貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

瀬戸内海式気候

2006-07-05 13:47:58 | よもやま話
今日正午のレーダー画像。
ご覧の通り、同じ四国でも山間部・太平洋岸はかなりの雨なのに
瀬戸内海沿岸(愛媛県北部~香川県)は降っていません。
いわゆる瀬戸内海式気候の特徴で、よくこんなことがあります。
台風のときも雨量はケタ違い(笑)。

どなたかのコメントに書いたことがありますが、四国山地(最高峰は石鎚山1981m)が、
さながら「屏風」のように、いわゆる「南寄りの湿った暖かい風」に立ちはだかり、
高知と徳島・愛媛県境の山間部に大量の雨を降らせ、香川県にはあまり降りません。
高知市でさえ、高松の2.5倍※の降水量です。
 ※過去30年の平均値…高松:1,124ミリ、高知:2,627ミリ

もちろん、晴れの日が多く温暖なので「恵まれているなぁ」と思います。
現在は廃れて(従来の製法では)いますが、「製塩」が盛んだったという歴史があり、
全国有数のミカンの産地でもあります。
海洋汚染で昔ほど盛んではありませんが、瀬戸内海の魚介の恵みを甘受していますし、
また養殖ハマチ(海が穏やか、というのもあってか)の発祥の地は香川県東部です。

そんな環境に暮らしているので、人間が「のほほん」となってしまうのかなぁ(笑)

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