紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

台風10号 備えあれば憂いなし・・・

2019年08月14日 | 田舎暮らし&家族

昨日から、台風10号の進路・最大風速・暴風圏範囲などを注視し続けてきた。

台風が来ると、「辰巳(南東)の風は怖い」と親から教わって来た。幼少の頃、その恐ろしさを体感した台風もあった。近年では、昨年の台風21号がそうだった。

台風の右側に入ると「辰巳の風」が吹く。勢力の強い台風だと、中心に近ければ鉄筋コンクリートでない限り暴風で家が揺さぶられる恐怖を味わう。屋根瓦も飛んだりする。

今回は台風の右側の暴風圏に入るものの予想進路からすると中心から約250kmも離れているので、「辰巳の風」が吹いても最大瞬間風速40m/秒の可能性は低いと勝手に判断した。

それでも、25m/秒以上の暴風が吹き荒れる可能性があるので備えは不可欠と、作業着に着替えた。

 

畑では、暴風で吹き飛んでしまいそうな資材は全て片付けた。アライグマ対策でネットでスッポリ覆ったスイカ畑やバナナ瓜畑の防虫ネットだけは外したが、鉄パイプの枠組みは来年もそのまま使いたいという思いから、やや目の粗いネットもそのままにした。ただ、予想以上の暴風が吹けば鉄パイプが歪んだりするのは仕方がない・・・

家の周りも片付けた。外にあったコンテナ20個や椅子などは倉庫に全て片づけた。倉庫付近など3カ所に吊るしてあった野鳥除けの百均カラスも、全て片付けた。軒下のマイ喫茶の縁台は軒下の柱にくくりつけた。

作業中、昨年の台風21号の猛烈な暴風がトラウマになっているのか、「こんな備えだったら、吹き飛んでしまうかも・・・」という思いが何度もチラついた・・・憂いなしの対策となったのかどうか・・・

縁側などの雨戸だけは、早く閉めると真っ暗になるので明日にした。約3時間で一応の備えを終えた。作業着が噴き出た汗でビショビショになっていた。

この台風10号、雨だけはしっかり降ってくれて、暴風の被害がなく通り抜けてくれるのを願うしかない・・・

(気象庁HPより引用)

 


お盆のお参り 「連れタバコ?」 孫の水遊び・・・

2019年08月14日 | 田舎暮らし&家族

朝6時過ぎ、お坊さんが「お盆のお参り」に来てくれた。

お正月・彼岸・お盆になると、寺総代さんから「朝6時、〇〇さんの家から順番に回ってくれる」と事前に連絡が来る。それで、各檀家はお坊さんが来てくれる時間帯を推測する。我が家はスタート直後で来てくれる時間も予測しやすいが、そうでない檀家は、お坊さんが来てくれるのを今か今かと待つことになる。午後になる檀家ほど、時間のズレが大きくなる。

お坊さんも1日に何十軒も回らないと行けないので、慌ただしいはず。なのに、ほぼ毎回、我が家に来ると、「どう、チョット一服させてもらおう」と言って、帰りがけに「軒下のマイ喫茶」に座る。今朝も、一緒にタバコをくゆらした。

昔から「連れション(小便)」なる言葉がある。何人かでどっかに出かけたりした時、誰かがトイレに行こうとすると周りの人も、我も我もと一緒について行く現象のこと。「連れション」しながら一言二言の会話もしたりする。なぜか、仲間意識が芽生えたりもする。

お坊さんが来ると、「連れション」でなく「連れタバコ」になる。すると、いろんな世間話やお互いの家族の話で盛り上がったりもする。タバコ仲間意識が優先し、お坊さんとの距離間もない。タバコは「百害あって一利なし」とは重々承知しているが、たまには「人と人」を取り持ってくれることもある。

昨日は、近隣の新盆参りや親戚の仏さん参りも済ませた。体調が万全でないので、和歌山市内の知人の新盆参りは断念し、有田の地から手を合わさせて頂いた。


・・・孫達の水遊び・・・

孫達の水遊びを見ていて幼少の頃が浮かんできた。こんなビニールのプールなんて自宅になかった。浮き輪と水中眼鏡を買ってもらうのさえやっとだった。学校にはプールもなかった。近くの川でバチャバチャするしかなかった・・・

一緒に水遊びしたい衝動をこらえながら、カメラのレンズを覗いていた・・・