貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

東京電力国有化

2012-04-28 00:51:26 | 季節の話題
ゆうべのニュースで「実質国有化で抜本改革=東電に1兆円公的資本注入」というのが。
中越地震で「あわや…」となった柏崎刈羽原発の再稼働、7月からの一般家庭電気料金の10%値上げを盛り込み、
実質的に「国有化」して再建(つまり東京電力は実質上経営破たんしている)するという計画です。

まぁ、未曽有の震災と原発事故に対応ということで、いろんなところに頭を下げざるを得ないのでしょうが、
「国有化」というのがいかんせんひっかかる。
だってこの国の政府は、わずか10年で400兆円!も借金を増やしたんですよグラフ
そんな「経営者」が、企業の再建なんてチャンチャラおかしい、って思いませんか?(笑)

いっそのこと新経営陣には、いっさいのしがらみのない30~40代の中堅社員に「総とっかえ」したら?
どこから、どんな圧力がかかっても跳ね返せるくらいの馬力のある連中でないとムリでしょう。
それから、除染作業はいくらお金をかけても無駄ではないか?
山や森林から農地や住宅地に漏れ出し、最終的に川や海に流れ出すだけでしょう。
震災関連15」で書いた、『放射性廃棄物封じ込め』作戦を検討すべきでしょう。

被災者にはお気の毒ですが、「福島第一原発周辺ではもう暮らせない」と腹をくくる決意が要るかも…です。

ケータイ嫌い

2012-04-24 09:45:22 | よもやま話
さっき目覚めると(笑)、横に今日は休みの長男が灯りもつけずにゴロン、ケータイゲーム中。
そういえば長男の通勤車(ワゴンR・MT)を車検に出す日やった。

私が朝食(コーヒーと自家製ぶどうパン)を摂っている間、長男に立て続けに「仕事の」着信が
『休みの日やのに、仕事の電話かい!』
24時間動いている物流業界とはいえ、夜中にもしょっちゅうらしい。

いつからこんな風になってしまったんでしょう。
ポケベルに続き、ケータイが普及したせいで「どこにいても」仕事が追っかけてくる。
休みにケータイに出なかったら、休み明けに「なんで出なかった!」と詰問されて評価が下がるのをおそれ、
結局取らざるを得ない、というのが実態なのでしょう。
確かに、連絡が取れないと仕事がストップ、重大なトラブルになることはありますが…。
 ※25年以上前のサラリーマン時代、私にも経験があります。もちろん自宅の固定電話(笑)

ケータイの普及台数が人口を超えた、と先日報道されました。
仕事用・プライベートと使い分ける人がいて、複数台持っているケースが多いらしい。
いずれにしても、ケータイが仕事を進めるための「キーになるツール」になってしまったのは間違いない。

私はケータイが嫌いです。
便利だなと思うのは、出先からでも家族に「晩メシ、どうする?」って一斉送信できることくらいかな?(笑)
そして、スーパーやコンビニのレジでよく見かける「ケータイで通話(客が)しながらのお金の受け渡し」。
あれは逆の立場の経験があるのでムカつきます。
もちろん、私のブログにお越しいただいている皆さんに、そんな「マナーの悪い、非常識な」人はおられないでしょうが(笑)

雨の日はいやだ

2012-04-21 11:32:45 | よもやま話
自慢話になるかもしれませんが、しばらくお付き合いを
数日前、配達を始めたとたんパラパラッと小雨が降りだしました。
雨が降るとバイクの前カゴにはメールを入れられず、後ろのケース(フタつき)のみになり、
あまり好きじゃない「カッパ・長靴」の重装備に(笑)。
 ※メールを拭いたり、郵便受けの雨粒を拭ったり、配達効率が半分に下がる

その日も前カゴに少し積んで、後ろのケースは満杯でしたが紙封筒などは移して詰め込み、
ビニール袋でカバーされているもののみ残して続行。
調剤薬局の配達を終え、次は花屋さん…と思いきや「アレッ?、花屋さんのメールがない!」
こういう場合、順番の組み間違いか、くっ付いたまま気付かず配達したかどちらか。
残っていないのでくっ付いてたか…と逆戻り。
案の定、薬局から白衣のおねえさんがメールを持って出てくるところでした。
「くっ付いてたので、近くだし持って行ってあげようと…」『すっ、すみません』

その「おねえさん」は薬局オープン時からの顔なじみ、愛想もいいし密かに私はファン(笑)
お客さんがいなければ、季節の話題をしたり、私の豆知識などを披露したり立ち話ができ、
いつも気分よく配達できるので、「おっ、今日はあるな」とウキウキ

人に親切にしてもらったら、直接以外に他の人にも親切でお返ししなけりゃ…が私の主義。
花屋さんの上にレストランがあり、オーナーシェフのベンツが駐車場にいつも駐まってて、
通りがかると(雨が降り出したのに)窓が開いたまま。
メールの配達はなかったけど、階段をトコトコ、お教えしてきましたよ。

「誤配達してるから、引き取りに来い!」ってクレームを入れてくる人もあれば、
近くだから持って行ってあげよう、という親切な人もいる。
当然、後者の人には次々と「よいこと」が舞い込むはず。

みんなが「ちょっとした親切のおすそ分け」をし合えば、もっと住みやすい世の中になるのに…。


退色補正

2012-04-17 10:53:56 | 趣味
娘の披露宴で流した「二人のアルバム」、生後すぐの写真から最近のものまで娘が持ち込み、
ウチのプリンタ(スキャナつき)でPCに取り込んで音楽をつけ、ビデオに編集しました。
デジカメのはともかく、古い写真は退色(「褪色」の方がしっくりくる)が目立つのもあるし、
カラーバランスがよくないのもありました。
私らの世代だとモノクロ写真がセピア色になり、「反って味わいが出る」なんてこともありますが、
すべてカラーだし(笑)

そこで「退色補正」の出番。
予め指定してスキャンするとかなり元の色が甦り、デジカメの画像編集ソフトでカラーバランスを修正。
手間はかかりますが、なに娘のためなら…(笑)
もちろん、会場のプロジェクター※で観た人のほとんどは気付かなかったでしょうが。
 ※モニターより、暗いし不鮮明

ついでに、結婚式のとき参列させようか?と考えたオヤジと母の写真(デジタル)をプリントしたら、
プリンタの調子が悪く(何枚プリントしても黒いスジが入る)諦めました。
せっかくなので在りし日のオヤジの補正前・補正後を。
  
いつ撮ったか?は不明ですが、50代後半だったことはほぼ間違いないでしょう。(35年くらい前)
元の写真は、死後ずっと私が関東時代~高松暮らしの間写真立てに入れて持っていたもの。
今は仏壇に置いてあります。

もう一つ、今回は使わなかったけれど画像編集のフリーソフトで便利なのが。
何かで「ちょっと傾いた写真」が撮れてしまったとき、補正できるのがgoogleの「Picasa」というソフト。
画像に方眼の線が表示され、チョイチョイと直せます(笑)

花嫁の父(本番)

2012-04-16 02:55:09 | 家族のこと
日付が変わったので一昨日の14日、娘が結婚式を挙げました。
雨が残るとの予報がはずれ、送迎バスで式場に向かうころには春の穏やかな日差しが差してきました。
またも「晴れ男・晴れ女軍団」にお天道様もおそれをなしたか…(笑)

冒頭の写真は、娘の友人が手書きしてくれ、式場入口に飾ってくれた「ウェルカムボード」。
実物よりカッコえ~やん!、とカゲの声
結婚式(人前式)も披露宴も、娘たちが何ヵ月も練りに練った趣向がこらされ、よくやった!
お決まりの来賓祝辞など一切なし(笑)、和気あいあいと進行され、年配者は拍子抜けだったかも…。
ちゃんと変人のオヤジの意向をくんでくれたようです。
ケッサクだったのはキャンドルサービスの代わりに新郎が「ビールサービス」をしたこと。
球場のスタンドで見かける、背中にビールのタンクをかついでいるアレ。(重かった!…新郎談)

親の欲目でしょうが、娘は輝いていました。



最後に娘から「両親への感謝の言葉」があり、目頭が熱くなりましたよ。
「花嫁の父の挨拶」は、CMみたいに紙に書いて練習するのは性に合わず、得意の「出たとこ勝負」で。
もちろん、ごく普通の内容です。
『結婚式はゴールじゃなく、山あり谷ありの人生のスタートを切る日』
親きょうだいはもちろん、先輩・友人のアドバイス・協力なくして乗り切っていけるものではない、と。

今年最初のイベントが無事終了、胸をなでおろしているところです。


【おまけ】
↑で「無事」と書いてますが、ドジなオヤジが「大失態」をしでかしました。
前夜から来ていた妹夫婦と母の病院へ行き、先に式場へ家内と妹(着付けを頼んでいた)を送るため遠回り。
結構道が混んでいて遅くなってしまい、迎えのバスの時間ギリギリに。
式場でさて着替えようとしたら、肝心のワイシャツを忘れたのに気付いた
「リハーサルがあるので、あまり時間が…」と式場の係の人に言われ、『えーい、買いにいった方が早い!』
車で来ていた妹のダンナに頼み、5分ほどのところにある「ユニクロ」へ。
サイズがピッタリのがなかったけど、上着を着たら分かるモンかい!
家内は唯一の来賓のなぎなたの先生から「ちゃんと用意してなかったアンタが悪い」と言われたそうですが、
ウチは『自分のことは自分で』でやってます!、って言い返したらしい(笑)
テキもさるもの…

ザトペック投法

2012-04-07 02:50:44 | 想い出話
何気なくgooのスポーツ記事を見ていたら、「防御率1点台、超一流投手の証明」というのが。
昨今の野球は「打高投低」と言われ、息詰まるような投手戦はめったに観られません。
昨シーズン、統一球の採用で投手成績が上昇、ダルビッシュと田中マーくんが1点台でタイトルを争い、
話題になった関連記事でした。

その記事の中で「その場所に私も居合わせた!」写真がコレ村山実引退試合
記事にある、昭和48年3月21日の阪神・巨人オープン戦(甲子園球場)を観に行ってたのです。
村山氏がブルペンから江夏氏らの騎馬に担がれ登場したシーン、私も200ミリの望遠で撮りましたよ(笑)
押入れに入れたままの「記念品」の中に、ネガや写真もあるはず…。

当時の私は巨人ファン、それでも「ザトペック投法」の異名を持つ村山氏の力投には「敵ながらあっぱれ!」。
ユニホームが汗でびっしょり、居並ぶ強打者に真っ向勝負を挑む姿が思い出されます。

村山氏は、'98年に61歳という若さで亡くなられました。


【後日追記】
村山氏といえば「天覧試合」(昭和34年6月25日・後楽園球場)。
長嶋さんが9回裏サヨナラ本塁打を放って終了しましたが、陛下が帰られる予定時刻直前だったとか。
(延長になると試合終了まで観られなかった)
「ON」が初のアベックホームランを放ったり、小山・村山の両エースを登板させるという阪神の意気込みといい、
歴史に残る試合だったことは間違いないようです。詳しくはコチラ

米粉パン

2012-04-04 10:33:57 | よもやま話
先日の日曜日、家内とかねて検討していた「GOPAN」を買いに行きました。
ご承知の通り、ふつうのお米でパンが作れるというのがウリの調理家電。
発売直後(三洋)は品切れ続出で、「一カ月待ちがアタリマエ」というヒット商品。
在庫がなく火曜日に入荷するというので、家内が会社の帰りに寄って早速「米粉パン」に挑戦!(笑)

できあがるまでおよそ4時間かかりますが、「焼きたて」はうまい!
試食レベルで米粉パンを食べたことはありますが、自分ちで作るとホカホカだし「もっちり感」が違う。
後発メーカーから「冷ごはん」で作れる※という少し安い製品も出ましたが、どうせなら…と。
 ※小麦粉と混ぜて作る、Panasonicに統合後この製品も対応とか

まぁ、添付のレシピを見ると「あれもできます、こんなのも…」のオンパレード(笑)
せいぜい玄米パンやぶどうパンが関の山の我が家、前に書いた「使いこなせてない…」になるのかな?
お米(玄米で)を分けてもらっている、ヤマトの従業員さん(兼業農家)が退職しましたが、
特に何も言わなかったので今後も電話すると30キロ袋で届けてくれるでしょう。

コストを言い出すとキりがありませんが、ふつうのパンが1斤150円前後。
お米が200グラムちょっとですから70円弱、ドライイースト・小麦グルテン※・無塩バターは買わなくちゃいけないし、
電気代も結構かかるので「500コ」は焼かないと…(笑)
 ※100%お米の時のみ、小麦粉を混ぜるときは不要 

でも「焼きたてのうまさ」はお金には代えられない。

栄枯盛衰

2012-04-03 00:44:50 | 想い出話
オーディオメーカーとして、一世風靡した「サンスイ」が会社更生法の適用を申請、
事実上倒産というニュースが。 ヤフーニュースの記事
昭和40年代、新興オーディオメーカーとして「パイオニア」「トリオ(現ケンウッド)」と並ぶ三羽烏でした。
以前、ステレオでちょっと触れましたが、我々の世代が社会人になったころHi-Fiオーディオ装置が家庭に浸透、
音楽がラジオからステレオに移った時期に急成長したともいえます。

記事によると、昭和50年代中頃から経営危機に陥り、外国企業の傘下に入って再建を図ったようですがうまくいかず、
ついに負債総額わずか2億5千万円でダウンとなったようです。
忘れかけた記憶をたどると、「家でレコードを聴く」から、もっと手軽な機器※へ需要がシフトしていったころで、
サンスイさんもその対応ができなかったのかも…。
 ※ソニーのウォークマン発売が54年、ミニコンポが主流になっていった

サンスイといえば、真空管アンプの名器「AU-111」を思い出します。
ブラックパネルの重厚なデザイン、タマ(球)は「6L6GCのP-P(プッシュプル)」でした。
高校時代、姫路駅前にあったオーディオ専門店(確か正電社だった)で鳴らしていたのを聴いたことがありますが、
ジャズのベースのリアルな音に唸ったのを憶えています。
 ※ソースはテープ(38・2トラ?)、スピーカーも超高級品だったけど
トランジスタの後継機「AU-777」は不評だったかな?
ちなみに、その昔会社に内緒でサンスイのプリメインアンプ「AU-555」を買ったことがあります。
そのころビクターに私の給料で買える手ごろなアンプがなかった、というのもありますけど
給料が上がって「JA-S7」を買ったのは高知時代、師匠は上位機種の「JA-S9」だったっけ(笑)

今のPC同様「際限のない世界」、ある程度で手を打たないとエライことになります。