貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

千円拾得

2010-09-29 23:33:14 | よもやま話
今日配達中、配達先の前の路上で千円札を拾いました。
いわゆる「ハダカ」で、おそらく財布からこぼれ落ちたのでしょう。
たまたま交番所が近く、持って行くことにしましたが、途中ミニパトとすれ違ったので
交番所に着くとやっぱり留守(笑)
備えてある「承り簿」にメモ書きして連絡を待つことにしました。
さっき電話がかかってきて、「今からお伺いしていいですか?」(笑)

まぁ、第一線のお巡りさんのことゆえ「非常識な時間」との言葉を飲み込み了承。
10分もしないうちにお巡りさん二人がミニパトで到着。
書類の私の姓の間違い(松と杉、よく間違えられる)を指摘したりして
落とし主が現れなかった場合、3ヵ月後には私のものになるわけですが、
『一切の権利を放棄します』と伝えました。

さて、この千円、落とし主が現れなかったらどこへ行くのでしょう?
国庫かな?、県でしょうね。

秋の味

2010-09-29 00:58:32 | よもやま話
ゆうべ、仕事を終えて帰宅してすぐ家内も会社から帰って来ました。
玄関からではなく、台所の扉を開け「サンマがあるんやけど…」。
会社の取引先からもらったとかで、発泡スチロールの氷水に入った6尾!。
『それじゃあ、七輪を買ってきて炭火で焼くか?』とミーハー夫婦。
すぐ近くのホームセンターへ二人で出かけました。

買ってきたのは長方形の2口タイプ。
丸型の方が値段も安かったけれど、汎用性(バーベキューにも使える)をとりました。
炭は、二男が夏にキャンプ用に買ったのが残っているのでそれを。
問題は火起しですが、それもカセットコンロのボンベを使うバーナーがあるので簡単(笑)

買い物に行っている間に帰宅していた二男と娘が、「サンマのために買って来たんかぃ
そう言いながらも、娘は食事の支度のかたわら炭火起しの団扇煽ぎをサポートしてくれ、
二男はサンマのハラワタ(ウチは苦手)を取り、半分を塩焼き、残りをつみれ※に。
 ※先日の食材が残っていたので豆乳鍋にして投入(笑)
ダイコンはあったけれど、「すだち」は先日使い切ったので我慢。

『やっぱり炭で焼くとウマイ
秋の味を満喫しましたよ。

ちなみに、関西では七輪のことを「かんてき」と言います。

秋分の日

2010-09-24 00:09:02 | 季節の話題
23日は「秋分の日」、『暑さ寒さも彼岸まで』のことわざ通り、前日まで※とは一変、
当地のお昼過ぎの気温は20℃を切っていました。
 ※当地の最高気温は、21日…35.6℃、22日…34.9℃
明け方の雨がやんだあと気温が上がらず、久しぶりに長袖ジャージで配達しました。

「秋分の日」、彼岸の中日以外に『昼と夜の長さが同じ日』というのは皆さんご存知ですが、
厳密に言うといろいろ疑問点があります。その一つが…
・秋分の日でもまだ昼の方が長い?
  日本標準時子午線が通る明石市を「こよみの計算」で調べてみると、日の出…5時48分、
  日の入り…17時56分で、昼の時間は12時間8分となります。

 これは、日の出は地(水)平線から太陽が出た瞬間、日の入りは沈みきった瞬間とするために
 実際には太陽の(見かけの)大きさの分「昼の時間が下駄を履いている」ためでしょう。
 そして、太陽が出切る、あるいは沈み切るまでの時間はそれぞれ約3分※だそうですから、
 それぞれを半分ずつ(太陽の中心を基準)にしてもまだ5分余る。
 ※斜めに移動するためで緯度・季節などで変わり、理論上(=直径分の移動時間)は2分ほど
 あと考えられるのは「大気による屈折(回り込み)」で、実際には地(水)平線よりも
 下にあっても見える、 ということが考えられます。

22日はとてもきれいな夕陽が観られ、沈むまで眺めていました。
予報で、天気が崩れ一挙に涼しくなる、とあったので「やっと夏が終る」と。 

やっと…

2010-09-18 01:42:27 | 季節の話題
7月17日以降、ずっと続いていた最高気温30℃以上の真夏日が15日で途切れました。
延べ60日ですから丸々「2ヵ月!」。
その間、35℃以上の猛暑日は21日(7月…3日・8月…14日・9月…4日)、
いわゆる「熱帯夜」も27日間連続(7月30日~8月25日)でした。
5月(一度も30℃を超えなかった)~6月(32℃台どまり)が比較的しのぎやすかったので、
このまま…、と思ったのが大間違い(笑)
倍返しどころか3倍返しを食らったようなもんでした。
まぁ、いくらなんでもこれから35℃以上にはならんやろ?、ということで総括してみました。

ところが、ゆうべのローカルニュースで「水不足」の懸念が
何度も書いた「早明浦ダム」の貯水率が60%台に落ち込み、このまままとまった雨が降らないと、
今月末には香川用水の取水率を20%カットという「第一次取水制限」に入る、とか。
早明浦ダム上流の降水量は、3~7月で計1700ミリほどあったのですが、8月は200ミリ足らず。
今月に入っても70ミリほどしかなくて、そりゃ蒸発する一方やろ。
まぁ、20%カットといっても分かりませんが、高いところでは水圧が下がるらしい。
真夏にコレだと困るのですが、多少は気が楽です。

週間予報では、23日の秋分の日は雨とか。
ご先祖サマも「お盆か?」と間違えないで済みそう(笑)

また一人…

2010-09-13 22:30:53 | 訃報
このカテゴリが続くというのは、寂しさがつのるばかりなのですが…

クレージーキャッツの谷啓さん。(11日、78歳)
病気ではなく、ほとんど事故死(階段から転落し、頭を打った)に近かったのでしょう。
トシとともに足腰が弱り、階段やちょっとした段差でも体を支えられなくなり、
転んだり、けつまづいたりするものです。
ギャグの数々はご承知のとおりですが、トロンボーン奏者としても日本有数だったとか。
「釣りバカ日誌」の佐々木さん役、ビッグコミックオリジナル連載開始直後から知っていますが、
映画化されたとき「ウン、谷啓さんならピッタシ!」と思ったのを憶えています。
ちなみに、外国の作家やコメディアンなどの名前をもじった一人で、谷啓さんはダニー・ケイ、
他には江戸川乱歩(エドガー・アラン・ポー)、益田喜頓(バスター・キートン)がおられます。
いつもながら、また「昭和」が遠くなりました。合掌

今日はオヤジの命日、ちょうど30年になりました。
母に訊くと『じーちゃんの命日や!』って。
まぁ、誰かの命日として憶えてるだけマシか(笑)

平年より3℃高かった

2010-09-09 01:10:10 | 季節の話題
台風はいかがでしたか?
当地は「来てるの?」という感じで、風は10メートル/s弱、雨量に至ってはわずか0.5ミリ!(2日間)
台風が(当地の)西を通ると、南よりの風が吹いて雨は四国山地南側に大量に降り、
瀬戸内側はたいしたことはありません。

さて、「観測史上、もっとも暑かった」今年の夏。
当地は最高気温こそ36.8℃(8月17日)でしたが、「しのぎやすい日がなかった!」のが
実際のところで、8月のデータを見てみると
    平均気温 最高気温 最低気温
平年   27.4    31.7    23.6
今年   30.4    34.7    26.6

謀ったかのように、すべてがちょうど3℃高かった。
だいたいお盆過ぎには2~3℃下がって、平均値を押し下げるのですが今年はそれもなし…
残暑は9月に入っても続き、最高気温が3日、最低気温は7日も観測史上トップ10※に入り、
来週まで持ち越すとか。
 ※1971年以降

とはいうものの、日が暮れると虫の声が聞こえ、今日は台風の置き土産の西よりの風が吹き、
配達中31℃前後でもずいぶんラクでした。
もうちょっとの辛抱、というところです。

どうすればいいのか…

2010-09-07 02:52:12 | 季節の話題
さっきNHK総合で「消えた高齢者“無縁社会”の闇」が再放送されていました。
本放送でご覧になった方もいらっしゃると思いますが…。 番組詳細

先日来、100歳を超えた所在不明の高齢者がゾロゾロ明らかになり、年金の不正受給や
行政の怠慢がマスコミを賑わしています。
「年金…」については、一部の不心得者(死亡通知をすると停止)もいるのでしょうが、
老親の介護のため働けなくなった、という気の毒な事情の方もおられるようです。
単純に糾弾するのも…。
「行政…」は、『税金で仕事をさせてもらっている』という意識の欠如にすべて帰結する、と
バッサリ切っておこうか(笑)

こんな問題が起こる「元凶」はいったいどこにあるのか?
「高齢化」「核家族」「不景気」「格差」などなど、今のこの国で噴出している問題が
複雑に絡み合い、にっちもさっちも行かなくなっている、ということなのでしょう。
政権が変わっても同じ、といわれますが、長期自民党政権のツケが出ているにすぎない。
(過去何十年も”それ”を選挙のたびに是認してきた)
政党間で足の引っ張り合いをやってる場合じゃないのに。

ちなみに、ウチは母が死んだらちゃんと死亡届を出して、極めて質素な葬式を出し、
そのあとは私らの年金で暮らしていける老後の設計に取り組まなくちゃ。
小さな家を二世代ローンで買うもよし、また公営住宅にもぐり込むもよし、なんてね(笑)

わかのはな~!

2010-09-02 02:31:21 | 訃報
野球はON、相撲は栃若、という我々の世代のヒーローの一人、元横綱若乃花さんが。
(82歳、若ノ花⇒若乃花⇒二子山)
ライバルの栃錦(のちの春日野、平成2年に死去)との名勝負の数々は今も語り草。
家にテレビがなかった小学校低学年のころ、両者の取組(私は栃錦のファン)のときは
ラジオの実況中継を手に汗を握りしめて聴いたものです。

栃錦が亡くなったときのNHKの特番をビデオに残してあり、若乃花へのインタビューも。
印象的な言葉もあったので、探してダビングしてお見せできれば…、と。


お互いに「切磋琢磨」という言葉がぴったりの両雄のこと、再会したあの世で
今の大相撲のていたらくを嘆いておられることでしょう。合掌