紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

今日は結婚記念日だった 手作りパンケーキは見た目よりも真心!

2018年05月04日 | 我が家の食&漬物作り

1人でノンビリくつろいでいた時、ふと、今日が結婚記念日だったことに気がついた。家内はでかけて不在。

家内が戻ってくるまでにケーキでも買ってきてサプライズしようとも思ったが、結婚40周年にしては味気なさすぎるし面白くない・・・

思案した結果、手軽に手作りできる「パンケーキ」を思いついた。早速、スーパーへ材料を買いに走った。

ホットケーキの素、蜂蜜シロップ、生クリーム、フルーツ缶詰2缶(トロピカルフルーツ、フルーツミックス)、全部で800円ほどだった。ホットケーキもシロップも一部しか使わないので、使った材料費は600円ぐらいかも。

家内が戻る前にと、あわてて作った。もともと、素人コックには料理の盛り付けセンスなんてないから、綺麗に仕上げるケーキ作りとなると全く向いていない。それでも作った。

ホットケーキを大小2枚焼いて、2層にした。

買ってきたフルーツ缶詰の2缶を全て無理矢理載せた。

蜂蜜シロップを適当にかけた。

盛りだくさんのフルーツがこぼれ落ちないように、生クリームを塗った。

出来ばえを見て、生クリームが、沖縄の屋根瓦を押さえるための白い漆喰みたいにみえてきた。

何はともあれ、手作りのパンケーキができた。幸いなことに我が夫婦、「口の中に入れば一緒やん」がお互いの口癖。というよりは、お互い、相手が作ってくれた料理の見栄えが悪くても、かばい合う気持ちから生まれた口癖かも知れない。

サプライズで作った「パンケーキ」、記念日を祝おうと一生懸命になって手作りした不細工な「パンケーキ」、我が夫婦の40周年にふさわしいケーキとなった。

家内が戻ってきての一言。「オー凄い!」「立派!」とまで言われると・・・ 役者は相手が一枚上だと思った。でも、心から大喜びしてくれた。

一応、ケーキ入刀というセレモニーもした。

結婚30周年は人生の節目とも重なったので、豪勢なハワイ旅行だった。40周年の今日、質素で、且つ、見た目よりも想いを大切にする我が夫婦にピッタリのお祝いとなった。



庭の花 ツツジ & ピラカンサの花

2018年05月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

爽やかな朝だった。庭を一回りしていて花の綺麗さに気づき、カメラを持ち出した。

<花もビッシリで、ずーっと咲き続けている優れもの>

<いつも色合いの妙に魅せられる:今年は花が少ない>

樹高が2mの背高ノッポは、毎年、パラパラとしか咲いてくれない・・・ >

<裏庭のピラカンサに花が咲いていた。「赤い実はきれいだがトゲは嫌い」という印象でしかなかったピラカンサだが、一面に白い花が咲いていた。今まで花に気がつかなかったとは・・・>

<家内自慢の寄せ植え>

かたわらで孫達が、「今日はエクスポランドに行って帰りは温泉や」と嬉しそうにはしゃぎまわっていた。昨日は「ねだられ・粘られ・根気負け」し、仕方なく4人の孫を連れてお菓子を買いに行った。

今日は家内も実家の手伝いで不在だし・・・静かな1日となりそう・・・

 


長崎の旅⑧ 空の旅、田舎者はワクワク

2018年05月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

めったに乗ることのない飛行機だけに窓から見える景色にいつもワクワクする。交通手段という感覚ではなく、子どもが遊園地の乗り物に乗るようなウキウキ気分になる。幸いなことに、天候はやや霞んでいたものの晴れていた。

久し振りに伊丹空港発着の飛行機を利用した。

伊丹空港を離陸しての旋回時、池の中に「日本列島」が見えた。何十年も昔と変わらぬ光景をみて、管理し続けている人の苦労に思いを馳せた。

明石大橋が見えた:手前が舞子、右は淡路島

瀬戸大橋? が見えた:行ったことがないので、確かかどうか?

どこまでも続く青い景色、宇宙の神秘に魅入ってしまう

帰路:長崎空港が見える。離陸してUターンしてる。南向いて飛んで行くみたい。

帰路:まさか、島原半島? 雲仙普賢岳? :離陸し旋回するうちに方向感がわからなくなった。でも勘では・・・

途中、海が多くてどこを飛んでいるかわからなかった。デイスプレィに飛行経路を映してくれたらエエのに・・・

降下準備のアナウンスでわかった。長崎から鹿児島を経て紀伊半島の有田市上空にいるとのこと。ディスプレイが表示された。まさか、こんなコースを飛ぶなんて思いもしなかった。真下は我が有田や。パラシュートで飛び降りられたら近いのに。見える・見える、アレは東燃の石油工場や。海岸沿いを北上し和歌山市上空を通過し伊丹空港に向かった。 

帰路:関西空港の横を飛んでいる! ちょっと寄って、あそこで降ろしてくれたら近いのに・・・

帰路:大阪市内では大阪城が眼下に見えた。伊丹空港へ降りるときは、この光景をよくみる。

伊丹空港からは、空港バスで日本一高い高層ビル「あべのハルカス」のある「あべの(天王寺)」まで約30分。

ここ天王寺までくると大阪市内なのにホッとする。昔は和歌山から大阪へ向かうと玄関口は大阪駅ではなく天王寺駅だった。今でこそ特急は新大阪、普通電車は大阪駅まで乗り入れているが、昔はここが終点だった。

ほぼ旅気分も落ち着き、天王寺の駅ビルで夕食した。和歌山弁じゃないのに、この看板をみるとなぜかホッコリする。でも、ここから特急で1時間20分乗らなきゃ家には帰れない。

この旅で、飛行機からみえる景色を楽しんだ。

真下に見える見知らぬ街並みや家々を眺め、いろんな人々が生活しているんだと想像するだけで旅気分にひたれた。真下の移りゆく景色とおぼろげな記憶の日本地図を重ね合わせ、不整合に頭が混乱しつつも合致した時の喜びも味わった。果てしなく続く青い空や太陽が沈みかけた空、無限に広がる宇宙の神秘さ、どれだけ眺めていても飽きなかった。

田舎者、普段と違う光景に出来わすと、魅入ってしまう。空の旅は、いつも我が心身をワクワクさせてくれる。