今年もミニトマトは、昨年と同じ場所に接ぎ木苗を植えた。連作、お構いなし。
理由は簡単。雨除けのためパイプを組みビニールで覆う屋根づくり、ミニトマトの枝を誘引するための支柱作り、そんな作業が手間なので傷んだ昨年の施設を修理して使うことを選んだ。
ただ、苗は植えつけたものの、傷んで曲がったパイプや破れたビニール屋根修理は、実が色づき始めるまでにすればいいと放置してあった。
昨日のことだった。天気予報もみていなかったので今日が雨とは知らなかった。なのに、ふと、ビニール屋根を修理しようという想いがどこからか湧いてきた。
鉄パイプを打ち込み直したり、脚立に登り破れたビニールを切り取って張り替えたりと、厄介だった修繕作業は意外にも1時間余りで終わった。
今日、朝起きると本降りの雨だった。ミニトマトは熟してもいないので、雨に降られたところで実割れすることはないものの、たっぷりの水分を吸収すると「糖度」が上がらない。それだけに、昨日、たまたま屋根修理したことの幸運さに自分でもビックリ。
勝手気ままで怠惰な家庭園芸の自分なのに、「畑の神様」は見捨てずに、「雨に備えてビニール屋根の修繕をしておくように」と仕向けてくれたんだと思った。信仰心が高まってきたのか、そう信じ込んでいる。
<修繕したビニール屋根:ミニトマトを今日の本降りの雨から守ってくれた>
<実がつき始めている:早く大きくならなくていい。ゆっくり甘ーくなってくれたらいい>