お寺さんぽ Ver.03

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なんだか切ないガス・パッ・チョ「織田信長編」 (CM・東京ガス)

2007年10月28日 | ネタ
どうも、こんばんわ。
さてはて、毎度のことではありますが、お寺とか仏像とか歴史とか…そんなん期待して、うっかりこちらへ来てしまった八兵衛さんな貴方。
まぁ、今回はコチラも一応歴史っぽいお話ではあるんですが、下記リンクから引っ越し先へどーぞ。
(※”賤ヶ岳の七本槍”のひとり「加藤嘉明」さまの記事なのですよ。その1回目なの)
こちらはその跡地でして、好き勝手なたわ言ブログなのでした。でした。

 ★こちらもどうぞ ⇒ お寺さんぽ ver.02 

さて、世の中の闇を一刀両断するこのブログ(大嘘)
本日は『 なんだか切ないガス・パッ・チョ「織田信長編」 (CM・東京ガス) 』です。

うん、あまり書きたい記事がありませんでした。
守屋前次官の接待ゴルフ・賭け麻雀などの問題とか、ダイアナ元英皇太子妃の最後の言葉とかあったんですけれど、やめ。
そんな訳で、今回は軽い話題をチョイスしてみました。

えっと、「東京ガスのCM」をご存知でしょうか?
あの、世界の歴史人物がタンスから出てくるやつ。

軽いコメディーで歴史も好きなひでるさんは毎回楽しみにしているんですが、やっぱりシリーズで楽しいのが「ピエール瀧」さん演じる「織田信長」の回。
なんと、最終回という文字が!


ポエム番長
マッコイ斉藤,ピエール瀧
サンクチュアリ出版

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■「ピピッとコンロ」織田信長編
(※以下はHPでの解説原文そのまま)

「ピピッとコンロ」の料理を楽しみに三度やってきました織田信長。
新しい「ピピッとコンロ +do GRILLER(プラス・ドゥ グリレ)」のグリルから
付属のダッチオーブンを使ったオーブン料理や、ピザが次々出てきて今回も感嘆!
満足げに帰っていく信長が帰る間際に言った一言が・・・。
(※東京ガスCMページより
---------------------------------- 。。。


前にも書いた(→たまには泣いてみませんか?)ように、、最近は「徳光和夫さん」ばりに感動屋のひでるさん。

「じゃあ本能寺戻るわ」

という、信長さまの軽い一言。
そして、写真の貼られた印籠を渡した後の、「達者でな」という最後の笑顔。
これらがなんだか妙なまで胸に刺さりました。

軽いコメディーとして読んでいた4コマ漫画の「ぽてまよ 2巻」
そのラストが、不意に泣き展開で驚いた時のようです。
(※わかんないですか。わはは)
咲いた花がぱあっと散るイメージに、ぽてまよ・母親の死のイメージがそれぞれ重なっているのです。
泣けます。

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脱線しました。
歴史を知る我々は、”本能寺戻る”という言葉がどんな意味を持つものかを知っています。
自らの未来を疑わない者の純粋さがあります。
自分勝手で迷惑っぽさもあった信長が、まるで後の運命を知っているかのようにふと見せた優しさがあります。
…そこが、深い。

「織田信長」という方は、例の”殺してしまえ”という文句の浸透力がやたらめったら強く、粗暴で危険で恐ろしい方というイメージが一般的にですよね。
そうした面がある一方で、派手好きで色々な事柄に興味を持ち、また身内への優しさもあったりする、人間的魅力に溢れる方なのでした。

信仰心ない信長が諫死した「平手政秀」のためにお寺を建立してみたり、重大な命令違反をした「羽柴秀吉」を謹慎処分で済ませたなどの各エピソード。
秀吉の妻「ねね」さん、実妹「お市の方」など女性陣に見せた細やかな配慮。
ほか、鍬を枕に居眠りをする農民を「気楽な身分でいいなぁ」と羨ましがったり、黒人の肌の黒さに面白がったりと、非常に人間的で可愛らしい(笑)一面も持ち合わせているのです。

…そうした様々な事柄が、「ピエール瀧」さん演じる「織田信長」から感じられ、最後の笑顔と「達者でな」という台詞が妙なまでひでるの涙腺に響くのですよ。

そんな訳で、最近はCMでも泣けるのでした。
(※ちなみに、今回写真は京都・本能寺です)


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