小町通りにて
古都鎌倉。
どのくらい古い時代に開けたのか、歴史にヨワイので判然とせぬが、たしか源頼朝とかにカンケーあると思います。
修学旅行などでは、こういう歴史ある街を歩かされたり歩いたりしたものですが、当時は特に面白いとは思わなかったです。
「歴史上の人物なんて、自分にはまったく関係ないもんね」といった感じだった。
それが、だんだん歳をとってくると、これが不思議と面白くなってくるのですねぇ。
「鎌倉幕府というのは、武士が初めて政権をとった幕府だそうだよ」
「へぇ～」
「いい国つくろう、なんて年号を憶えたよね」
「へぇ～」
「あんた、聞いてんの？」
「へぇ～」
電線が複雑に交差する風景は、何だかノスタルジーを感じさせます。そう言えば、子供の頃に住んでた街には市電が走ってたっけ。
とても立派な駄菓子屋さん
品数がすごいのだ
今回の旅の一番大事な目的を果たすために、商店街を離れていきます。こんな未舗装の道があったりして、歩くだけでも楽しいのですぞ。
ややゴジラ体型の狛犬が出迎えてくれた、ここは鶴岡八幡宮。きっとこんな場所だ。こんなところに“いる”はず。
ずーっと奥の奥まで歩いて、耳を澄ませて...。
やった！ やっぱりここでした。実はヒグラシの声を聴きたかったのですよう。
「カナカナカナ....」この声は、都内では聴くことが出来ません。郊外の空気のきれいな、少し鬱蒼とした林の中に、ヒグラシたちはいるようなのです。
これで今年も、夏に決別出来そうだ。きちんと秋を迎えることが出来そうだ。
おまけ画像。鶴岡八幡宮の参道で、鳩サブレーの本店を見つけました。真っ白くてとてもきれいな建物。
私もどこかに探しに行こうかなあ。
ちなみに市内に「ヒグラシ」という
おいしい珈琲屋さんがあります。
豆も売ってるし、
アイスコーヒーもお持ち帰りできる店です。
完全に晩夏でっす！！
でも暑い。
そして、鳩サブレー。通訳の仕事で鎌倉観光に付き合ったとき、ここの前を通って、鳩サブレー大好き！って言ったら、クライアントのおじさんがすかさず買ってくれました。オヤジなかなかやるじゃん、と感動した現金な自分(笑)。
街に帰ってくると、アブラゼミしか聞こえまへん( -_-)
ぽんすけさん
ヒグラシって名前のお店、何だか妙に惹かれますな。
その日暮らしというバガボンダー的な意味合いにも取れたりして...(^.^)b
はななさん
そうなのだ、彼らを探しに行ったのでした。
トラバありがとう～です♪ 写真がきれいですねぇ。
おろちさん
そうですよね、東京では聞かないですよね。多摩地区で何とか聞けるか、という感じ。
昆虫は栄養食だそうですな。うええ...。
そして、ツクツクボーシは晩夏のものでしたね！ こいつも哀愁漂うなぁ。
ねるさん
こんだけ鬱蒼としたところに行かないと、彼らはいないのでした。
鳩サブレーは、とっても上品で格式高いところのお菓子だったのですねぇ。ねるさんの「大好き！」というタイミングが良かったのですな。あなたもやりますな(^_^)
せみの声、あまり気にしていなかった
イタリアの夏でした・・・。