コロナ禍の中、「敬老の日」が近づいてきた。
地区の青春クラブは、もともと「敬老の日」に特別なことはしてこなかった。
ただ、コロナが勃発した昨年の2月以降、活動自粛中なので会員が集まる機会もなく、クラブと会員が疎遠になってしまっていることが事務局として気がかりだった。
先日より、会長・副会長と相談し、「敬老の日」を機会に役員で会員宅を巡回し、会員の意見を聞いたり近況を確認したりして「絆」を深めることになった。その際、記念品も持参することになった。
事務局3人が公民館に集まり、「記念品」を選定した。昨年4月のバスツアーもコロナ禍で中止していたので、予算は余裕があった。
選定にあたって、公民館に置いてある町から支給された「非接触型体温計」が話題となった。
2人が自宅から持ってきた体温計、自分が持ってきた「非接触型温度計」、町から支給された「非接触型体温計」の3つで体温測定し、精度をチェックした。
その結果、コロナ禍のご時勢、安価な「非接触型温度計」でも簡易な健康管理機器として会員のみならず会員家族にも十分に役立つとの判断で一致した。
我が家には、すでに「非接触型温度計」があるので不要だとは思いつつ、会員が喜んでくれるのであればと賛同した。
ただ、予算に見合う商品が最寄りの店舗にはないので、ネットで価格や製品機能や販売元などを比較検討し、購入商品を選定した。
会長・副会長に事務局の選定結果を報告し了解を得たので、配布資料作成や記念品の準備や巡回手配などにとりかかることになった。
コロナ禍で長期休暇中だった世話役の任務が、急に慌ただしくなってきた。