またまた
無責任で矛盾を気にせず何でも都合のいいように解釈する、まるで中国共産党のようなペテン師独裁者トランプが、中東への外遊でいかんなくその特徴を発揮したようです。
トランプは
かつて、オバマ夫妻がサウジアラビアを訪問したときにミシェル夫人がスカーフをつけなかったことに対して「サウジアラビアの人びとは侮辱された」としました。
実際にサウジアラビアの誰かがそう言ったわけではなく、とにかく自分に反対する人の立場を悪くする「個人的な感想」を述べただけで、こんな人が後日アメリカ大統領に選ばれることが驚きです。
今回
トランプ夫妻がサウジアラビアを訪問したとき、同様にメラニア夫人がスカーフをつけなかったことに対しては「着用を求められなかった」と関係者が言ったらしい。
つまり
オバマ夫人が「スカーフ着用を求められなかった」かも知れないのに勝手な思い込みで「サウジアラビアの人びとは侮辱された」と述べ、自分の夫人がスカーフをつけなかったことで「サウジアラビアの人びとは侮辱された」とは思わずに、トランプ夫人が「スカーフ着用を求められなかった」と弁解しました。
厳格なイスラム国で
夫人がスカーフをつけなかったことは共通していますが、オバマに対しては「サウジアラビアの人びとは侮辱された」とし、自分の場合には「スカーフ着用を求められなかった」とすることで相手をおとしめられたと考えるところが、いかにも哀れなところです。
自分に都合よく「侮辱された」を使うトランプの「♪小倉生まれで限界そだち♪」なんでしょうか。
米大統領夫人、またスカーフなし=トランプ氏は2年前に批判―サウジ訪問
さてさて、皆様はどう思われますか。