風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

岩屋のコーヒーショップ

2006年12月03日 07時25分03秒 | 2006年おへんろ日記(高知編)
 神峯寺からは同じ道を戻っていく。下りは楽ちんだなあ。

 海を向こうに見ながら下りて行き、ごめんなはり線の高架下手前を右に曲がる。
 ちょっと疲れたので近くにあった公民館の階段で一休み。

 すると向かいの休耕地に入ってきた軽トラのおじさんが「おへんろさん、休憩?」
と声をかけてきた。「神峯はしんどいやろ?」「そうですねえ。」なんて他愛も
ない話をする。
 今回は歩いている時に挨拶や声をかけてくれる人がいたのがうれしかったな。
 がんばろう!って気になるんだよね。
                       

 さて、すぐ近くには唐の浜駅があるのでへんろ君に会いに行き、ついでにトイレも
借りることに。ここでお昼を知らせるサイレンが突然鳴りだしビビった。(笑)
 お昼はどこで食べようか? 1時間ほどあるけば道の駅「大山」があるから、なにか
あるかな?

                       

 55号線に合流し、テクテクと歩いていく。
 途中で55号線を少し逸れて左に回りこむ道があったのでそちらに行くと、まあ!
なんということでしょう!
 岩屋の下に不似合いな喫茶店がはめ込まれているではないですか!(笑)

   

 分かるかなあ?向かいは海なんですが。で、55号線沿いのお店は高台に(右)、
その横に大きな岩窟があるんです。これは本物だと思うのですが、そこにコンクリの
柱を何本も立てて、「岩屋」という喫茶店が入ってるんですよ。
 岩窟の中には、新しい千手観音さんとか大黒さんとかを祭った小さなお堂があり
ました。

 柱もコンクリでちょっとあんまりだなあって感じだったけど、喫茶店も岩屋に似合わ
ない喫茶店だなあ。

                         

 この道を抜けると本当に公園か?!という状態の浜千鳥公園が。
 ベンチはあるけど、あとは何にもなくて、あまりにもうら寂しいのだった。

 さて、道の駅「大山」は小さいながらもおでんやうどんが食べられるので、ここで
お昼にすることに。
 目の前には海。少し戻れば防波堤内に作られた休憩所があったけど、わざわざ
あそこまで渡るおへんろさんはいるのだろうか・・・?

                         

 お昼は1本百円のおでんを2本と、直売していたみかんを購入。みかんはかなり
小さいのでこのくらいであれば一度に3つは食べられそうだし、今日はあと5キロ弱
なので楽勝でしょう!

 ここのおでんも東北で食べたやつみたいにちび太のおでん系だったので、いろん
な種類が食べられてうれしかったな。
 でも、首輪をつけた犬が、近くにちょこんと座って私からおこぼれをもらえるのを
待っていたので、ちくわを1つあげたが最後、私が食べるごとに「くれっ!!」と
吠えるのだった。
 こういうときは無視するに限る。
 てっきりここで飼っている犬なのかと思ったら、どうやらそうではないらしい。
 こまった飼い主さんもいるもんだなあ。