朝7時から、「地区子ども会」と「青春クラブ」が共同し、総勢約60名で公民館の大掃除をした。学校行事でもあるので地区担当の先生も来てくれた。途中、校長先生も見回りで来てくれた。
館内を雑巾がけしたり窓ガラスを拭いたり座布団を野外で天日干ししたりは、「青春クラブのオバチャン(おばあちゃん)達」が「小学校高学年の児童達」に「掃除の仕方」を教えながら行った。
館外清掃は、「青春クラブのオッチャン(おじいちゃん)達」が電動バリカンや鋸や剪定バサミで庭木を剪定し、「低学年児童達」は切り落とされた枝を集めてゴミ袋に詰めたり周辺のゴミ拾いをした。
こんな時でないと、地区の子ども達と顔を会わせたりする機会がない。お父さん・お母さんの名前を聞いてもわからない。お爺ちゃん・お婆ちゃんの名前を聞かないと、どこの家の子どもかがわからなかった。ただ、移り住んできても一軒家の子どもは名前を聞けば住まいがわかったが、アパート住まいの子どもは名前だけでなくアパート名も聞かないとどこに住んでいるかもわからなかった。
県内人口も郡内人口も町内人口も減る一方なのに、我が小学校区の12地区だけは人口も世帯数も増える一方にある。交通や生活の利便性、大津波の心配がないなどの理由で、近隣市町村や町内の他小学校区から転居してきているらしい。同じ地区に住んでいるのに、顔もみたことない・名前も知らないという田舎らしくない現象も起こってきた。一方で、子ども達は昔から住んでいるとかアパートに住んでいるとか関係なく、「地区子ども会」で繋がっている・・・
都会で聞く「隣は何をする人ぞ」が、我が田舎にも進出してきている・・・?
そんなことを痛感したボランティアだった。