パーカーの「先っぽしか出ていない万年筆」
1960年前後の製造のデッドストック品。ANGERSで税込み 9975円で購入。
カラーはブラック、レッド、ブルー、シルバー、グリーンがあるはずですが、店頭にはブラック、レッド、ブルーの3色の在庫。シックなレッドも良かったのですが、輝度の高い茄子紺 色のブルーを選びました。
ペン先は全てFの細字です。店員さんに試し書きをお願いしたら、パーカーのブルーブラックインクとライフのノートを用意してくれました。「ANGERS」と書いてみて、想定以上の文字の細さとペン先の堅さに驚き。ペン先が小さいが故にしなりが少なくなり、筆記感が堅いのでしょう。「京都市左京区・・・」と漢字を書いたら、カリカリと、これがなかなかの快感。
それで、即刻『ブルーください』と購入決定。
このペンは50年前の製造、すなわち私と同年代なんです。その頃のプラスティックの製造技術がこのペン軸になっています。すぐに擦り傷がついてしまいそうなので、取り扱いは慎重にしないとね。
インクはカートリッジは使えません。今、一般に「コンバータ」と言われる吸入方式。でも、店員さんが説明のためにペン軸を開けた時びっくりしました。まさにスポイトそのものです。50年前のスポイトが劣化してるんじゃないか との一抹の不安がよぎりました。
ANGERSさんにパーカーのボトルインクが置いてなかったので、壺中堂へ。ここで、パーカーのQUINKのブルーブラックを購入。これは840円でした。
心配していたスポイトの劣化ですが、今のところ大丈夫のようです。仕組み的に容量の1/2くらいまでしかインクが入らないですが、そこはおおらかなアメリカン。細かなことは気にしないことに。
LIFEのノートに書いてみました。いやいや、これは堅いペンです。これから、どこまで調教できるか? 50歳の万年筆に対する こういう楽しみがありますね。
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