恵山温泉旅館 最終入浴22年11月宿更新
函館市柏野町117-150 日帰り入浴300円 6:00~20:00
恵山温泉の旅館。
函館市街地から国道278号線にて恵山岬方面へ。
道の駅『なとわ・えさん』を過ぎて少し行き、恵山市街地方面へ信号を右折して海岸線を進みます。
恵山登山口方面交差点を左折し、道なりに進むと看板があり到着できます。
ここは昭和7年開湯。
原田さんによる温泉だったので最初は原田温泉という名称だったそう。
昔から有名な秘湯宿のひとつ。
いつか宿泊してみたいと思っていたのですが、機会があってようやく訪館できました。
今日の部屋。
トイレは共同です。
さて、お客さんがまだいないみたいなので早速お風呂へ。
浴場には浴槽がひとつ。
温泉は酸性明礬緑礬泉という珍しい泉質で、殺菌作用の強いPH2.1の強酸性。
10円玉はピカピカになるようです。
石鹸は泡が立ちません。
その泉質ゆえに金属が傷みやすく、シャワーや鏡を設置することができないそうです。
だから、じっくり浸かるのみ。
源泉100%の湯をかけ流していますが、湯温が低く38度程度。
浴槽内には湯華が舞っています。
季節柄、やっぱりちょっと温いかな。
しかし、しばらくすると身体も馴染んでグダグダに。
湯縁から湯が絶えず溢れています。
あー、気持ちいい…。
湯上りにて、夕食タイム。
今日はちょっとまだお腹減ってないかなぁ…というコンデションなのが大失敗。
部屋食で。質素だと思ってたのですが、テーブルにお皿が並べられると…。ヤバい量…。
地物中心で手作り感満載。美味し。
なんとなくひとつひとつが多いのです。
ほっけの煮物。(昔実家良く食べた記憶が蘇りました。)
自分には懐かしさがあり、美味しい。
お造り。
そい、ぶり、かじかと何だったかな…。
とにかく、かじかが珍しい。そして、ひと切れが分厚く、新鮮。
鍋。絶品。
その他、天ぷら、添え物等。
あー、お腹いっぱい。食べきれずに残したものあり。無念。
ごちそうさまです。。
さて、食後はぐだぐだタイム。
お風呂は24時間入浴可とのことで、夜中に何回も入り直して。
ただ、ひたすらくたーっとなるのみ。
そして朝風呂。
いやあ極楽ですねぇ。名湯です。
とうとう朝食。
1階の食事処にて。
こちらも地のモノ中心。
魚がウマい。豆がウマい。
これで、1泊8,950円。
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ホントありがたい。
12月から4月下旬まで冬季休業の宿です。