三栄書房 104ページ 838円+税
東京モーターショーに出品されるホンダのS660 CONCEPT。ホンダは「S660 CONCEPT」というネーミングを使っていますから、「コンセプトカーですよ」と断り書きを貼り付けているようなもの。しかしながら、近日発売になるような噂があり、ホンダファン、ビートファンの間ではこの期待が大きく膨らんでいます。
本誌の内容は2割ほどがS660。残りはビートとビートと同時代に発売されたカプチーノ、AZ-1、NS-Xそして少し遅れたコペンの情報。加えてS360、S500のお話。巻末にはS660ではなくビートのカタログ復刻が付いています。
S660の情報は、おそらく東京モーターショーの出品前にプレスに発表されたもの。従って、三栄書房の通常のムックとは違い、主管や開発者、デザイナーのインタビュー記事や当然試乗レポートもありません。しかしながら、エクステリア、インテリアは美しい写真をもって、読者に夢を持たせる語り。はっきり言って、S660欲しくなりました。どんな形で市販されるか、楽しみです。
20世紀末に咲き乱れた軽自動車規格のスポーツカー。そして、これとは別次元の完成度を見せそうなS660。私の好きな小さくて軽いクルマの情報満載。充実したムック本でした。
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