1週間ほど前でしたか、自宅へ電話がかかってきました。
「大豆相場はいかがですか」とか「穀物相場が今・・・・・・」などの勧誘がうるさいため、留守録にしています。
もし本当に用事がある人ならば、だいたい「留守録」に残してくれますが、そうでない人「アンケート」「勧誘」、まれには「声を聞きたい」などの場合には、必ずと言っていいほど途中で切ってしまいます。
そういうところへ電話がかかってきたのです。
「コンピュータで無作為にかけております。
次の「町長選挙」で、あなたはどうしますか。必ず行く人は「1」、行かないという人は「2」、その他の場合は「3」を・・・・」
という趣旨だったと記憶していますが、私が留守録にしており、なかなかボタンを押さないので時間制限のためか、「ぷつん」と切れてしまいました。
ここで見られた問題は次のようなものです。
- コンピュータで無作為にかけたのはやむを得ないでしょう。電話帳に載せておりませんが、電話帳に関係なくコンピュータで自動的に選ばれたのでしょうから。
- しかし、出る相手に当該選挙の選挙権があるかないかを考慮せずにかけています。「町長選挙」とは多分2ヶ月先に予定されている「2017年8月6日の与那国町長選挙」ではないかと思われますが、石垣市に住んでいる私に「与那国町長選挙での選挙権」があるかないか、について考慮しないまま電話をかけているのです。〔最初しか聞いておりませんが、最後のほうで「あなたには選挙権がありますか、ある人は1、ない人は2・・・・・・などと予定していたのかも知れませんが、もしそういう意図ならば最初に選挙権のありなしを決めたほうがいいでしょう。〕
- もしも、選挙権がない私が電話に出たと仮定して、そこで押したボタンの種類を機械的に集計して、後日「有権者~人に電話し、そのうち・・・・」となるとしたら、発表される数値にどの程度の信頼性があるのでしょうか。
これに関連するかどうか分かりませんが
長い私の投票史の中で、たった1回だけ「出口調査」に出くわした事があります。投票が終わって出てきたところですので、多分ですが正直に答えたはずだと思います。
たった1回だけですが、私が遭遇したNHKによる出口調査の経験でした。
さらに裁判員制度(2009年5月21日~)が始まった頃のことですが
多分選挙管理委員会からの郵便で
「あなたは今回裁判員の候補にきまりました。なおこれは辞退することができません」
というのが来たので、これを人に話をすると「あなたが知名人だからなんでしょう」というので、「いや無作為に決められたようです」と反論しましたが、その人は自説が正しいと思っていたようで、譲ろうとはしませんでした(笑)。既にご存じかと思いますが、実際の処、無作為に選ばれたようで、しかも私の場合「候補者」に過ぎず、結局そのまま「候補者」のまま放置され、「賞味期限」が過ぎたのでしょう、何もいってこなかったようです。
さてさて、皆様はどう思われますか。