紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

昨日は ①節分もどき? ②堤防の草刈ボランティア! だった

2018年02月04日 | 田舎暮らし&家族

①昨日は節分もどき。

7種類の具材を入れた太巻寿司を無言で1本丸かじりなんて風習は、ボリュームがありすぎて孫達や年寄りには無理。我が家では、毎年、食べやすい細巻寿司を作っている。細巻なので寿司海苔1枚を2つに切って使うので本数も多くなる。

近年、素人コックの腕が上がったためか、総料理長の家内から細巻作りの手伝いを頼まれる。具材は「高野豆腐・ニンジン・卵・キューリ・カニカマ・大根の麹漬け(たくあん)」6種類から1~2種類を入れた細巻30本、余った寿司飯でいなり寿司2個を作った。

豆まきは、夜、別棟の長男家族がするらしいと言うので作った細巻を届けた。我が母屋では豆まきもせず、お昼代わりに細巻をほおばっただけ。

<母屋の昼食用の細巻2皿:節分行事らしきことは南南東向いて1本食べるだけ:娘2人も参加した>

 

②昨日の午後は、町主催の堤防の草刈ボランティアだった。

昔から、我が自治会は所定の堤防を草刈する。数年前までは、枯れた草を野焼きにしていたので、堤防のアチコチから煙が上がった。万一に備え消防車も巡回していた。

或る年、「煙の臭いが洗濯物につく」という苦情が他の地域で出たらしい。以来、町は野焼きを全面ストップした。賃貸アパートの新住民でボランティアに参加する人はみかけないが、それでも我が地区では理解してくれていた。他の地域では、そんな行事すら気にもかけなくなった人がいるのかも知れない。

昔から、ボランティア参加する住民は、風向きによっては煙が流れてくるかも知れないので、当日は洗濯物を干さないのが当たり前だった。

蔓草など悪い草は燃やして根絶しないと増殖するばかり。病害虫の温床にもなる。堤防なので除草剤も殺虫剤も使えない。

簡易でコストもかからない野焼きをせず、堤防をきれいにし景観を守ろうとすれば、年1回のボランティア作業では難しくなるばかり。

いずれ、河川管理者が膨大なコストのかかる専門業者による維持管理に切り替える日がやってくる。税金が増えてもやむなしか・・・

自分の街は自分達で守るという田舎の伝統と精神が、失われつつあるのかも知れない・・・

帰途、自治会から配られたパンをかじりながら歩いていると、そんなことが頭に浮かんできた。