とうとう民謡コンクールの朝。
必要な荷物と三線を持ってロビーに集まったんだけど、思っていたよりコンクールの
開始日時が早いらしく、急いで会場に駆けつけた。
着いてみると少し先に出発した午前の部のメンバーは着物も着て準備万端。
女性陣はカンプーという髪結いに化粧もしなければいけないのでやはり1時間以上
は準備にかかってしまうので大変だ。
にいにいの奥さんや生徒さんに手伝ってもらい、なんとか髪を結い、舞台化粧をして
もらってこちらも準備万端となったのは11時も過ぎた頃だった。
ピンクでかわいらしく。(笑)
その時には午前の部のメンバーはすでに出番が終わった人たちもいて、終わって
ホッとしつつもまだ興奮冷めやらず、という感じ。
会場はけっこう大きいらしく、いるのは審査員だけ、等情報が入ってくる。
夜光虫さんはうかつにもやる前に客席から会場を見てきたらしくかえって緊張して
しまった様子。私は見に行かないでおこうっと・・・。
それにしても周りの人の唄を聴いていると、来る前に思っていた新人賞の印象と
全然違う。みんなうまいのだ。初めて6ヶ月とかそんな感じの唄い方ではない。
新人賞を受けるのはだいぶ遅いほうだと思ってたけど、そんなことないのでは?
早く終わりたいよ~!!
と思いつつ、建物の外で立って弾く練習を繰り返す。
外はにわか雨。
そうこうしているうちに演奏準備の列に並ぶことに。
まずは10人が舞台袖に移動し、舞台裏に入る前の扉にさらに10人待つんだけ
ど、音が出せるのは扉までなので、ちんだみ(調弦)や曲の練習はここが最終なの
だ。
でも、先生がいないよ~!!
先生直前にちゃんとちんだみしてくれるって言ってたのにっ!?
もうええわ・・・。
この時はかなり焦った。そして練習のしすぎか、一瞬祝節の手を忘れてしまった
ような気分になったり。
安波節も祝節も工工四も唄もすごく短くて簡単なんだけど、結局極度の緊張の中
で一人で弾いて唄えるかっていうのは、日頃の練習の積み重ねによる自信がないと
ダメなんだろうなってこと。
とうとう舞台裏に移動することになり、しずしずと入っていくと、本当に舞台袖にイス
が並べてあってびっくりする。
舞台袖からは今演奏している人が見えるし、唄もマイクを通しているのでよく聞こえ
るのだ。スポットライトも当たってるよ。緊張はマックスに!
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写真も硬いでぇ~
でも写真は撮ってるんだけど。(笑)