お寺さんぽ Ver.03

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麻生さんは漢字苦手?…でも漫画に罪はないでしょう (読売新聞ほか)

2008年11月20日 | ネタ
こんばんわ。
年末までお仕事でいっぱい・いっぱいです。
最近はコレという記事なく、すっかりご無沙汰だったんですが…どうにもちらほら引っ掛かる部分があったので、久し振りに。
さてはて、世の中の闇を一刀両断するこのブログ(大嘘)
本日は『 麻生さんは漢字苦手?…でも漫画に罪はないでしょう (読売新聞・ほか) 』です。

”漫画好き”というのが売りの一つである「麻生首相」
理解のある人が頻繁に画面へ出てくるのはいいことだなー、とか思っていましたが…。
なにやらちらほら気になる事が。


■みぞうゆう?ふしゅう??…麻生さんは漢字苦手?
 [読売新聞] 2008年11月13日

 麻生首相が最近、言葉遣いの誤りを連発している。

 12日午後、日中関連イベントであいさつした首相は、「これだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは例がない」「(四川大地震は)『みぞうゆう』の自然災害」などと語った。手元に用意した原稿にはそれぞれ「頻繁(ひんぱん)」「未曽有(みぞう)」と書かれており、誤読だったようだ。
 7日の参院本会議でも、植民地支配と侵略への反省を表明した村山首相談話を「ふしゅう」すると表明した。首相は「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読む間違いを国会で何度も繰り返しており、12日の衆院内閣委員会では、質問に立った民主党議員が首相に近い甘利行政改革相に、「首相が日本語を正しく発音しないのも何ですから、『とうしゅう』と読むんだと伝えてほしい」と苦言を呈する場面もあった。

 秘書官らに指摘を受けた首相は、「おれ、そんな風に言っているかなあ」とこぼしたといい、自覚はあまりないようだ。
 12日夜も、間違いの多さを指摘した記者団に平然とこう答えた。
 「それは単なる読み間違い、もしくは勘違い。はい
---------------------------------- 。。。



この記事の前後あたりから、よく耳にするようになりました。
新聞記事などで明確に結び付けているものを探したんですが、とりあえず見当たりません。
しかし、中吊りにて発見しました。
↓それ。

 「学習院の恥」とOBも見放した「おバカ首相」
 ~マンガばかり読んでいるからだ!
[週刊新潮]

テレビなどを見ていると、よくコメンテーターの方がそういった言葉を発しております。
いまだに、「漫画=低俗」という風潮であることに驚きます。


漫画と学力は直接関係ないことでしょ?
小説ならいいの?
新聞ならいいの?
活字だけってーのは、そんなに偉いものですか??
(※毎日新聞の英語版サイトで、世界に向けて低俗な捏造記事を発信してましたよねー)

最近のドラマ、映画には漫画原作が多いんですが、それもくだらないと思います?
小説離れも確かにあるんでしょうけど、漫画がそれだけエンターテイメントとして、面白い存在になってきているということもあるでしょ?
また、そんなんをゴールデンに流すテレビ局はどうなの?

これらは単なる表現方法の違い。
ことさら結び付けて貶めたり、コメントするのはだいぶおかしいと思うのだけど…。
とにかく、最近の首相バッシングに”漫画好き”というキーワードが絡められていることは、非常に悲しいです。

漫画好きと学力には関係ありません。
あれだけ評価されていながら、認知されるにはまだ時間かかるのかなぁ…。



もっけ(勿怪) 3 (3) (アフタヌーンKC)
熊倉 隆敏
講談社

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※例えばこんなん。
 妖怪を退治するのではなく、”うまく付き合っていく”ことが描かれています。
 人間ドラマですね。


こどものじかん 5 (5) (アクションコミックス)
私屋 カヲル
双葉社

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※あるいはこんなん。
 一見するとえっちっぽさが目立つ漫画ですが、実は扱っているネタは非常に重いものです。
 誇張はあるでしょうけれど、現実にこんなんあると思います。


暴れん坊少納言1 (ガムコミックスプラス)
かかし朝浩
ワニブックス

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※何度か紹介してます、こちら。
 はっきり言って、授業を数百回やるよりも歴史に興味を持つ切っ掛けになるでしょう。
 上の画像がこちらの漫画ね。



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