地獄温泉青風荘 最終入浴24年05月
熊本県南阿蘇村河陽2327 日帰り入浴2000円 10:00~17:00
地獄温泉の宿。
垂玉温泉瀧日和よりさらに山へ深く入りほとんど突き当たりに位置します。
国道57号線から国道325号線に入り栃木温泉方面を通り越して看板にて左折、次の看板にて右折。
山道を道なりに進んで垂玉温泉を通り越して200~300メートル進むと到着という感じ。
ここは200年の歴史ある九州屈指の名湯治湯。
硫黄泉ですが、硫化ガスの匂いに特徴があるらしく換気に十分注意が必要らしいです。
2016年の熊本地震とその後の土石流により、施設の大半が損壊し、道路も寸断されて休業を余儀なくされましたが、2019年に日帰り入浴施設として再開、2020年に宿泊施設も開業しています。
今回の建て替えに関して、かなりスタイリッシュなデザイナーズ建築な建物になって、以前の歴史あるひなびた雰囲気は一掃されています。
日帰り入浴にて以前の混浴風呂が先行してオープンしたのですが、湯着着用にて湯治湯のコンセプトも見直したようです。
宿泊棟に、昔のシンボルだった提灯を発見。
あとはホント昔の面影なくなってました。
フロントで入浴について説明を受けます。
入浴できるのは、混浴露天風呂と男女別浴場の2か所。(入浴料にはレンタル湯着・バスタオルつき)
人気なのは混浴露天風呂なのでしょうね。
まずは、いったん外に出て階段をのぼり、男女別浴場へ。
宿泊の場合は時間により男女入れ替え制ですが、日帰り入浴の場合は男性は『元の湯』。
※HPより拝借
以前の『元湯』をイメージさせて、土石流で埋まった石の湯船を掘り出して復元させたそう。そう考えて入浴すると感慨深いです。
先客1名にて静かに入浴できました。
さて、着替えて混浴浴場へ。
足元湧出の硫黄泉で『すずめの湯』へ。
露天風呂へ行く前に内湯にて身体を慣らして、洗ってからの移動になります。
※HPより拝借
こちらは温めの露天風呂、ちょっと熱めの露天風呂、池のような冷泉があり、交互に楽しむようです。
ちょっと熱めの湯船は源泉が濃いような。独特の匂いを発していたように思えます。コレがクセになるけど、危険かも…。笑
今日は温めの露天風呂が人気。
スパ感覚で夫婦、カップルが楽しんでました。
キレイで清潔。
なるほどなぁ~。
昔の浴場を知っている自分にとっては、時間の流れをちょっと感じさせる体験でした。
1日ゆったりすべき施設ですが、名残惜しく…。
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