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「ウルトラマン伝説展」高い芸術性? (跡地ニュース)

2006年11月15日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
検索とか、なんだかでこちらへ来る方がまだ多いので、そのうちに何か書いてみようと思ってたの。
こんな記事見つけましたんでどうぞ↓


●広島で「ウルトラマン伝説展」 怪獣にみる、高い芸術性 2006年10月15日[Sankei Web]

今年は「ウルトラマン」の放映開始から、ちょうど40周年。
社会背景を巧みに織り込んで描き込まれた人間ドラマや、当時最新の技術を盛り込んだ映像表現は、今も多くの人々を魅了し、後のヒーロー観に多大な影響を及ぼした。
そして、これらと並んで高い評価を受けているのが、成田亨(昭和4~平成14年)と高山良策(大正6~昭和57年)という2人の芸術家によるヒーローや怪獣の造形だ。
独創的な作品の数々は、世界の近現代美術とも深く結びついている。(寺西肇)

-中略1-

 成田は「怪獣とウルトラマン」の関係を「カオス(混沌)とコスモス(秩序)」と位置づけ。
ウルトラマン自体の造形には「現代の神仏」をイメージ、広隆寺の弥勒菩薩やギリシャ彫刻に見られるアルカイック・スマイル(古代の微笑み)を湛えたマスクを作った。身体のデザインは、イタリアの巨匠ペリクレ・ファッチーニの彫刻「ダイナミックな動きの表現」を参考にした、という。

 敵役である怪獣や宇宙人の面々も、個性派揃いだ。成田はデザインにおいて、
(1)現存する動物をそのまま映像トリックで巨大化させない。
(2)動物と人間などの同存化合成は行うが奇形化はしない。
(3)体を傷つけたり、血を流したりしない。
-との3原則を自らに課した。
その上、高山は人が入って演じる関係で出るデザイン上の制約を克服しようと、中に入る人を複数にしたり、操り人形にしたりと工夫を怠らなかった

-中略2-

誕生40周年を記念して開催中の「ウルトラマン伝説展」では、実際に撮影に使用された着ぐるみはもちろん、成田によるデザイン画や、デザイン上に大きな影響を与えたプリミティヴ・アートの仮面なども展示。
2人の芸術家による、血の滲(にじ)むような作業の一端を知ることができ、これほど高い質の造形物が、週1回のペースで送り出されたことに改めて驚かされる。そして、現在も放映中のシリーズにも繰り返し登場する、これら往年の怪獣の普遍的な芸術性を実感するのだ。

「ウルトラマン伝説展」は19日まで 広島県立美術館
【大阪夕刊から】
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まぁ、宣伝もあるのでしょうけれど、やったら褒めちぎった文になんだか冷めますね。
ちょっと前くらいまでは、”所詮子供番組”みたいな感じではなかったですか?
違ったっけか?まぁ、キチンと評価されたんだからいいか。

ひでるさんはウルトラマン好きですよ。
そりゃー子供の頃に多大な影響受けました。
実にいいものです。
登場怪獣も、ペスターとか、ブルトンとか、タダとか……(延々続く)実に多彩で独創的なものでしたよ。ええ。
最近のはよく知りませんが、CMなどで姿を見るといまだに胸躍ります。
上の説明からすると、ひでるさんも子供の頃のウルトラマン好きが、年齢と共に仏像へ移行したのかもしれない、とか思いました。

…でも……広島なのね。さすがに行けませんよ。




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