紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

家内 「草かき」で全治3週間の打撲? そんなことある?

2018年05月29日 | 家庭園芸&直売所

今年の4月頃から、ほぼ毎日のように、少しでも時間があれば畑や庭に出て「野菜・花の手入れや草かき」をするようになった家内。今まで滅多に畑に出ることもなかったので、最近ではその畑仕事ぶりがご近所さんでも話題になるほど。

生まれ変わったかのような珍しい光景に感心しながらも、イヤな予感もしないでもなかった。家内が「胸打った」と屋内に飛び込んできた。

家内:「畑で草かきしていたら、草かきの柄で胸をついた。痛みで、一瞬、息がとまった。骨折れてへんやろか。ヒビ入ってへんやろか。ズキズキ痛い」

草かきの柄で胸をつくなんて、あり得ない。なぜ、そうなったのかを聞いて、あり得ない動作とトンマぶりに笑うしかなかった。

自分:「とにかく、病院で調べてもらったら」

 

家内が整形病院から帰って来た。「どうやった?」と聞くと、打撲患者とは思えないほど楽しそうに病院での話しを語ってくれた。

「MRIとレントゲンを撮って調べてもろたら、骨は折れてないしヒビも入っていなかったし、肺にも異常がなかった。痛み止めの薬、もらってきた」

「全治3週間やて!」

「骨って、打った時、一度引っ込んでから戻ってくるんやて」「胸を打つなんて交通事故の時ぐらいやて。自分で打つなんて珍しいことやと院長に言われた」 

「草かきの柄で打ったと言ったら、院長、詳しくその状況を聞いてくるんで恥ずかしかったけど説明した。院長にはゲラゲラ笑われるし、そばの看護士さんにも笑われるし・・・」 

「病院代・6500円やった。草かき、エラい高ついてしもた」

「これから、しばらく草かきはできへんから、草生えてきたら、除草剤かけてよ」

 

打撲が不可解なので、「草かき」を使って現場検証してみた。

<事件内容:家内の証言>

1.「草かき」で、雑草をかいていた

2.作業途中、土の上に置いてあった「ミニの草かき」を取ろうとした

3.持っていた「草かきの柄」を左手に持ったまま横に押しやったつもりで、屈んで「ミニの草かき」を取ろうと思ったら、胸に何か刺さったと思ったほどの痛みが走った。一瞬、息がつまった。

<事件の究明:自分>

不可解なこと①:「草かきの柄」を左手に持ったまま横に押しやったつもりが、押しやらずに胸の方を向いたままだったとすれば、「脳の指令が腕に伝達されなったか」、「脳に指令したつもりが指令していなかったか」、そのどちらか。常人ではあり得ない???

不可解なこと②:仮に上記①の事態があったとしても、「ミニの草かき」を取ろうと屈むときは視線が下を向くはず。その時、胸の前にある手に持った「草かきの柄」も視野に入るはず。胸を突くなんてあり得ない???

現場検証しても、不可解は消えなかった・・・ 痛みに耐えてる家内には申し訳ないが、そのトンマぶりを「笑う」しかなかった。