カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞 36 特別検察官 Mueller

2017年05月25日 07時40分28秒 | 海外

Robert Mueller の「日本語」表記に「揺れ」が見られます。

これは大統領選挙で、トランプ陣営がロシア政府組織に関係があったのかどうか、その捜査をトランプ側が妨害したのか、などを捜査する目的で、米司法省の副長官が任命した新しい特別検察官「ミュラー」のことです。

Robert Mueller ですが 

  • ミュラー:Wikipedia・bloomberg
  • マラー  :朝日・Newsweek(日本語版)
  • モラー  :時事・読売・産経・NHK・afp/ロイター(日本語版) 

と異なった表記でした。私たちが比較的多く聞くのは「モラ-」なのでしょうか。

どうでもいいことですが、掘り下げてみるのも一興です。

Wikipediaでは次のように記述されています。

なぜ画像にしたかと言えば、このブログでは通常ウムラウト(uの上に点が2つ)を自然に表記できないからです。

米特別検察官に任命されたミュラーの先祖をたどると

ドイツ系もあるとのことで、元々は「ミュラー」だったのでしょうが、アメリカ式の発音になり、今では「マラー」になっており、「モラー」とも聞こえるのでしょう。

  • ちょうどこれは韓国の「釜山」の読みと同じで、「Pusan」の冒頭の発音が p/b であり、しかも韓国では語頭濁音の例がないようなので(「んばります」が「んばります」になるらしい)、「サン」ではなく「サン」か「サン」なのでしょう。
  • ただし米韓とも、現地人がどう発音して、私たちにどう聞こえるかの問題であり、現地人でさえ地域差があるでしょうから、大した問題でもなさそうです。
  • 誰が聞いても1通りしかない場合もあれば、誰でも3通りに聞こえる場合もあるのですね。

このミュラー

トランプ支持派からすれば、どうでもいい特別検察官ですが、なんとなくいやな特別検察官

反トランプ派からすれば、楽しみな特別検察官であり、ぜひともトランプ弾劾に結びつけてほしい特別検察官

なんでしょうか。

とにかく呆れてしまうトランプ!

  • あれだけNATOをバカにしていたのに、突然協力姿勢を示す
  • あれだけ移民をバカにしていたのに移民を制限する大統領令が2つとも裁判所によって否定され、メキシコ国境に作る壁の費用も予算で認められないもよう
  • あれだけ批判してきたバチカンを、訪問した途端に見直し始めた

無知とは恐ろしいですね(笑)。

ただし

トランプが実際に訪問して考えを変えるのは、まだマシなほう。

沖縄の翁長は、裁判所によって「取り消しが違法」とされてもなおかつ、基地を作らせないとし、いまでも公約のほうが法律の上にあると信じているらしい(笑)。

同じ「公約」を重要視する2人で

最初はトランプは最低だと思っていましたが、トランプのほうがまだマシで翁長のほうが最低だ

こうおもひつつあるけふこのころでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 229 「友人」にご注意を

2017年05月25日 07時15分07秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。

中国の言論弾圧・報道規制をいま一度認識しておきたいもので、決して中国では「日本と同じような報道」をしていないのです。


 南シナ海「石油採掘なら戦争」=中国主席が警告―比大統領 

 【マニラ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は19日演説し、15日に北京で行われた中比首脳会談の際、中国の習近平国家主席が、南シナ海の海域でフィリピンが石油採掘を行えば「戦争になる」と警告したと述べた。 

 大統領は、首脳会談ではフィリピンが南シナ海で石油採掘を行う考えがあると中国側に表明したと明らかにした。これに対し、習主席は「われわれは友人で争いは起こしたくないが、もし強行するなら戦争になるだろう」と語ったという。:時事通信 2017/5/19(金) 23:02配信 


もし仮にですが

中国とフィリピンが本当に友人」ならば、「われわれは友人で争いは起こしたくないが、もし強行するなら戦争になるだろう」ではなく「対立点に関して話し合いをする」ほうを選ぶだろうと思われます。

誰も認めない自分勝手な領土宣言ですが、これを認めないものとは「戦争をする」と威嚇して自説を通そうとします。これはいつもの中国共産党の姿勢であり、驚くべきことではありません。

中国人の言う「友人」がいかにうぬぼれに過ぎず、他者には受け入れがたい主張であるかが、よく分ります。

問題の核心は、「中国固有の領土」とか「神聖な中国の領土」という自分勝手な思い込みと強行であり、近代国家的な観点からは凡そ受け入れがたいのでした。

自ら周辺国の反対を押し切って石油を掘削しながら、他国が石油を掘り起こすと戦争だと威嚇する中国。もう呆れるほどのうぬぼれでした。この根拠が、身勝手な領土宣言であり、これを前提とした「守るべき当然の権利」なのです。要するに、自分勝手な「領土宣言」にそもそもの根源があることになります。

南シナ海で中国が勝手な石油掘削1:ロイター2014年06月12日

南シナ海で中国が勝手な石油掘削2:CNN 2016.01.21 

南シナ海で中国が勝手な石油掘削3:産経ニュース 2016.4.8 

このまま放置するわけにはいかないでしょう。そういう見方が、じょじょに世界の共通した意見になりつつあります。

ここでも世界を敵にしている中国の「中華の独善」がよく分ります。

そんな中でも着実に、無法行為を続ける中国でした。

こんな中国が、北朝鮮を制御できるはずがありませんが、アメリカは中国が主導権をもって対応すべきとしますが、中国はアメリカが主導すべきだと言っております。

対話を拒否する北朝鮮に対して

  • 韓国の新大統領・文在寅(ムン・ジェイン)大統領が対話を呼びかけ←そんなことが果たして実現可能か
  • アメリカは中国に北朝鮮との対話を求め←これも難しそう
  • 中国はアメリカに北朝鮮との対話を求め←これまた非現実的

というところ。いったいどうすりゃいいの?

問答無用とばかり話し合いに応じない「だだっ子」の相手を「話し合いの席に座らせる方法があるのかどうか」ということろです。

時代遅れの

「ワガママ・自惚れ・自画自賛・独善」の中国共産党をどう扱うか、それが問題です。

中国は、中国共産党に有利な「法律」しか認めないとい非法治国家の典型ですから、もう自己崩壊するしかありませんね。北朝鮮と同様になかなか実現しそうにありませんが、どうぞお幸せに!

自分の主張を受け入れないならばすぐに「戦争だ」と安易に叫ぶのは

  • 中国
  • 北朝鮮

という全体主義国家の致命的な欠点でした。

さてさて、皆様はどう思われますか。