今年は柿が豊作。ただし、順調に肥大し台風襲来で落果がなく、11月に無事に収穫できればの話。
台風8号は紀伊半島に影響がなさそうなのでホッとしつつも、「お流れ頂戴」で多少の「雨」だけは欲しかった。過去に、日照りが続き、散水が遅れたために果実がバタバタと落果したことを思いだした。
今朝から台風進路や雨雲レーダーや1時間天気予報と「にらめっこ」してきたが、しばらくはまとまった雨は期待できそうもないと判断し、夕方から簡易スプリンクラーで散水を開始した。
富有柿2本・大秋柿の若木1本を散水するついでに、紅八朔1本・なすび3本・きゅうり3本にも散水するよう簡易スプリンクラーの散水角度・散水距離をセットした。モーターで地下水を汲み上げているので水は使い放題。明日の朝まで、一晩中、シトシト雨を降らすことにした。
彼等も、さぞ大喜びしているに違いない。モーターでは同時に複数カ所の散水ができないので、残りの果樹には順番待ちしてもらっている。
猛暑と日照り・台風という天敵が待っている柿・みかん。それを乗り越えてくれないと秋の味覚が楽しめない。
でも、散水で日照りはカバーできても、台風だけは手の打ちようがない。直撃されないことを願うしかない・耐え抜いてもらうしかない。スプリンクラーから飛び出すシャワーを眺めていると、ふと、そんなことが浮かんできた。