今日、各家庭から10年以上経った古い消火器を公民館に持ち寄り、新しい消火器と交換した。
自治会から各戸1本に限り助成し、しかも古い消火器は無料で引き取るという制度がある。地区一斉に入替するので、耐用年数の管理も消防団任せにしている。
我が地区では、自治体からのすすめで自主防災組織を設置している。年1回、防災訓練も行っている。
自主防災組織には、巨大地震などで被害が大きいと公的機関だけでは対処しきれないので、自分の身は自分で守る自助、次いで隣近所が助け合う共助の大切さが求められている。
消火器は各家庭の火災に備えるというだけでなく、万一の時はお互いに持参して助け合うという意味合いもあるので、各家庭に設置してもらおうと自治会が助成してきた。
我が地区の消火器は、自主防災組織設置が叫ばれるよりも前から、自助・共助を想定して補助してきたといえる。我が地区の先人達は、世の中よりも格段に防災意識が高かったことは間違いない。
<新たな消火器>