2009~2010年の米国ドラマ。全23話。
専業主婦であったアリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)の夫である州検事 ピーターが浮気(セックス・スキャンダル)絡みの収賄罪で逮捕され懲役10年の刑を受ける。アリシアは子供2人を養うために弁護士に復帰する。
そこから、アリシアが絡み担当する裁判を軸として、ピーターの訴訟とアリシアの家族の問題、カリンダという実力があり魅力的な調査スタッフなどをサイドストーリーとして描きながらドラマが進んでいきます。
主演アリシアを演じるのはERで看護師キャロル(ジョージ・クルーニーの愛人役と言えばすぐに分かりますよね)を演じたジュリアナ・マルグリーズです。私にとっては大変懐かしい女優さんです。ERの時と比べるとしわが増えて、「結構 お年を召されたな」と少しショックを感じました。
アリー・マイラブと同様の法律事務所、法廷ものです。日本ではこういうドラマは流行らないでしょうね。職業としての弁護士の存在感、陪審制度が米国と日本では違いすぎます。こういうこともあってか、私が行っているTSUTAYAではこのDVDは1枚づつしか無かったです。
登場人物では法律事務所の調査スタッフ カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)が魅力的。インド系の美人の元州検事局勤務の経験、人脈そして行動力を生かして実際にはあり得ない調査能力を発揮します。こんなに有能な調査スタッフがいたら、法律事務所は有利に仕事ができますね。
それと、アリシアの夫 ピーター・フロリック(クリス・ノース)は検事復帰を目指す野心家。日々勝ち残り、生き残りの競争を行って勝利を収めてきた できる男、その圧倒的な存在感が表現されています。こちらのサイドストーリーが骨太なので、毎回の事件、法廷論争がさらに引き立っています。
23話の中では18話「十二人の善良な市民」がピカイチでした。他とは違って、陪審の裏側からの描写があり、そして司法取引で「なんでそうしたの!」と若干の後口の悪さを残しますが、これも含めての名作です。
マイナーですが、法廷ものが好きな私にはピッタリ合いすぎたドラマでした。最後の23話が「次に続きます」で終わったので、早くシーズン2が観たくてたまらないです。
地味な存在ですが、このドラマはお薦めです。
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