犯罪被害者の法哲学

犯罪被害・刑罰・裁判員制度・いじめ・過労死などの問題について、法哲学(主に哲学)の視点から、考えたことを書いて参ります。

横浜市中区・弁護士殺害事件

2010-06-03 23:51:06 | 時間・生死・人生
別の弁護士事務所にて


弁護士1: どんな理由があれ、絶対に許せない犯罪だな。

弁護士2: 問答無用で刃物を持ち出すなんて許し難いですよね。

事務員: そうですね。(昨日は過ちを赦すことの大切さを語ってませんでしたっけ?)


弁護士1: それにしても、早く犯人が逮捕されないと困るよなあ。

弁護士2: 近いうちに指名手配されるでしょうし、逃げ切れないでしょう。

事務員: そうですね。(判決が確定するまで無罪の推定が働くはずでは…?)


弁護士1: とにかく、これは弁護士業務に対する重大な妨害だよなぁ。

弁護士2: 弁護士事務所に乗り込んだところが我々に対する挑戦ですよね。

事務員: そうですね。(殺されたのは誰でもいいんですか?) 


弁護士1: 暴力による脅迫には、一歩も引かずに毅然と対処しなけりゃならんね。

弁護士2: 犯人に弁解の余地はないでしょう。

事務員: そうですね。(逮捕されたら、弁護士の誰かが付いて弁解するんですが…)


弁護士1: それにしても、殺される前に何とかならなかったのかなあ。

弁護士2: 周りが体を張って守るとか、できそうなもんですけどね。

事務員: そうですね。(私はまっぴらです。)


弁護士1: ところで、こういう時の香典はいくら包むんだ?

弁護士2: わかりません。まあ、弁護士ですから、相当集まるんじゃないですか?

事務員: そうですね。(やっぱりお金の話ですか。)


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フィクションです。

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