「趣味の文具箱 27」 (エイムック 2695)

枻出版社 152ページ 1500円＋税

今回から3ヶ月のインターバルでの発刊となった趣味の文房箱。 うっかりして発売からしばらく経過して気付き、あわててAmazonへ注文しました。

本書のサブタイトルは「美軸名鑑」。メインが美しいペン軸を集めた特集です。また、これに合わせて表紙写真も華麗な美軸が42本。ながめて飽きが来ないです。

美しい軸の作り方
レジン、アセテート、エボナイト、木、金属。美しいものを作るには必ず人の技が出てきますね。
一度は使って見た木軸万年筆。日光にさらしたら、日焼けする。乾燥させたら、ひび割れする。インクの汚れが染みこむ。などなど、使うにあたって緊張を強いられますが、持った時の指への馴染み、そして使い込むにつれて色合いが変化していくこと。いいですね。例えば黒柿これを自分の指先のように使いこなしたいな。

第ニ特集がダイアリー。2014年版の紹介、そして全部ではないですが、万年筆インクとの相性のテスト結果があります。12種類のインクとダイアリーの紙の組み合わせで裏移り（転写）と裏抜けがどんな具合であるかという結果が出ています。
今年はモレスキンのデイリー・ダイアリーを使った訳ですが、裏抜けが激しく、特にエルバンとの相性が良くなかったので、困ったと思っていたところ。このテストでもモレスキンの裏抜けは断トツで目立ってました。2014年は他のダイアリーにします。

メモ
・イギリスのダイアミン（Diamine）というメーカーのボトルインクがキングダムノートから発売開始。全110色もあり、しかもmlのボトルが 463円というリーズナブルさ。これは欲しい。

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