カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞224 南北関係はどうなるか

2017年05月12日 10時34分26秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


大統領選挙(2017/05/09)の翌日(2017/05/10)、文在寅(ムン・ジェイン)が大統領に就任した模様です。

ただし

北朝鮮では、もっともっと他にやるべきことがたくさんありすぎるのに、どれだけ国民が餓死しようとも、ひたすら金王朝の存続を図ろうとしています。

こういう北朝鮮へ限りなく接近しようとする韓国大統領文在寅(ムン・ジェイン)。

これは文在寅に限らず、歴代の韓国大統領がとってきた方針でしたが、ことごとく失敗してしまい、失態を隠そうとして「反日」発言を繰り返してきました。

そんなことをしているうちにどんどん餓死者が増えて人道的立場から食糧援助をしなければならなくなりましたが、それでもまだ軍事開発に走る始末です。

もともと人道からほど遠い「恐怖の国内統治」をしている北朝鮮に対して、人道的見地から食糧援助をしているのが不思議と言えば不思議

同じような大問題が発生しているシリア北朝鮮ですが

事情が異なるでしょうから、単純に比較するわけにはまいりません。

ただし「いずれも大混乱があり極めて不穏な地域になっている」ことは否定できないでしょう。

内戦を制御できなくなったシリア政府がロシアに援助をもとめ、もともと政府軍・反政府軍(これにも多様さが見られます)・ISなどが激しく対立していて、わけが分らない状況になりました。

ロシアがシリア政府を援助しているようですが、それはシリア大統領一族や反政府軍への軍事援助になるだけで、シリア人のためになっているとは思えません

これらを米露などの外国が、それぞれの利害関係に従って「空爆」で鎮めようとしましたが、火に油を注ぐようにものすごい数の難民が発生し、かれらはヨーロッパへ向かい受け入れられたものです。

しかし難民の数が多すぎたこと、しかもその難民中の不穏分子や前から移民した人の子どもたちが不満をもって多くのテロを起こすという状況になりました。関係者は触れようとしませんが、この不満は深刻な「宗教的習慣の違い」に関係していると思います。

韓国が同じ「韓族」である隣国の北朝鮮を援助しても

その援助が国民全体に行き渡ることはなく、だた金一族と取り巻きヨイショ連中の為に費やされるという始末。これが軍事開発の元になっていることは否定できません。

過去の大統領就任演説から「朝鮮半島」関係で引用してみました。 


わたしは、朝鮮半島の平和増進と共同繁栄を目標とする「平和繁栄政策」を、いくつかの原則を持って推進していきます。:盧武鉉大統領 就任演説 

平和統一の基盤を固めます。:李明博大統領 就任演説  

平和統一の基盤構築 :朴槿恵大統領 就任演説  

朴大統領「来年にも南北統一するかも」と発言、韓国で物議:Record china 2015年8月19日 


韓国新大統領文在寅(ムン・ジェイン)の演説 

朝鮮半島の平和定着のためなら、私ができることは何でもやる:2017年5月12日 毎日新聞

朝鮮半島の平和のために東奔西走する。:2017年05月10日 13時31分 読売新聞 


金大中~盧武鉉の左翼政権時代には北朝鮮にだまされ、李明博~朴槿恵の右翼政権時代に日韓関係は戦後最悪ともされました。

朝鮮半島関係で大統領が述べた事は単なる「夢物語」であり、何一つ実現していません。

これらから文在寅(ムン・ジェイン)の行く末も容易に想像できますね。

もちろんどうなるか分らないのが現在進行中のどろどろした国際関係ですから、期待したいものですが、またまた就任演説にだまされる可能性があるため、過去を知っておくのが大切だと思い、引用しました。

これを知った上で今を的確に判断したいものです。

新大統領の文在寅(ムン・ジェイン)が

対話を拒否する北朝鮮と対話する

という「美しい目標」をかかげるのは結構なことですが

その対話が、北朝鮮国民との対話ではなく、「金王朝を存続させるための対話」になるかも知れない、という心配をしています。 


これら韓国での焦点となっている南北関係さえ進歩していないことを考慮すると、日韓関係の好転は、まず望めないでしょう。

韓国では、右翼政権になろうとも左翼政権になろうとも変わらないのは歴代政府が音頭をとって推進してきた「反日」国是でして、もう政府が制御できるレベルではなくなったようですね(笑)。

ある国の政府が、政権維持のために何かに介入しても、その後もう制御できないほどの影響力をもってしまい、やがて政府さえ手が出なくなる、という好見本でしょうか。韓国政府は、中国政府のように「豹変」することを学ばねばならないようです(笑)。

右翼保守政権下で戦後最悪の日韓関係に陥ったのだから、左翼政権になったほうがマシなのか、それとも最悪に陥ったけれども右翼政権のほうがマシだったのか、近々その結果が分るでしょう。 


ちなみに次のような報道も見られました。

北朝鮮への対抗はあまりに重要であり、(歴史的な反日国是から)第二次大戦の問題が支障となることは許されない〔米紙ウォールストリート・ジャーナル〕:iza 2017.4.11 09:42 


「朝鮮は中国の一部だった」〔huffingtonpost 2017年04月20日 

と発言したらしいのは中国首脳部でしたが、韓国為政者はこの内容を否定しました。

私は「今でも韓国は中国の一部である」とみていますので「一部だった」は当然その中に含まれます。

自分自身をしっかり見つめることができない韓国人が日本に「歴史から学べ」とは落語のようですね。

その張り子の虎のような韓国が、尊大さを隠すことなく北朝鮮へ接近しているのもまた落語のようにおもしろいと感じる今日このごろでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞 223 不寛容さ

2017年05月12日 02時07分30秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。そんなに頻繁にリンクを確認できませんので・・・・・・。


どうも気になるのが、中国・韓国の不寛容な姿勢です。

まるで「イスラムの不寛容」そっくりですね。

やはり儒教は「他の主張を許さない」「邪教を認めない」という「一神教」の1つなんでしょうか。 

ファシズムコミュニズムも、異なる意見を許さないとする点では、似たようなものですね。

左や右という分類だけでは理解できない世の中になったということでしょう。事実「左翼」とか「右翼」では説明できないことが増えてきたように思います。

分りやすく言えば、儒教国(中国・朝鮮半島)では

ある説が絶対的に正しいのであり、それ以外は間違っているという「全体主義」が横行しているのでしょう。

そもそも

「死守する」というのに、誤りがありそうです。これは「自分が絶対的に正しい」と信じることに起因し、必然的に他者を排除します。

つまり自分のことにしか関心がないため、多くの他者も「自分が一番正しい」と思っていることを理解できていません。

これを避けるために、大声を上げます。声が大きいほうが「支配権を獲得できる」という幼稚な思考ですね(笑)。

不都合なものを禁止するというのは、中国・北朝鮮はもちろんのこと、韓国でも見られます。

こういうと、「日本にも不都合なことを禁止する傾向がみられる」というあなた!

おっしゃる通りなんですが、中国・朝鮮半島のひどさに目をふさいだまま言っていませんか。あまりにもレベルが違いすぎるという点に是非とも目覚めていただきとう存じます。何らかの主張をする時には、それなりに広い視野が必要なんでしょう。

そう、「不都合なことを禁止する」というのは中国・北朝鮮に特異なことなんですね。

韓国の場合

中国・北朝鮮に比べてあからさまな禁止はそれほど多くはないように見えますが、日常の些細なこと以外では世論が一律・一色であるのは否定できず、他説を容認しない・多様性がないという点で、韓国は中国・北朝鮮そっくりです

つまり

  • ソ連が崩壊した結果、たくさんの独立国家が誕生したこと
  • 統一されさらに広く拡張しようとするEUが、いま分裂の危機にあり
  • グローバル化を否定し、自国第一主義(米大統領トランプやイスラム過激派のテロに悩むヨーロッパでみられます)が台頭してきたこと
  • 国連加盟国が極端に増えてきたこと

これらはすべて「力による統一の限界」を示していますが、中国だけがこれに反する「力による一元化」を続けています。

中国は、共産主義を捨て去ったにもかかわらず中国共産党が支配を続けるという不思議な国ですが、北朝鮮がこれにそっくりなのです。

明治期に中国から日本へ多くやってきた留学生が、母国中国ではずっと長い間ほとんど衰退していた・或いは禁止されてきた陽明学が当時の日本で盛んなのを知り、日本から中国へ逆輸入したようです(元々中国の儒教でした)。

どうも怪しい陽明学ではありますが・・・・・・。

このようにかつて不都合な陽明学を禁止していた中国らしいのですが、今でも中国では

中国共産党に反すること全てを禁止していて多様性などまったくない

ようでして、100年前も今も、何も変わっていません。

つまり、いい加減な分類方法に従っていては、現実を見誤る、ということでしょうか。

皆様のまわりにも、そんな人がいませんか。「あっ、あれは」「それは」と決めつける人のことです。「レッテル貼り」はできるだけなくしたいものですね。

現実をみないまま「理論」を優先する中国の強制的な「レッテル貼り」には注意しましょう、ということです。

まったく理論がないのも時代に流されるだけの根無し草ですので、そのあたりの兼ね合いが難しいところです。

さてさて、皆様はどう思われますか。