そうして三川台に到着~!12時12分です。
平らだ、ひたすらに平らです。向こうに見えるのがトムラウシ。近くはないがしばらく平らなのが
うれしい。
三川台の右側には美しいカール上の地形が広がっていて、池塘が点々としていて夢のよう・・・。
この写真では雄大さが伝わらないなあ。とにかくだだっ広いのである。下に降りて散策してみたい。
このあたりでもナキウサギの声が聞こえる。
しばらく行くと十勝連峰の縦走路との合流地点に到着。
カールの斜面はお花がたくさん咲いているのだが、写真ではどうにも素晴らしさを表せないのよね。
そして黄金が原と呼ばれる場所にやってきた。
そこには一面のイワイチョウが。ちらほらとエゾコザクラも咲いている。
黄金ヶ原の由来は、このイワイチョウが秋になると一面黄色に紅葉する様かららしい。見てみたい!すごいんだろうなあ。
この台地の向こうにはエゾコザクラの群落らしく、一面ピンク色に染まっているところも。近くに行ってみたかった。
このとおりチングルマもたくさん咲いていたが、チングルマの盛りは過ぎていて、1週間ほど前に来たら
一面真っ白だったんではないだろうか?
で、だんだんと大雪山方面のガスが上がってきて、とうとう三川台も真っ白に。あや~!
一面チングルマとエゾハクサンイチゲのお花畑もガスでこのとおりどんより・・・。おかしいですねえ。
真っ白な中南沼を目指して進み、南沼のほとりに着いた。ここからテント場までは急な登りだ。
南沼テント場なのに、実際には南沼の横ではないってのがうらめしい。最後の登りを必死に登るも
しんどいので途中で休憩。
南沼はまだ雪渓がたくさん残っていて冷たそう。
そうして登り切ったところが南沼のテント場だった。14時7分到着です。
ここにはたくさんの登山客がテントを張っていた。東大雪からや、十勝連峰から、大雪山からと
いろんなところから集まってきているみたい。
それにしても、こんなに美しいテント場は見たことないかも~!!
テント場は緑に溢れ、そこかしこにチングルマが咲き誇り、上部の雪渓から小川が流れている。
そして地面はとっても平ら♪ なんていいところなんだ~!!
このころにはトムラウシの山頂も見え、最高のロケーション。南沼テント場、星3つですっ!!
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最高のテント場です。
食料さえ続けばそういうふうにまったり過ごしてみたいところです。
楽園でしたね~。