カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

沖縄の醜聞 24

2017年05月24日 10時03分28秒 | 事件・事故・災害

「うっかりしていると見逃してしまいそう」な醜聞や「自分と異なる意見を醜聞」とする醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうですよ。

ここでは、「公には」多様性がなく言論の自由さえみられない沖縄が、その点で中国・韓国そっくりであることを述べています。

しかし私は、そんな「異論を認めようとしないで大勢に従おうとしている」沖縄県民にさえ、幸あれと祈らずにはいられません。


管制ミスで27便が遅延=航空機同士対面、動けず―那覇空港

 19日午後2時30分ごろ、那覇空港(那覇市)の誘導路で、仙台発の全日空の旅客機1863便(ボーイング767型機)と、上海行き中国東方航空の旅客機2086便(エアバス321型機)が向き合う状態になった。
 管制官の指示ミスが原因で、27便が最大約1時間遅延した。乗客乗員にけがはなかった。:時事通信 2017/5/19(金) 22:24配信


到着機と出発機が鉢合わせ、誘導路40分動けず 

 19日午後2時半頃、那覇空港の滑走路東側の誘導路上で、仙台空港から到着した全日空1863便(ボーイング767型機)が、上海に出発予定で約200メートル先に待機していた中国東方航空2086便(エアバス321型機)と鉢合わせになり、約40分間、移動できなくなった。:読売新聞 2017/5/20(土) 0:03


管制官のミスで発生したと思われます。

那覇空港ですので、沖縄の2紙がどう報道しているかを知るのがいいと思い調べましたが、琉球新報・沖縄タイムスの両方とも電子版には記事がみられませんでした。〔2017年05月20日(土) 05:44:41現在〕

沖縄タイムスでは

この件は見られませんでした。さらに検索窓で「那覇」としても「那覇空港」としても見られませんでした。

「那覇空港」の検索で見られたのは以下の通りです。 


空自F15、飛行中に電気系統不具合 那覇に緊急着陸 民間機影響なし:2017年5月18日 21:11 

那覇空港、長時間待たされる観光客… レンタカー送迎バスの乗り場移転を検討:2017年5月17日 15:47 


空自に緊急着陸や長時間待たされる観光客観性も大切でしょう。

先入観はいけませんが、管制官ミスは、沖縄タイムスや琉球新報では、大した問題ではないと判断したのでしょうか、それともたまたま偶然のことだったのでしょうか。:2017年05月20日 05:20:00

こういう管制官のうっかりミスは、やがて大きな事故につながるかも知れないので、十分に注意していただく必要があります。判断力が欠如しているのでしょうね。 

さてさて、皆様はどう思われますか。 


韓国の醜聞229 北朝鮮と中国

2017年05月24日 09時56分51秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


はたして

  • 北朝鮮が内部崩壊するのだろうか
  • 中国共産党が内部崩壊するのだろうか

これらは似た疑問であり

どこかで「外部からの働きかけ」ではなく「内部崩壊」を期待していることを暗示しています。外部から崩壊させたのではなく、内部崩壊したほうが、あとあとまで引きずる問題がより少ないからだと思われます。

しかしなかなか内部崩壊に至らないのはなぜか。

それは、徹底した粛正・弾圧・報道規制が「内部クーデター」を防いでいるからのようで、国民が大きな犠牲者になっていることは言う迄もありません。

考えて見れば

いや考えなくても分りますが、中国・北朝鮮は似たもの同士ですね。ここに南北分裂した韓国がからみ、中国がその韓国へ制裁し続けているのが現状です。

  • 北朝鮮の崩壊
  • 中国の崩壊
  • 朝鮮半島の統一(南北のどちらが主導するかは別問題として)

のどれが、最初なんでしょうか。 


「CIA長官と亡命元駐英北公使、金正恩政権の転覆可能性を議論」

朝鮮日報日本語版 2017/05/20 08:22 


アメリカCIA長官ポンぺオが韓国を訪問したとき

元イギリス駐在の北朝鮮公使で、韓国へ亡命した太永浩(テ・ヨンホ)と話し合っていたようです。

これによると若い指導者金正恩への反発は庶民レベルで相当大きくなっているようで、「謀反が起こることはあり得る」とのことです。この裏には「100人を超える党・政・軍幹部を殺害」してきたことによるようです。

北朝鮮がどんな理由であれ暴発すれば、国境を接する韓国ソウルが一番の被害を受けるでしょうから、韓国では相当警戒しているようです。

一方で

最近ソウルへ行った人の話では、日本での危機感などどこ吹く風とばかり、完全に麻痺してしまったのかどうか(それが危ないのですが)、かなりのんびりしているようで、北朝鮮が同じ韓族である韓国を攻めるはずがない、とみる意見もあります。

あまりに神経質になりすぎるのもどうかとは思いますが、昨今の北朝鮮の挑発は異様ですから、決して日本だけが行きすぎているとは思えず、むしろ危機に備えない韓国の体質が事故や事件を繰り返す下地になっているのではないかと疑ってしまいます。

もしも私たちが、朝鮮半島の南北危機を人間社会のことで考えてみるならば、どうなるでしょうか。

他人同士ならば少しは遠慮というものがあるでしょうが、「手の内をよく知っている」親戚同士だと、遠慮というのを忘れて攻撃し合い、ひどい場合には血みどろの争いになりがちです。

国同士の場合、短期間の見かけの政治体制はどうでもよく、民族性を重視するあまり、激しい争いになるだろうことは容易に想像できます。

中国の立場ですが

  • かつてのソ連がEUと国境を接するあたりに、紛争を避ける意味で「緩衝地帯としての東欧諸国」を必要としていたのですが、ソ連が崩壊して東方中心のロシア連邦になってしまい、西側にあった東欧諸国がどんどんEU・NATOに加盟しているにもかかわらず、ロシアは体質的には緩衝地帯を必要としているようです。ベラルーシやウクライナ東部がその役割を果たせるかどうか。
  • これと同じで、中国によって北朝鮮は、緩衝地帯なのです。それを韓国が主導して朝鮮半島を統一することは、中国国境にまでアメリカの勢力が及ぶということになり、中国として認められません。北朝鮮が主導する朝鮮半島統一が中国にとって切実な要件であることがよく分ります。中国にとって北朝鮮は崩壊してほしくなく、殺さず生かさず存在し続けてもらいたいのが本音でしょう。そしてそれが、朝鮮半島統一の障害になっているのです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 35 トランプが中東へ

2017年05月24日 08時43分40秒 | 海外

米大統領トランプが、就任後4ヶ月目の今、中東を訪問中です。

内政で大混乱を起こしているトランプですが、はたして初の外遊で内政の失点を回復できるかどうかですね。

初回に内政で大量点を取られたのを、外遊によって「同点」までとは言わなくても「挽回可能な得点差」にまでもっていけるかどうか、でしょうか。

そのためには、いつもの「外に敵をつくる」という原則にしたがい、イランや北朝鮮を標的にするのでしょうか。

前大統領オバマの方針によって、イランとの良好な関係をもてそうな兆しを見せましたが、その反面アメリカと、サウジアラビア・イスラエルとの関係を悪化させました。

新しい大統領トランプは、オバマの方針にことごとく反抗して、これを白紙に戻し、問題の多いサウジアラビアを訪問して「反イラン」を明確に表明しました。この結果、アメリカとサウジアラビア・イスラエルとの関係が好転する兆しを見せています。

揺れ動くアメリカの中東対策」ですね。

娘婿であるユダヤ教徒の影響も大きいらしく、イスラエルを訪問したときにもトランプは現職米大統領としては初の「歎きの壁」で祈りを捧げました。

純粋に宗教的な儀礼ならばいいのでしょうが、反イラン・反オバマ色を出したことに憂慮する人がいることでしょう。

はたして

  • オバマの手法が中東和平に貢献したのか
  • トランプの手法が中東和平に貢献するか

「力によって和平が達成できる」と信じるアメリカは

銃(力)で和平(射殺)が達成できると考え「銃の普及を推進」した結果銃犯罪が激増」し、さらにこれに備えるために「銃携帯が常態化」するので一層「銃犯罪が増える」、という負の連鎖が生じているのです。

もともとのアメリカの治安の悪さを「銃の携帯」で少しでも良くしようとするのですが、これが治安をより悪くしています。これを緩和しようと宗教を利用するのですが、これまた多様な意見があり、宗教が銃社会を促進する場合もあり、大混乱を見せています。

これと同じことを中東で繰り返そうとするのでしょうか。

銃とは直接関係がなさそうですが

暴力で暴力を押さえつけようとする点で、中国やフィリピンの今の首脳が似たことをやっています。

トランプ習近平ドゥテルテ

世界の報道機関が

その資本関係で揺れ動き、明らかにどこどこの肩を持つことをせずに暗に匂わせるだけの現在、確かなのは「読者の判断力」であり、それを補完するのがメディア情報です。

私は、決して「メディア情報がそのまま読者の判断となる」のではないと考えています。あくまでも「読者の判断力」が優先され、それを助けるのがメディア情報なんです。

しかし世間を見ていると多くの人が、ニュース情報をそのまま「正しいと信じて」鵜呑みにし、これをまき散らすことが「自分の判断だ」と考えているようです。

現実は「自分の判断」ではなく「ニュース情報」に踊らされているだけなのかも知れません。特にメディアの「批判的な情報」の場合、そのまま踊らされることも多いようです。確かにメディアの「批判的な情報」の本質を見きわめることは相当難しいようですが・・・。

私は、中国・韓国をみていると一層その印象を強めます。

日本人が日本をより正確に把握するために、中国・韓国を知る必要がありそうですね。

日本人が日本を知っているだけでは、ちょうど「多くの中国人が中国を知るだけで、多くの韓国人が韓国を知るだけで、世界が理解できると錯覚している」のと同じで、視野が狭くなりだめなんでしょうね。

一方、日本を知らないまま外国を詳しく知ると、足元を見ないまま遠くばかりを見るので、これまた大きな弊害を生みそうです。

尤も「一色に染まるだけ」の中国・韓国には言論の自由がないので、そこの報道にはほとんど見るべき所がありませんが、アメリカの報道にも注意が必要です。

大切なのは

外から見るとほとんど言論の自由がないと思われる中国・韓国ですが、本人たちは「洗脳されている」ことに気が付かず、「本心から正しい言動に走っている」と思っていることです。

これが「自分だけが善である」という「うぬぼれ」を生み、儒教特有の序列意識へと発展することでしょう。

そういう視点を得た人は、日本の報道やアメリカの報道があふれる現在でも、きっと健全な懐疑心もって接することができそうです。

この件で、報道はどうなっているでしょうか。 


トランプ大統領 サウジ国王と会談 軍事やテロ対策で連携

:NHK 2017年5月21日 6時18分


閉鎖的でいろいろ問題があるサウジアラビアですが

サウジアラビアがイランと敵対している

という理由で、トランプはサウジアラビアを支援し

12兆円もの武器などの販売に合意したようです。本来ならばアメリカが一番嫌うはずの身分制度を維持している国(サウジアラビアのタブー)ですが、対イランのこともあり、トランプは熱心にサウジアラビアを擁護(反イラン)しました。

  • 問題が多すぎる中国を容認しながら、北朝鮮に敵対する
  • 問題が多すぎるサウジアラビアを容認しながら、イランに敵対する

似てますね。いずれその「容認」には破綻の時がやってくるでしょうが。

オバマ

イランへの軟化を示したため、アメリカとサウジアラビア・イスラエルとの関係があやしくなっていました。

しかし今回のトランプが中東訪問で

オバマの正反対を歩み、反イランを明確に打ち出し、アメリカとサウジアラビア・イスラエルの関係を好転させたようです

トランプはオバマが築いてきた中東和平を根本から揺るがしましたが

この合意でトランプが署名したからと言っても単なる「口約束」に過ぎず、後日米議会の承認が必要でしょうし、また肝心のトランプが今年2017年一杯もつかどうか分らないのですから、じつに不安定なものですね。


トランプ氏、中東和平「合意に自信」 イスラエル首相と会談

:日経 2017/5/23 


トランプは、娘婿がアメリカ生まれのユダヤ教徒であるからか

べったりイスラエル寄りで、イランが絶対に核を持てないようにする。私が保証する」としたトランプ。これまた他のこと同様にアドバルーンに過ぎず、あてにならないのでしょうか。

イスラエルが再びアメリカの支援をえて無謀な言動に走らないよう祈るだけです。

トランプが

核兵器をもつことに憂慮する人が多いのに、そのトランプが「イランに核兵器を持たせないと保証する」とはいったいどういうことでしょうか。

アメリカが再びイスラエル・サウジアラビアを支援することが

  • 中東に和平をもたらすことになるのか
  • 中東に再び対立が生まれ和平から遠く離れていくのか

誰にも分りません。私は後者のほうではないかとは思いますが、2000年という長い時間をかけて形成されてきた宗教関係でしょうから、これまた長い時間をかけて宗教対立を解消していかねばならないのでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。