メタボリック時代の漢方商戦、今度は「和漢箋」

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メタボリックシンドロームという言葉の"ゆっくり"しかもちょっと"怖～ぃ"響き。その歩み寄るような恐怖の対処薬として漢方商戦が活発になった。小林製薬の「ナイシトール」がまず売れた。一般的には防風通聖散と言われている昔からある漢方薬。売り方の勝利か。肝心の効き目はどんな感じなのかしら？

そして、その売れ行きを証明するかのごとく別の製薬会社から防風通聖散の新製品が新発売される。ロート製薬「和漢箋」。山手線のステッカー広告で一昨日知った。その広告、かなりインパクト強い。よくできている。ぽっちゃりしたお腹の写真がまずある。写真があるだけ（笑）。そして、キャッチコピーが「日本人の体に合わせた漢方」。なんだろうなぁ、日本人の体に合わせたって（笑）。そしてネーミングがすごい。「和漢箋」だなんて、いかにも効きそうと思うのは私だけ？溜まった脂肪を落とす、かぁ。。。

メタボリックシンドロームという言葉の"ゆっくり"しかもちょっと"怖～ぃ"響き。病気になるまでゆっくりと時間がかかるイメージがゆっくり時間をかけて治療する漢方薬のイメージと愛称いいだろうな。まぁ、脂肪が蓄積して検査値が弾けたからと言って病気ではないのに、漢方薬が売れているわけでしょ。病気でないのに薬、いや、病気で無いから体質改善という構図。これってきっと、健康維持時代の新しい市場なのでしょう

ナイシトール

ロート和漢箋　防風通聖散