
ひかり温泉 最終入浴25年06月更新
壮瞥町蟠渓18-63 日帰り入浴500円 9:00~17:00
蟠渓温泉の日帰り入浴施設。
洞爺湖から北湯沢へ抜ける国道453号線を走ると蟠渓地区に入り、数軒が道路沿いで営んでいる蟠渓温泉街に入ります。
国道沿い進行方向右手に歴史を感じる風情で建っています。
看板もめだっていますので見過ごすことはないでしょう。
ここは1883年開業と歴史が長いのですが、幾度となく休業、経営者交代、名称変更をくりかえしています。
湯質が良いのでもったいないってことで引き継がれているよう。
2018年に前身の『伊藤旅館ひかり温泉』が廃業し、建物の傷みも進んで残念だなぁ~って思っていたのですが、現管理人が伊藤家から引き継ぎ、2022年7月に日帰り入浴施設『ひかり温泉』として再開業しました。
今日は仲洞爺キャンプ場からの帰りの昼前のひとっ風呂にこちらをチョイス。
オープン当時からの再訪になり、どうなってるかなぁ~と楽しみにしてました。
敷地内正面の建物は温泉宿の当時の名残で現在使用していません。
知らないで到着したら、あれ~ってなるかも、側面の小ぶりの建物が浴場棟です。

スゴイのは、当時の浴槽をそのまま残して、建物母屋を改築して日帰り入浴施設としたところ。
現在は昔の女湯が現在の男湯。入れ替わっていますが、男女別仕切り壁が現存しているので、当時のことを覚えている方は懐かしさを感じるはず。
浴場。

※以前の写真です。
タイル部分とかしっかり磨き上げて明るく清潔のまま。
右側がぬる湯で左側があつ湯。
浴場の壁に貼られている掲示を見ると、加水ナシ、加温ナシ、循環ろ過ナシ、塩素消毒ナシの源泉100%。
ぬる湯は41度前後で自分には絶妙の湯かげん。
くたーっとなるべくしてなり、湯がまとわる感覚を楽しめます。

※以前の写真です。
最高温度80度くらいと掲示があります。(源泉温度と思われます。)
これ、加水ナシでどうしてるんだろうと思ったら、管理人が早朝からオープン時間めがけて温度管理しているそう。
めちゃ贅沢ですね。
今日は先客1名。ほどなくこれが独占浴となっています。
左手のあつ湯はホント熱かった。44~45度くらい。

これをそれぞれの湯船に丁度良い湯かげんに毎日してくれているので何時から準備しているんだろうと感動です。
あつ湯に気合いを入れて入るつもりもなく、ぬる湯でまったり。
いやぁ、良い湯。
保温、保湿効果に優れて湯上りは、ぽかぽか汗ダクです。^^
昼メシの時間に合わせて、ほどほどに退館。名残惜しく。