風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

地球のステージを見て

2005年11月26日 23時27分38秒 | 番外(日常つらつら)
 今日京都に行ったのは,「地球のステージ3」を見る
ためでした。

 会場に行ってみると,主催者の二人の心配は杞憂に
終わったようで,500人収容の会場はほぼ満席。

 ステージには大きなスクリーンをはさんで,左にキー
ボードが,右にはギターとパソコンを置いた机がありま
した。

 ステージが始まります。

 この地球のステージのための音楽,写真,映像,語り
を全て担当されている桑山さんと,キーボード担当の
女性が現れ,さっそくアフリカのキリマンジャロの写真が
映し出されました。

 桑山さんがキリマンジャロの万年雪の説明をしながら,
地球温暖化を分かりやすく説明して行きます。そして,
その上でアフリカの広大なサファリの映像を流しながら
オリジナル曲をギターを弾きながら唄っていくのです。

それから,東ティモールやスリランカの津波被害,ユーゴ
紛争等について,写真,映像,音楽そして語りで次々と
問題提起をされるのですが,ニュースで淡々と流される
ものとは違い,もっと近しい感じがしました。

特に「死」についてのパートでは,桑山さん本人の近
しい人の「死」や「喪失感」から,ユーゴ紛争で父を虐殺
された家族の,その「死」を受け入れるまでを綴ったもので
構成されていて,一番心に残るものでした。

近しい人が突然亡くなると,それまでまったく自分とは
関係ない世界だと思っていた「死」というものが,急に
現実味をおってきます。 だから,遠い国の家族の話でも
ぐっとくるものがありました。

 そして,桑山さんは自己改革についても触れて,

 「全ての物事に意味があるのだと思えたら,
       人は前に進めるのかもしれない。」

 と締めくくりました。


 人間,出来ることからこつこつと,ですね!

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