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「野村の「監督ミーティング」」 橋上秀樹

2011-12-17 | 本と雑誌

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日文新書 210ページ 780円+税
ヤクルト、日本ハム、阪神、楽天の3球団で選手として、またヘッドコーチとして野村克也監督の下で薫陶を受けてきた橋上秀樹さんの著。橋上秀樹さんは野村監督を題材として数冊の本を書いています。本作は有名な野村監督のミーティングの話です。
橋上秀樹さんによると、野村監督と他の監督の違いはミーティングにある。野村監督は野球学は無論のこと、人生観、組織論などを毎晩選手に説いていました。これが、ヤクルト、楽天という弱小チームを優勝もしくは優勝争いできるところまで持ち上げた秘訣。
本書によると2007年秋季キャンプから、楽天のヘッドコーチであった橋上秀樹さんは野村監督からミーティングを任されたとなっています。ここで、橋上秀樹さんは過去野村監督から受けたミーティングのノートを元に野村監督に代わって講義をしたそうです。

ミーティングの内容がエッセンスとして2ページにまとめられており、分かりやすいです。また、一般のビジネスマンが適用、応用できるように書いています。野村克也さんのほとんどの著作を読んでいる私にとっては どこかで読んだ話 というのが結構ありました。しかし、野村監督の隣で見て、聞いていた人の切り口というのは新鮮味あります。

橋上秀樹さんはヤクルトで外野手としてプレーしていたことを覚えています。選手としては準レギュラーで、花が多いタイプではありませんでした。捕手から外野手に転向した飯田、秦選手がレギュラーを取って出番が少なくなりヤクルトから日本ハムに移りました。そこからが、野村監督と縁があり、阪神そして楽天で同じチームとなり、長期にわたって薫陶を受けました。その結果が、数冊の著作につながったようです。

もう少し、新鮮な情報が欲しかったという気持ちが残りましたが、野村監督のミーティングが見えた本でした。野村ファンにはお薦めです。


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