「教士・七段」の試験に合格し、ゆうべ通知が
'14年には私も帯同して上京、別行動で旧い友人と再会できましたが、やっと報われたなぁ、と。
試験前はピリピリしてたので私も当たらず触らずの日々でしたが、それもオシマイ(笑)  

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