フェアプレー

若い人はご存知ないでしょうが、東京オリンピックの柔道無差別級金メダリストである
アントン・ヘーシンク氏が76歳で。
今日付の朝日天声人語でも触れられているように、決勝で神永（確か五段）さんを破って
金メダルが確定したとき、喜んで畳に昇ってきた関係者を手で制した映像を思い出します。
格闘技とはいえ「道」がつく競技、勝ち負けにこだわりすぎるのはちょっと…。

同じような話が他にも。
・メキシコオリンピックのサッカー３位決定戦、地元メキシコと対戦した日本代表は
　いわゆる「完全アウェー」の中、大健闘。
　体力の限界まで走り回る日本チームに「ニッポンコール」が起こったそうです。
　この大会で獲得した銅メダルとフェアプレー賞は今も語り草です。
・'80年のゴルフ全米オープン最終日18番ホールで、先にホールアウトして優勝を決めた
　ジャック・ニクラウス氏が、最後まで優勝を争った青木功氏の最後のパットを打つ前に
　祝福するギャラリーに「静粛に！」と注意したことがあります。

以上三つのフェアプレー（というか、勝敗が決した後）の記憶は、何年経っても記憶に残り
さわやかな思いがします。
以前どこかで書きましたが、高校野球で満塁策でもないのに強打者を敬遠したり、
大相撲で星の貸し借りをする力士がいるらしい、というのはなんとも…(笑)

ヘーシンク氏の訃報に接し、そんなことを感じました。

残暑厳しき折…

お変わりございませんか？
しばらく更新していないので、「あのオッサン、熱中症で倒れたんじゃないか？」と
ご心配をおかけしてたりすると心苦しいので『近況報告』

当地もご多分にもれず猛烈な残暑で、参っちゃってます
特にこの一週間はお盆が過ぎたというのに連日「猛暑日」で、昨日も35.3℃でした。
（最高は今シーズン№１の36.8℃だった17日、20日も途切れたとはいえ34.9℃）
いくら扇風機の風を受けるがごとく、バイクで走っている、といっても程度問題。
ふだんの半分くらい配達したら、ヘロヘロになります。
水分・塩分補給を心がけ、なんとか倒れずにがんばってます(笑)
ちなみに、真夏日は先月17日から、熱帯夜は30日から継続中です。

母は退院してデイサービスに復帰後、体調を崩すこともなく元に戻りつつあります。
昨日は、久しぶりにはっきりと家内の名を呼んだらしい(笑)
何より家内が「やれやれ！」というわけです。

さて、話はガラッと変わりますが、15日のTBS系「サンデーモーニング」で
昭和天皇の「終戦の詔勅」全文を初めて目にしました。
もちろん、見ようと思えばちょっと調べれば簡単なのですが、きっかけがなくて…
ご承知の通り、難しい言葉の羅列で、ラジオの放送を聴いて理解できた人が僅かだった、
というのもうなずけます。
そして、表現に「負け戦」を認めたくない軍部の意向が色濃く反映されているなぁ、とも。
以前触れた、映画「日本のいちばん長い日」でもそういう描写がありました。
ＣＭカットしてビデオに残しましたので、ご希望の方にはダビングして差し上げます。

今月末までこの残暑が続きそう、との予報が出てますが、いくらなんでも９月になれば…
そんな題名の映画がありましたね。

エコポイントGET！

「地デジ化率25％」だった我が家、昨日２台目のテレビを買い50％になりました(笑)
２台目は26インチ、娘用（もらい物で唯一のモノラル、ちゃんと写る）のと入れ換え。
買い換えた理由は３つ。
・私に臨時収入（年金）
・期限の迫った3,000円分の割引クーポンがあった
・時期は未定でも「嫁入り道具！」の一つになる
他にも息子達に比べ「在宅率が低い」ので、ちょっとでも上がるかな？(笑)

近くにあるデオデオで品定め。
「エコポイントが同額なら売価の安いのを！」というポリシーで臨みましたよ。
ＧＥＴしたエコポイントは、テレビが12,000点、買い替えリサイクル※のが3,000点で
一番換金率の高い商品券と交換することに。
　※古いテレビを２台持って行ったけど１台分しかもらえない
金額換算でいうと、18,000円分（約33％OFF）値引きしてもらったようなものですが、
「お楽しみ」は次回購入時までお預け。
（デオデオで家電品購入時に10％値引き<エコポイント交換分>になるクーポンもくれました）
リサイクル費用で6,000円足らず払ったので、実感はあまりありません(笑)

１台目（リビングに置いている32インチ）のと比べると便利な機能が。
「裏番組表示」ボタンがリモコンについていて、番組表で探すより速い(笑)

母退院

ご心配をおかけしましたが、日付が変わったので昨日午後、母が退院しました。
入院中はずっと寝てばかり(笑)、起きるのは食事のときだけだったかも…
同部屋の人と話をするわけでもなく、テレビも視なかったんじゃないでしょうか。
早速、今日からデイサービスに復帰です。
通っているデイサービスの職員さんたちは、とても親身になってお世話してくださるようで、
帰宅したときの表情がショートステイとは違うような…。
もちろん、今日どこへ行った、何を食べた、とか話すわけではないのですが、
少しでも「日常に変化を」という職員さんの気遣いを感じないわけはない。

【おまけ１】
お昼ごはんを食べさせに病院に行ったら、他の病室のばーちゃんが来て
ばーちゃんＡ『○日に退院しようかと思う』
ばーちゃんＢ「その日は先勝やから、午前中でないとあかんで。×日やったら大安や」
以前書いた縁起担ぎの話で盛り上がってました。
ちなみに、ウチは先勝の午後(笑)、気にしない気にしない。

【おまけ２】
100歳以上の高齢者が所在不明、というので大騒ぎ。
ゆうべのニュースでは、神戸市で100人以上が確認できていないというのが発覚。
「震災」も言い訳にしてるようですが、それなら被災していないか再調査すべきでしょ？
そこで「元専門家」としてヒトコト(笑)
他の自治体でもありましたが、「住民登録している住所に家がない」というケース。
プログラム一本で見つけられます。
条件は、
・住民基本台帳で100歳以上の人を抽出
・　↑　の住所の地目が「宅地」かどうか（固定資産税の台帳と照合すればできる）
・宅地でも「後期高齢者…」や「介護保険」の申請実績の有無
これだけでずいぶん絞り込めるはず。
まして神戸なんか震災後、相当な区画整理や換地が行われ、データ精度が上がっているはず。
あ、考えてみればこんなプログラムは30年以上前に既にあった。
おそらく似た方法で調べたらゾロゾロと出てきたんでしょう(笑)

ミッチ・ミラー氏・ボビー・ヘブ氏

３日、オールディーズファンなら誰でも知っている二人の訃報が。
YouTubeから拾って、哀悼の意を…

ミッチ・ミラー氏（99歳）
『クワイ河マーチ』

ちなみに、有名な「史上最大の作戦※」は、映画評論家故水野晴男氏によるものだそう。
　※原題は「The Longest Day」、作曲はポールアンカ氏

ボビー・ヘブ氏（72歳）
『SUNNY』（'66年)

母入院

昨日付の記事で書いたとおり、母の熱が下がらず点滴を打ってもらいに病院※へ。
　※主治医にしている近くの内科医
「こりゃいかん！、入院させた方がいい」と言われ、手配してもらいました。
入院設備が無いので、紹介状を書いてもらい車で10分足らずの別の病院へ。
点滴の効果は絶大！(笑)、紹介状を書いてもらうまでの間に39度⇒37度台へ下がりました。

入院に際しての説明で、「食事を自分で摂りづらくなっている」と言うと
『介護施設じゃないから、食べさせに来てください』
というわけで、ゆうべは家内、今朝は私が。
熱が下がったらゲンキンなもので食欲も復活！(笑)
ゆうべは完食、今朝は七分目食べましたよ。

ちなみに、酸素吸入（鼻に挿管）していたらしいのですが、本人がはずすらしく枕元に。
酸素が出たままなので「要らないんじゃぁ？」って看護士さんに言ったら
『先生に訊いてみないと勝手に止めるわけには…』
素人考え（充分自力呼吸できるなら医療費のムダ）は一蹴されましたとさ(笑)

ま、何にしてもヤレヤレです。

母発熱

先週末から母がたびたび発熱し、ぐったりしています。（家の体温計でMAX・39度）
上がったり下がったりでしたが、また39度まで上がったので昨日やっと病院へ。
肺炎まではいってないが、薬を飲ませても（熱が）下がらなければ点滴を、とのこと。
「解熱剤は38度以上になってから飲ませている」と言ったら、
『年寄りの38度はたいへんな熱、37度台でも飲ませなさい』って言われました。
さっき測ったら39度3分、もしこのまま下がらなかったら「入院」ってことも…。
水分を充分摂らせてなかったのが原因のひとつか？と。介護不行き届きの極みです。