王子ヶ岳から帰ったその日の夜、車中泊の荷物を用意してFさんの車に乗り一路滋賀は坊村へ。
よく考えると冬の車中泊は初めてだったのだが、現地に着いたのが1時ごろ。
モンベルの3番の寝袋にシュラフカバー、インナーシーツといつもの装備に、今回はグンゼの
ダウンシューズ(おうち用)を履いて、ダウンジャケットを着て寝たら、朝方ちょっと足が冷えた
けど、まあ、大丈夫でした。
5時半に起きて出発の準備をする。曇りの予報だったのに雪が降ってるよ~。
でも大した雪ではないので予定どおり出発。7時なり。
登山口は薄雪だったのでアイゼンを付けないで上がろうとしたら土が凍ってたから結局すぐに
アイゼンを装着。二人とも6本爪です。
私は武奈ヶ岳に登ったことがないのでFさんに付いて歩いていきます。最初からけっこうきつい
登りで、Fさんも早く登っていくけど、私はゆっくりと。はっしーに言われたように、12本爪アイ
ゼンを履いているつもりで、横幅広めで歩くようにしてみました。
1時間ほど登ったところで夏道と冬道の分岐に着いた。
Fさん曰く、冬道はテープが付いているらしい。サングラスをかけたFさんは見えなかったよう
だけど、私はかけてないので見つけることができた。
そこからは私が先に行かせてもらい、テープを探しながら登っていく。
このあたりに来るとトレースがなくなってきてテープ探しが重要になってきた。
そうして尾根まで上がってきたら、少し緩やかになった。
ここから尾根の左側を巻くように登っていくと、とうとう樹氷も現れた。
テープもカッチンコッチンです。
晴れてたらきれいだったろうなあ。
で、このあたりになると完全にトレースは無くなり、そのうえ腰近くまでのラッセルになってきて
(うーん、大丈夫か?)
Fさんもこれまで登った中では一番の積雪だったらしく、ここから先は木もなくなって目印も
なくなるし、あいかわらず吹雪いているので、相談の上引き返すことにした。
登っても真っ白だし、行けたとしてもトレースなかったら怖いもんね。
実際引き返しながらも自分たちのトレースが消えてしまっているところもあって、思った以上
に雪が降っていた模様。
帰りは急な斜面を下りて行ったが、夏道との分岐が見えたところで私は尻すべり。
楽ちんで楽しい。Fさんは前に尻セードして木にぶつかったらしく恐々と下りてきた。
登山口に着いたらスタートしてから4時間ほどで積雪15センチにもなっていてびっくり。
また、天気のいい時に連れてきてください。
最新の画像[もっと見る]
トレース無しはちょっと緊張するけど、腰ラッセル楽しそうですね!
腰まで埋まったときはさすがにちょっと無理だろうと。
そこから通常1時間ですからね。
晴れた日にまた行ってみたいです。
登山者が多い一般的なルートとは違うし、雪も多かったから、トレースが消えちゃったんでしょうね。
ラッセルも、2人で交代だったら---かなりしんどそう。
でもそんなすごいラッセルはしてないよ。
腰まで来たのも全部じゃないし、でも膝くらいになってからその先にまったくトレースがないもんだから、さすがに行く気が・・・。
天気が良かったらもうちょっと行ってただろうなあ。