80年代の半ば、留守番電話機が一気に普及した時期がありました。
それまでは、録音する機械が別売りで、電話機とつなげて使うようになっていたのです。
折しも、バブル景気に向かう最中のこと。若者たちはおしゃれな一人暮らしに憧れていて、そんな若者をターゲットにした商品がいくつも出てきたのでした。
電話機を冷蔵庫に入れておくのがおしゃれな時期もあった
応答メッセージは、みんな自分の声で吹き込んで作っていたのだけど、これがなかなかキンチョーしたものです。気に入らないと、マイクロテープを巻き戻して、何度も録り直したりして。
そこに誰かが思いついてBGMを入れるようになったのは、間もなくのこと。この選曲にはみんな凝ったものでした。
“短めの前奏で、インパクトがあって...”
なんて考えたのですねぇ。
だから、そういうところに電話を掛けると、最初にまず何かの曲の前奏が流れる。そうして程良いタイミングのところでようやく、
「はい、こちらは○○です。お電話ありがとうございます。あいにく私は外出しております...」
なんて聞こえてきたのです。
丁寧な口調が泣かせます。それを聞いたほうの人物も、割とキチンとしたメッセージを吹き込んだ。
“気の利いた台詞を残さなきゃ!”なんて考えた。
今だったら「ただ今、留守にして...」というメッセージを聞いたあたりで電話を切ってしまう。他に連絡する手段がいくつもあるからですね。ましてや、そこに音楽なんか流れてきても、誰も聞いている暇なんかないだろうなぁ。
思えば当時は、ずいぶんとのんびりした時代だったのですね。
みんなびっくりして切られたのでやめたけど。
今は機械の声ばかりでつまらんと思うふる~い人間です。
みんなに不評で、一週間経たずに消された(笑)
自分で利用しながら、人の留守録には何もメッセージをいれず、何度も電話する変な人です。(笑)
相手の留守電に、僕も何かの曲をまるごと入れたことがありました。テープみんな使ってやろうといたずらしたのだ。
teruさん
ちゃんとメッセージ残してるのかあ。エライですな。聞く方も嬉しいかも。
たとえイタ電でも(-_-)
恵一さん
ん~、不評は悲しいですね。せっかく凝ったのにい、みたいな。
でもみんな、すごく凝ったのですよね。不在を告げるのに「当方、諸方を経巡っておる最中です」とか吹き込んでいるヤツもいたっけ。
はななさん
ああ、そこですそこ! 気持ちはトレンディドラマのつもりなんだけど。
まあ、そんな生活あるわけないし...( -_-)
…で、そんな音楽聴くのヤダって…皆に不評で!
数年やって止めましたのだった…。
でも留守電にメッセージ残すのって、何か気まずいのですよね~?
みんな好きな音楽を使って、楽しんでいたのだよなあ。面白かった。
メッセージを残すのは僕もニガテです。
マサル君
何故か、冷蔵庫に入れるのがおしゃれだったんだねえ。何故か。
特に朝解除するのを忘れていると、
営業日なのに、
「本日は休ませていただいてます。」
のメッセージが流れて、うぎゃ~、と言う事になってました。
また、留守電を聞くのも大変でした。
カツゼツの悪い人とかだと、
何度聞いても何言ってんだか分からない。
ひどい人になると、誰だかわからない。
と言うわけで、留守電の嫌いなぽんすけです。
>何度聞いても何言ってんだか分からない
やはり礼儀正しく丁寧にやらないとイケンですね。
あ、でもカツゼツはしょうがないか。