新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

自ら鍛えること

2017-02-15 22:13:12 | 稽古
最近は「褒めて伸ばす」というのが良いとされているようですが、武道では(武仁塾では、かもしれませんが)基本的に「勝つ」よりも「負けない」ことを重視するので、褒めることでうまくいったらラッキー、というよりも厳しい稽古をして踏ん張る力をつけることが主眼であると考えています。

稽古前に体調を整える、稽古中は集中してケガをしない、というのは基本中の基本です。
どうしても集中力に欠けるときは、正座をして見取り稽古をします。正座は、正式な座り方であって茶道の時と同じです。学校などで以前は体罰として正座をさせることがあったようですが、道場の正座は意味が違います。背筋を伸ばして拳を太ももに当て、号令とみんなの動きに合わせてしっかり気合いを入れましょう。


自分を甘やかさず、克己心を養えることができれば、勉学や仕事に必ず役立ちます。
稽古中に厳しく注意されるのは、自分を鍛えるキッカケを与えてくれているのです。武仁塾では、厳しく指導されても辞めさせられた人は今までありません。下手だからと怒られたり辞めさせられることもありません。甘い指導でにこやかに教えながら「明日から来なくていいから。」などという道場ではありません。入門希望を断ったこともありません。続かなかった人は自ら辞めた人のみです。


一生懸命する人を常に応援しています。頑張ろう。

本日は、一般部5名、女子部3名、少年部12名の20名でした。去年のブログを見ると、今頃は17℃くらいだったようです。今年は寒い・・・。
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