
樅峰苑 最終入浴23年05月宿
秋田県大仙市強首字強首268 日帰り入浴650円 11:00~18:00
強首温泉の温泉宿。
秋田市街地から国道13号線にて大仙市方面へ。途中強首エリアにて左折。のどかな田舎の集落の中にいきなり現れました。
『日本文化遺産を守る会の会員』、『日本秘湯を守る会の会員』。そして『登録有形文化財の宿』です。
いやぁ、登録有形文化財の宿なんて宿泊するのは記憶にないなぁ…。初めてではないかしら。
こちらは大正時代に小山田家の屋敷として建てられています。
温泉宿として改築した関係で、予めホテル並みのサービスの提供を望まれる人には不向きであることを理解のうえ宿泊を受け付けてます。
古き時代の木造建築の建物保全のため、キャリーケースを引いて廊下を歩くはNG。子供の宿泊の受け入れもしていないよう。
自分は郷に入れば…のタイプなので、全く気にならず、登録有形文化財の建物に宿泊できる喜びが勝ったのですが、あーそうか…と思ったことが3つだけありました。
・自分の部屋にはテレビがありませんでした。
・自分の部屋には冷蔵庫がありませんでした。
・現金精算です。
参考までに…。笑
建物、めちゃ雰囲気でてます。

館内も。


本日の部屋。布団はすでに敷いてあります。


うーん、今日も部屋でごろん。
そして浴場へ。
強首エリアの天然ガス採掘の際のボーリング調査にて温泉が湧出。
こちらのお宿も温泉を引いてましたが、平成20年に敷地内の温泉ボーリングに成功して豊かな量の温泉を湧出しています。
ヒノキ風呂の浴槽ひとつ。

源泉かけ流し。オーバーフロー。41度弱程度。

いいお湯です。。
さて夕食。1階大広間にて。モズク蟹料理プラン。

生湯葉

鍋もの。薇貝焼。

鯉の甘露煮。こい…?って感じでしたが、美味。

川がにの味噌甲羅焼き。

今日も先にごはんをお願いして…。椀物は川がにつみれ。ごはんはあきたこまち。

後から、岩魚の塩焼き。大好きです。

メインの川かにの唐揚げ。
ツメ以外は全部食べられます。歯が丈夫ならツメも大丈夫だそう。パリパリ。

デザートはアロエ。美味しかった。

うーん、ここでしか食べられないような料理が多く、大満足。
さて、部屋でごろん。うたた寝にて、また温泉へ。今日は宿泊客がそんなに多くないみたい。
静かに過ごせます…。が、意外にも自分はテレビがないと結構手持ち無沙汰に。廊下にマンガがあったので結構ゴロゴロ読みふけりました。
翌朝。
自分の宿泊プランだと1回1時間だけ宿泊者専用貸し切り露天風呂が利用できるらしい。
昨日、チェックイン時にアキを確認して予約してました。朝風呂タイムに。
時間になってフロントで鍵を借りて、一回屋外に出て、すぐの湯小屋へ。

今日は快晴。湯温は40度強。極楽。。

いやぁ、気持ちいい。お湯が濃い。。

塀越しの景色をぼーっと見上げてたら、随分立派な樅の木だらけであることに気づきます。

いやぁ、良かった。
洗髪等はできないので、大浴場に入り直してから朝食へ。
朝食も朝から凝った料理で、とても美味しい。



ごちそうさまです。
本日は1泊22,700円。
このあと秋田市で酒屋散策して14時過ぎに空港から帰ります。面白かった~。