昨日、ヤングママから頼まれ今日の保育所の迎えは家内が行くことになっていた。今朝、保育所に出かける前のことだった。
年中の保育園児から「迎えに来るのは、お爺ちゃんがいい」と指名がかかった。
家内をさておいて指名されると、その気になっていた家内には申し訳ないが気分が悪かろうはずがない。ヤングママ・家内・自分ともに「しゃーないなあ」となった。
迎えに行ってきた。やっぱりだった。迎えに来ているのは若いママさん達ばかりだった。たまにパパやお婆ちゃんらしき人もみかけたが、お爺ちゃんが迎えに来ていたのは自分だけだった。気恥ずかしさから、迎えに来ている人と挨拶どころか目を合わさないようにして教室にそそくさと向かった。
教室から孫の手を繋いで車に向かう途中、人の顔を見ながらニコニコ顔で「お爺ちゃん、帰りにコンビニに寄って」と。
「エー コンビニ?」 孫の顔を見ると「してやったりの表情」だった。朝、自分を指名した理由がわかった。「お婆ちゃんだったらコンビニ寄ってくれないが、お爺ちゃんだったら寄ってくれる」と孫なりのしたたかな計算が働いていた。
コンビニに寄って来たと知った家内から、「やっぱり」と言われた。家内もヤングママもお見通しだった・・・孫の指名にほくそ笑んだ自分が憐れな気がした・・・