整形外科に行きリハビリ通院しても治らず、内科や泌尿科で診てもらっても異常なしと言われた腰痛が、或る時、寝てる間に消えた。
腰痛は2カ所。1箇所は右腰で、立った姿勢の時は痛みがないのに、「座ったり、曲げた腰を伸ばす時に痛み」が走った。もう1箇所は、姿勢にかかわらず、「背骨の右下部に鈍い痛み」が慢性化していた。
ここ半年の間、アチコチの病院回りをしながら2箇所の痛みに耐えてきた。処方された痛み止めの薬が手放せなかった。
開き直った1週間程前、「腸腰筋」の「腰痛体操」を試みた。翌朝、「曲げた腰を伸ばす時の痛み」が嘘のように消えていた。ただ、もう1箇所の「痛み」は消えなかった。
3日程前、「骨盤矯正体操」を試みた。翌朝、残っていたもう1箇所の「背骨の右下部の鈍い痛み」が嘘のように消えていた。
約半年間も続いた痛みだけに、僅か1分程度の簡単体操で嘘のように消えるはずはないと思った。不思議だった。しかも2回も体験した。名医でもあり得ないことだと思った。体操と同時に行った「非科学的療法」のお陰だと思った。病院巡りをするよりも前に、なぜ「そうしなかったのか」、自省している。
「西洋医学」で治らない病気がたくさんある。「西洋医学」で治らなくても「東洋医学」で治ることもある。「東洋医学」で治らなくても「非科学的療法」で治ることもある。
今回、「科学的療法の体操」と「非科学的療法」の相乗効果が痛みを消し去ったと、自分は信じている。
以前、たまたま書店で出会った「唯心論」の「非科学的療法」が、かつての「藁をもつかむ」時の漠然とした「神頼み」から脱却させてくれたお蔭だと感謝している。